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アース・モンダミンカップ、渡邉彩香プロ優勝おめでとう!

こんにちは! ナイスショットしてますか?

今日はアース・モンダミンカップ復活優勝の渡邉彩香プロの記事です。

どんなんかな? それではいってみよう!

渡邉彩香プロのプロフィール

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名前 渡邉彩香
生年月日 1993年9月19日(26歳)
身長 172cm
体重 65kg
出身地 静岡県熱海市
経歴 プロ転向2012年
成績 優勝回数 4回(JLPGA)
初優勝 アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI(2014)
賞金ランク最高位 6位(2015、JLPGA)


両親の影響で9歳からゴルフを始める。2007年、静岡県ジュニア選手権で初優勝を果たすと、翌2008年には日本ジュニア選手権を制覇。その後、埼玉栄高等学校へ進学し、2011年の第32回全国高等学校ゴルフ選手権大会では同校22年ぶりとなる全国制覇に大きく貢献した。

高校卒業後の2012年7月26日、プロテストに合格し、翌日プロ登録。同年のQTで29位に入り、翌年のフル参戦の資格を得た。

2013年、富士通レディースで2位に入るなど、終盤に3戦でトップ10入りし、賞金ランキング第46位。フル参戦初年度からシード権を獲得。

2014年3月30日、アクサレディスゴルフトーナメントでプロ初優勝。この年の賞金ランキング第11位。海外メジャーにも挑戦するが、全米女子オープンでは予選落ち、全英リコー女子オープンでは29位タイに終わる。

2015年4月5日、ヤマハレディースオープン葛城でプロ通算2勝目。同年11月1日、樋口久子 Pontaレディスでプロ通算3勝目。この年は獲得賞金が1億円を超え、賞金ランキング第6位、日本人最高位となった。

2020年6月29日、新型コロナウイルスの影響で大幅にずれ込んだシーズン開幕戦となったアース・モンダミンカップ最終日で首位との4打差から出て68で回り、-11で鈴木愛とのプレーオフとなり、プレーオフ1ホール目でバーディーを奪って5年ぶりとなるプロ通算4勝目を飾った。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%A1%E9%82%89%E5%BD%A9%E9%A6%99

アース・モンダミンカップ復活優勝

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渡邉彩香プロは、2012年のプロ転向後、当時多くの韓国人プロが活躍する女子プロゴルフ界の中でも将来を有望視されていた。

しかし2016年以降、目立った活躍がなくシード落ち、今回の参戦もQT上位者による出場権で参戦していた。

その魅力は何といっても他者を圧倒するドライバーショットの飛距離。

プレーオフのトラックマンの計測でもキャリーで248ヤードの表示があった。

飛距離においては、いまだ健在。しかし、その最大の武器が不調の原因となっていた。

ドライバーショットが打ってみないとどこに飛ぶかわからない。右にも左にも曲がりいつしかドライバーを持てなくなっていたという。

昨年シーズンでは、バッグからドライバーを抜いたセッティングで試合に望んでいたこともあったのだが、この日バッグに入っていたのは5年前のモデル。

オレンジヘッドのJ015。

新しいクラブではなく、調子が良かった時のドライバーを信じて使ったんだと思います。

自分を信じ、練習を積み重ねることによりショットの調子が上がってきた中での復活優勝。

そして、周りの人たちにも支えられていたことが感動をより高めたと思います。

スポンサーやメーカー、そして何よりも専属の川口キャディ。

プレーオフを決めた下りのスライスラインのパットを沈めたことを見届けると、膝まづき顔をくしゃくしゃにしての男泣き。

2017年より専属キャディの契約をしている川口キャディ。

金銭的なことを考えると、勝てないプロのキャディでは食えなかったはずである。

しかし渡邊彩香プロを信じ、「こんなものではない」とバッグを担ぎ続けた結果の復活優勝。

苦悩の日々を自ら乗り越え、周りの人たちに支えられた感動の復活優勝となった。

まだオリンピックをあきらめない

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渡邊彩香プロは、2016年7月の全米女子オープン最終日、最終18番パー5で勝負に出た第3打を池に落とし、リオ五輪出場を逃している。

世界ランク上位選手として、リオ五輪出場の有力候補の一人に挙げられていた。

18番をパーでホールアウトすれば、世界ランクが五輪出場圏内まで上がっていたはずだったのだが、3打目を池に落として、ダブルボギーを叩いてしまった。

結果として日本から出場の2番手に位置していた大山志保プロを超えることができず、リオ五輪への切符をつかみとれなかった。

東京オリンピックの出場を目指し頑張っていくとインタビューでのコメントがあったが、現実的にはかなり高いハードルとなることは間違いない。

しかしプレーオフに勝った相手は鈴木愛プロ。決して調子が悪かったわけではない鈴木プロに勝利したことは、今後の可能性に大きくつながる優勝である。

畑岡、鈴木、渋野に追い付け追い越せのかなり厳しい条件になるが、一度シード権を失い苦悩の日々を乗り越え、つかみ獲った復活優勝。

まだ可能性は0ではない。

中継を見ている限りでは、アプローチ、パターにやや不安を感じたが、ティーショットが安定してくれば、まだまだ可能性はある。

その「飛距離」という最大の武器を生かしたゴルフで、東京オリンピックでの渡邉彩香プロを見たいと思うのは私だけではないと思う。