プロゴルファー
もーりー
X・シャウフェレ選手がWGC初制覇!~WGC-HSBCチャンピオンズ
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
アメリカPGAツアー2018-2019シーズンの序盤戦の大一番となった『WGC-HSBCチャンピオンズ』(中国・シャーシャン・インターナショナルGC 7261ヤード パー72)。
プレーオフまでもつれこむ激戦を制したのはザンダー・シャウフェレ選手でした。
プレーオフの激闘の末に
ブルックス・ケプカ、ダスティン・ジョンソン、ジャスティン・ローズの世界ランクトップ3が揃って出場、世界各国から77名のトッププロが集結した世界ゴルフ選手権(WGC)『WGC-HSBCチャンピオンズ』。
世界が注目する大会を牽引したのはトニー・フィナウ選手でした。
193センチの長身を生かしたダイナミックなショットを武器に、2日目を終えて-11、続く3日目も-13に伸ばして首位を堅持します。
そして最終日にフィナウ選手の逃げ切りに待ったをかけたのがザンダー・シャウフェレ選手。
177センチと小柄ですが、飛ばし屋のフィナウ選手にもひけをとらないショットを連発して、最終日もバーディーを量産します。
そして終盤の17番ホールのバーディーでついにフィナウ選手と並び、プレーオフに持ち込みました。
プレーオフ1ホール目(18番パー5)のティーショットをバンカーに入れてしまい2オンを狙えなくなったフィナウ選手に対して、ティーショットを落ち着いてフェアウェイに運び、2オンに成功したシャウフェレ選手。
ティーショットでの明暗がそのまま結果に表れ、パーに終わったフィナウ選手に対してシャウフェレ選手はバーディー。
シャウフェレ選手が見事に逆転優勝を果たしました。
今週誕生日を迎えたばかりの若干25歳。
ルーキーイヤーにはツアー選手権でも優勝しましたし、大舞台に強いところを改めて見せつけましたね。
J・ローズは連覇と世界ランク1位の返り咲きはならず
いっぽうで大会連覇がかかっていたローズ選手。
シャウフェレ選手と同じく2位タイからという絶好の位置からの最終日でしたが、終盤に失速して惜しくも3位。
2位以上なら世界ランク1位への返り咲きの可能性もあっただけに非常に残念な結果となりました。
しかし最終ロングホールのバンカーからのセカンドショット。
ライの悪さに誰もがレイアップだと思ったこのショットで、ユーティリティーで果敢にグリーンを狙いにいったローズ選手のチャレンジはカッコよかったですね。
この最後まで優勝をあきらめない姿勢が世界のトップランカーとして戦い続けられる秘訣なんでしょうね。
日本人選手は振るわず
今大会は松山英樹、小平智、池田勇太、そして日本オープンを制した稲森佑貴の4選手が出場しましたが、最高位は松山選手の30位タイ(+3)と残念な結果に終わりました。
松山選手に関しては、パットの調子がかなり悪そうですので心配ですね。
そして稲森選手は73位タイ(+18)と、世界基準の洗礼を浴びましたね。
今回は悔しい思いをしたと思いますが、この経験はこれからのゴルフ人生に生かされるはずです。
胸を張って日本に帰り、残りの日本ツアーで結果を出して再び世界に挑戦してほしいですね!
シャウフェレ選手の優勝で幕を閉じた『WGC-HSBCチャンピオンズ』。
今シーズンのアメリカPGAツアーではシャウフェレ選手が大活躍しそうな予感です!
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!