ゴルフスイング
macyai
ゴルフの腰痛リスクをピラティスで予防・改善しましょう!
こんにちわ、macyaiです。
今回は腰痛についての記事です。
ゴルフは年齢問わず行えるスポーツですし、プレー中に身体に痛みがあるとすごく気になりませんか?
私はドラコンのツアープロでもあり職業はトレーナーをしていますので、少しでも皆様のお役に立てたらと思います。
なぜ腰痛になってしまうのか
今回はゴルフで多い障害の腰痛についてです。
誰もが楽しめるゴルフ! ゴルフ歴、練習量、スイングの特徴、身体の特徴などからいろいろな障害が起きる可能性があります。
プロゴルファーはオーバーユース(使い過ぎ)による障害が多いですが、アマチュアゴルファーは不適切なスイングによるダフり等で手首や肘の損傷が起きる可能性も多いです。
スイング中でも特にインパクトの前後からフォロースルーの時に脊柱に関わる障害が多く発生しやすいと言われています。
スイング中の体を捻る力を捻転力と言います。
股関節と肩を回せていますか?
地面から足→脛→大腿→骨盤→体幹→肩→腕→手→クラブへと連鎖していきます。
ですがこの連鎖が上肢の主導になると反作用で骨盤が逆回転をしてしまい腰部への負担が大きくなってしまいます。
また背中が丸くなっている方は肩(肩甲骨)の可動域が狭くなってしまい、胸回りの回旋が上手くいかず、腰での回旋の代償が大きく、腰への負担が大きくなってしまいます。
腰痛の経験がある方へ
腰痛を経験した後に再発予防やリハビリとしてピラティスを取り入れているアスリートは多いです。
ピラティスを行うことで、体幹を含めた身体のコントロールに加え安定や動作という全身の操作能力を得ることができます。
まずは呼吸をしてみましょう!
ピラティスでは、呼吸と動きの連動、また正確な動きで行うことで自然と体が正しく機能するようになります。
呼吸の基本は鼻から息を大きく吸って、ゆっくりと口から吐きます。
背骨は上に引き上げ肋骨を横へ広げるように目いいっぱい肺に空気を入れましょう!
肺に入った空気を今度はすべて吐き切ります。お腹の力も使い空気をすべて絞り出しましょう。
呼吸も一つのトレーニングです。5〜10呼吸行います。回数を重ねるごとに腹圧の高まりも感じてみましょう!
簡単なピラティス
今度は呼吸と一緒に身体を動かしてみましょう!
ピラティスではたくさんの動作がありますが、今回はシーテッド・マーメイドを行ってみましょう!
シーテッド・マーメイドは胸郭のリリース、脇腹の強化にもなります。
1.あぐらで座り、片腕を天井に伸ばし、もう片方の腕を斜め下へ伸ばします。背骨も上へ引き上げるイメージで息を吸います。
2.息を吐きながら写真のように横へ身体を倒します。お尻で床を押しながら腕の上がっているほうの胸を大きく開き腕を遠くに伸ばします。脊柱をできるだけ長く伸ばし、上体を弓のように大きくしならせましょう。
ゴルフに有効なピラティスはまだまだたくさんあります。