ゴルフスイング
現役レッスンプロ みやヴぃ
【初心者向け】〜正しいアドレスの作り方〜
みなさんこんにちは!
現役レッスンプロのみやヴぃです。
今回は、正しいアドレスの作り方をお伝えしたいと思います。
正しいアドレスを覚えることで、安定感のあるスイングができ、ミート率の向上、球筋の安定にもつながります。
悪いクセが付かないうちに、正しいアドレスを覚えてナイスショットを連発しましょう!
正しい姿勢を覚えよう!
基本的にアドレスは後方からと正面からの2方向から確認していきます。
後方からは、正しい姿勢、手のポジション、足・腰・肩のアライメント(方向)の確認。
正面からは、肩の傾き、手のポジション、ボール位置、体重配分などを確認していきます。
後方からの確認すべきポイント
後方からの確認すべきポイントは、正しい姿勢(前傾や膝の曲がり具合、手のポジション等)、足・腰・肩のアライメント(方向)の確認です。
ひとつずつ解説していきます。
①正しい姿勢の作り方
・足を閉じて足の中心にボールを置いて立ちます。
・両足を一歩ずつ肩幅に開きます。
・背筋を一度伸ばし、股関節から30度もしくはおへそがボールのほうに向くくらい前傾をします(股関節から前傾するのが分からなければ、足の付け根にクラブを当てがって、そのまま前傾しましょう。足の付け根が分からなければ足を持ち上げると足の付け根で曲がる所が分かります)。
・必ず前傾をしてから、膝を軽くゆるめます(前傾する前に膝を曲げると骨盤が後傾してしまい、股関節から骨盤を前傾することができなくなります。要注意。膝は曲げ過ぎず、軽く緩める程度で十分です)。
・腕をダランと垂らした所でグリップを作りましょう。
・その時のクラブヘッドの位置がボールを置くべき位置です。
以上で、正しいアドレスの完成!
※上記はすべて7番アイアンでの構えの基準です。
②アライメント(方向)の確認
スタンス・膝・腰・肩(もしくは前腕)の向きが真っすぐ目標方向に向いているか確かめる。
※スタンスの向きはつま先ではなく、かかとのラインで確かめましょう。
※スタンスは、打ちたい球筋によってオープン(左向き)でもクローズ(右向き)でも構いません。
※一番重要なのは肩(もしくは前腕)と腰の向きが目標方向に正しく向いているかです。
正面からの確認すべきポイント
正面からは、肩の傾き、手のポジション、ボール位置、体重配分などを確認していきます。
※下記の内容はすべて7番アイアンの構えの基準です。
①肩の傾き
よく両肩の高さを同じ高さで構える方がいらっしゃいますが、正しくは右肩のほうがこぶし一個分下がっているのが正しい構えとなり、若干背骨の軸が右に傾きます。
グリップを作るときに、右手のほうが下で握るので、当然右肩が低くなります。
両肩の高さを揃えると、右肘が突っ張り右肩が前に出た構えになり、アウトサイドイン軌道の原因となります。
②手のポジション
手のポジションはグリップエンドが左股関節の中心を指す位置=左内ももの前くらいが適正です。
過度なハンドファーストの構えは厳禁ですが、ハンドレイト過ぎるのもよくありません。
③ボール位置
ほぼセンター、ボール半個分左寄りでも可。
④体重配分
体重配分はほぼセンターですが、上記で書いた通り背骨の軸が右に少し傾くのが通常の構えとなるため、骨盤の位置は少し左寄りに構えないと重心がセンターにきません。
骨盤の位置はセンターではありません。
まとめ
正しいアドレスを確かめるには後方からと、正面からで判断しなければなりません。
「後方」からは正しい姿勢かどうか、アライメントが真っすぐに構えられているかどうか。
「正面」からは、肩の傾きや手のポジション、ボール位置、体重配分などを確認しましょう。
ナイスショットを打つためには正しいアドレスが必要不可欠です。
生徒さんをレッスンをしているとアドレスを見るだけで、今日のこの生徒さんは調子良いか悪いか、が分かるくらい重要なポイントです。
カッコいいアドレスを習得して、ナイスショットを連発しましょう!
それでは、次回の記事もお楽しみに!