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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

ドライバーは得意だけど芝の上のボールが上手く打てないお客様(その1)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、「ドライバーは得意ですが、芝の上にあるボールが上手く打てません」というc様が、ダウンブローの練習をするお話です。

定年退職

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入門されて3回しかレッスンをしていませんが、c様もラウンドレッスンに参加することになりました。

私としては、最低5回はレッスンをしてから、ラウンドレッスンにお誘いするのですが、c様のご希望でラウンドレッスンすることになりました。

c様は、60歳で退職して、これからは自分の好きなことをして楽しく生きたいとのことでした。

まず手始めに、在職中は90を切ったことがなかったので、目標をゴルフで90を切るとしたそうです。

ドライバーショットが好きです

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当日、朝一番のドライバーショットは私とほぼ同じくらいでしたので、体格も良いしボールは飛ぶ方なのだと思いました。

ロングホール(パー5)なので、セカンドショットはまだ270ヤード以上残っていましたが、ラフからなのかアイアンで打ちました。

しかし、ダフリで50ヤードくらいしか飛びませんでした。

次にフェアウェイからフェアウェイウッドで打ちましたが、ダフってチョロです。

私は、一部始終見ていましたので、原因を2つ指摘させていただきました。

まず、ボールの位置です。

c様は、ドライバーと同じ左足の踵(かかと)にしてアドレスしました(私は、その時点でミスを予感しました)。

私「c様はドライバーと同じ左足踵にボールをセットして打ちましたが、ドライバーはアッパーブローですからその位置でも良いと思います。芝の上にあるボールはレベルブローかダウンブローで打たなくては、ミスになる確率が高いのです」

ダウンブローに打つためには

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ダウンブローに打つためには、ヘッドがスイング中の最下点に到達するボール1個くらい手前でインパクトしなくてはいけません」

c様「そうですか、ボールの位置はすべて同じと教わって来ました」

私「それともう1つは、体が動き過ぎています。ドライバーはティーアップしていますので、少しくらい体が動いてもボールに当たりますし強い当たりになることもありますが、芝の上から打つのですから軸と頭は動かさないほうがナイスショットの確率が高くなります」

その後も、ティーアップしたボールは上手く打てますが、芝の上にあるボールに苦戦していました。

私「普段の練習でドライバー中心に練習をしていませんか?」

c様「そうですね、ドライバーが好きですし、筋トレを兼ねるつもりで打っています」

私「90を切るためには、ダウンブローにボールを打つ練習をしないと切れませんから、次回のレッスンからダウンブローの練習をしましょう」

次回は、ダウンブローの練習です。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。