ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
sh様はドライバーが得意でアイアンが上手く打てません。(その2)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、ドライバーが得意でアイアンが上手く打てないsh様の続きです。
ドライバーがフェアウェイに打てて、残りが120ヤードなら上手くいけばバーディーが取れるかもしれません。
しかし、夢は一瞬で終わります。
ドライバーが得意です
sh様は、少しオーバースイングで体重移動が多いタイプですから、ティーアップして打つドライバーは比較的に良く当たり飛びます。
しかし、芝の上にある物を打つ場合、体重移動の多い方はミスヒットの確率が高くなってしまいます。
ティーアップして打つドライバーはヘッドも大きいですし、ボールの下の部分に空きがありますので、多少のヘッドのズレも許されますが、芝の上のボールはそういう訳にはいきません。
ダフってしまいます
ドライバーでナイスショットして、フェアーウェイに行きました。
そこからグリーンまで120ヤードなので、ピッチングウェッジのフルショットで打ちましたが、ダフってグリーン手前のバンカーに入ってしまいました。
バンカーからボールが一回で出ないで、ダブルボギーという結果になってしまうこともあります。
ピッチングウェッジのダフリが原因で、大きなミスに繋(つな)がります。
ピッチングウェッジが得意な方は多いと思いますが、ピッチングウェッジでもフルショットをすれば、体が大きく動きますのでミスの確率が高くなります。
上級者は、こんな苦い経験を数多くしています。
頭を残し体を余り動かさないようにする
上級者なら、ピッチングウェッジのフルショットでは、力が入りミスの確率が高くなることは良く分かっていますので、9番アイアンで、余り体に負荷を掛けないように、軸と頭を動かないようにして軽く打ったりします。
ピッチングウェッジでも9番アイアンで軽く打ってもクリーンに当たればボールはグリーン上に止まる確率は高いと思います。
たとえ、ボールがグリーンエッジまで転がっても、そこから寄せればパーは取れるかも知れません。
9番アイアンで軽く打つと言うテクニックを使うだけで、そのダブルボギーは防げた可能性が高いのです。
sh様が必要としているテクニックは、フルショットではなく、体を余り動かさなくても済み、ボールを正確にヒットするハーフスイングから生まれる正確で確実にボールをとらえるショットです。
このハーフスイングのテクニックを覚えれば念願のハンデ15になれます。
上記の様に説明して、ハーフスイングの練習からレッスンが始まりました。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。