
ゴルフクラブ
Gridge編集部
【コースで検証】飛ばしたいけどやさしさも欲しい! 最新XXIOシリーズを打ち比べ!
さまざまなカテゴリで高性能なクラブをリリースしているダンロップ。今回は鶴舞カントリー倶楽部のご協力のもと、実際のコースを使用して、『XXIO14』シリーズを試打しました。『XXIO14』と『XXIO14+』の違いを中心に特徴や選び方のポイントを解説していきます。
【ウッド編】『XXIO14』は上がってつかまる 『XXIO14+』は強弾道の飛びが魅力
ダンロップのクラブの中で、特に人気なカテゴリの一つが「ドライバー」です。昨年末に発売された『XXIO14』シリーズは、フェース素材を全く新しい『VR-チタン』に一新。従来モデルで培ってきた振りやすさと安定性に加えて、フェースの強烈な弾きによる「一撃の飛び」が加わりました。
今回、コースで『XXIO14』シリーズの2つのドライバーを打ち比べると、それぞれの特徴が見えてきました。
XXIO14 ドライバー
まず『XXIO14 ドライバー』は、ヘッドターンによるつかまりの良さに加えて、ボールの上がりやすさが特徴的でした。スライスやプッシュなど、右に曲がるミスの出る感じが全くなく、安定してストレートからドローの弾道で飛ばせます。XXIOらしい爽快な打球音に加え、新素材による高反発性能の効果で、インパクト時には手に伝わる強烈な弾きを感じました。ヘッド自体が軽量で振り抜きやすい特性もありますので、HS40m/s以下のゴルファーが効率良く飛ばせるドライバーに仕上がっています。
XXIO14+ ドライバー
一方、『XXIO14+ ドライバー』は、『XXIO』らしさを残しながらアスリートライクなドライバーに仕上がっています。まずフェースアングルはストレートで、クラウンもマットなカラーなので、締まった精悍な顔になっています。打音はさらに落ち着いた低めの音で、中・高弾道のスピンを抑えたボールで飛ばすことができます。
よく『XXIO14+ ドライバー』は、ダンロップのアスリートブランドである『SRIXON』とどう選び分ければいいのか、という疑問の声が上がります。弾道の高さやボールの強さはたしかに近いものがありますが、大きな違いはボールのつかまりです。『XXIO14+ ドライバー』はアスリートライクでも右のミスが出にくく、安定してつかまったドローが打てます。『SRIXON』は左のミスを抑えやすい特性のヘッドが揃っているので、ミスの傾向に合わせて選ぶのが正解です。右のミスを消したいなら『XXIO14+ ドライバー』ですし、左を気にせず叩きたければ『SRIXON』のドライバーが最適です。
ちなみに、ドライバーの他に『XXIO14』シリーズのフェアウェイウッドやハイブリッドも試打しました。つかまりの良さからボールが左に曲がる傾向が強かったドライバーに比べ、フェアウェイウッドやハイブリッドはとにかくネジレの少ない真っすぐなボールが打ちやすくなっていました。スピン量も適正になりやすく、キャリーが安定することも特徴的でした。その中で、『XXIO14』はより高弾道で止まる球、『XXIO14+』は強弾道で飛距離を稼ぎやすくなっています。
【アイアン編】『XXIO14』と『XXIO14+』はアイアンの性格がくっきり分かれる
ウッドに続いて、『XXIO14』シリーズのアイアンをテストしました。同じ7番アイアンを並べて顔をチェックすると、クラブとして明らかな性格の違いが感じられました。
まず、『XXIO14 アイアン』はフェース長のある大きめなヘッドで、トップブレードもかなり厚く仕上げられています。しっかりとグースの付けられたネックも含め、構えたときの安心感が強いモデルとなっています。
フェースにはドライバーと同じ「VRチタン」が採用され、ボールを打つと弾きがとても強いです。重心の低さでしっかり高さが出ますし、ミスヒットでも飛距離ロスや方向のズレが小さく抑えられることもポイントです。
『XXIO14+ アイアン』は顔の系統が大きく変わります。ネックがストレートに近くなり、トゥが高めで、ヒールが低い設計でアスリートライクな形状になっています。トップブレードの厚みは『XXIO』らしさを感じますが、顔の作りは『SRIXON』に近いモデルだと言えるでしょう。
実際、打感もソフトでフェースに乗る感覚があり、弾きの良さがあった『XXIO14 アイアン』と対照的でした。フェース素材が違うこともありますが、顔の造形に合ったフィーリングに調整されているのでしょう。スピンの利いたグリーンに止まる球が打ちやすいですし、適度にボールを操作することもできます。軟鉄鍛造のキャビティなど、アスリートモデルのアイアンに難しさを感じている人がスムーズに移行できて、結果も出るアイアンになっています。
ダンロップは、モデルごとにターゲットを明確に分け、最適な性能が出るようクラブを設計しています。その違いはコースで試打をすることでしっかり感じ取ることができました。もしゴルフで何かの悩みを抱えているなら、本記事を参考にしつつ、ダンロップのクラブを試打してみてください。悩みを解消してくれるベストなクラブを見つけることができるはずです。
※本記事は実際のコースで試打した際のインプレッションをもとにしています。試打者のスイングタイプやヘッドスピードなどにより、性能の感じ方や弾道には個人差があります。




