ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
Gridgeの記事を読み来店してくれたu様のお話 その3
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、Gridgeの記事を読み来店してくれたu様のお話その3です。
今回は、アプローチのことについてお話をしました。
アプローチ
いつものようにu様がレッスンにお見えになりました。
何か練習をしたいテーマがありますかとお聞きしました。
u様「アプローチを教えてください」
私「グリーン周りのアプローチですね。u様のお得意の寄せはどんな方法ですか?」
u様「得意ではありませんが、使用クラブはいつもサンドウェッジです」
私「即答ですね。」
u様「グリーン周りは、何となくサンドウェッジを使うものだと思っています」
私「それでは、前回ラウンドした時にグリーン周りから何回サンドウェッジを使って1メートル以内に寄せられましたか?」
u様「1メートル以内は一度もありません」
私「それでは、ザックリとトップのミスは?」
u様「……回数は思い出せません」
サンドウェッジは難しいクラブです
グリーン周りから使うクラブで一番難しいクラブは、サンドウェッジです。
サンドウェッジの特徴は、ロフトが寝ているので、ボールが高く上りスピンが多く掛かります。
しかし、サンドウェッジは特殊なクラブです。
他のクラブはフェース面でボールを打つイメージで良いのですが、サンドウェッジはロフトが寝ている分、リーディングエッジが最初にボールに接触しますので、他のクラブのようにフェース面で打とうと思うとダフリます(極端にハンドファーストにした場合を除きます)。
しかし、ピッチングウェッジならロフトが立っていますので、フェース面で打つ普通のクラブの感覚で打てます。
つまり、80台でラウンドするのにアプローチでサンドウェッジは使ってはいけませんということです。
u様が、サンドウェッジを使う時は、選択肢がそれしかない時に限ります。
……と付け加えましたが、その場面は極めて少ないはずです。
ピッチエンドラン
そしてu様には、ピッチエンドランを主体としたグリーン周りからの打ち方をレクチャーさせていただきました。
内容は、ピッエンドランの考え方は、キャリー半分ラン半分が基本ということです。
現在のクラブはロフトの立っている物が多く、一概にピッチングウェッジと言えませんので、練習の時にキャリー半分ラン半分に相当するクラブを見つけ、多く練習をすることです。
この練習は練習量が必要です。頭で理解したからできるというものではありません。
体の感覚に覚え込ませるだけの練習量が必要です。
「基本をコツコツと練習するu様なら会得できます」とレクチャーさせていただきました。
次回は、いつも負けている父親と義弟さんとの勝負ラウンドのお話です。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。