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プロゴルファー

ノザ@ゴルフライター

松山英樹のアイアンショットを分析!抜刀するように加速する侍ショット!

松山英樹は愛知県松山市出身!

ノザです!

いきなりですが、今回は【松山英樹のアイアンショット】をテーマに書いていきます。

松山英樹プロ……めちゃくちゃ大好きなプロゴルファーです。

10個以上年下ですが、本当憧れの存在となっていて、パターのルーティンやスイングでは多大な影響を受けました。

最初に彼を見たのが、埼玉県狭山市で行われた日本オープンで優勝した2016年。パターの練習場で「生の松山プロ」を見た時は相当興奮しました。

「く、熊みたい……」

いや良い意味ですよ。

3日目、パー3のホールを小平プロと2サム(二人組)で回っていて、そのアイアンショットの球の高さに度肝を抜かれました。

7番アイアンでしたが、「え? ピッチングウェッジで打ったの?」という弾道。

まぁ語るとキリがないのでここら辺で……。

とにかく僕は松山プロのファンです。

好きな部分はたくさんありますが、今回のテーマである松山プロのアイアンショット。

これは正に「侍」と言えるスイングなんです。

【世界トップレベル】松山英樹はアイアンの名手

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松山プロは間違いなく世界トップレベルのアイアンの名手です。

以下は松山プロのパーオン率なので参考までにどうぞ!

【パーオン率】
JGTO
2013年=2位

PGAツアー
2015年=21位
2016年=35位
2017年=16位
2018年=34位
2019年=20位タイ

パーオン率とは文字通りパーオンした確率を出しています。

例えばパー4なら2打目がグリーンオンすること。パー3なら1打でグリーンに乗ること。

パーオン率はアイアンショットが良くなければ上がりません。

そしてパーオン率が上がればそれだけバーディトライが増えるということ。

松山プロが賞金王になった年のパーオン率は全体で2位。パーオン率が16位だった年も年間4勝です。成績とパーオン率も当然比例しています。

現在は戦う舞台をPGAツアーに移しましたが、それでもパーオン率はずっと上位にいます。

データから見ても、松山プロはアイアンの名手であることは明白な訳です。

特徴1.ゆったりとしたバックスイング

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松山プロのスイングは大きく分けて2つの特徴があります。

一つは「ゆったりとしたバックスイング」、二つ目は「トップからの急加速」です。

一つ目のゆったりとしたバックスイングですが、プロには中々珍しいタイプです。

基本的にはリズムが大切なので、バックスイングとフォローは【一定のリズム】が多いです。

石川遼プロやマキロイもリズム重視で、バックスイングもかなり速い。

実際に打ってみると分かりますが、ヘッドスピードを速めようとすると、自ずとバックスイングも速くなっているはずです。

しかし松山プロはゆったりとトップまで向かいます。

そしてトップで一度停止する。

これが松山プロのバックスイングになります。

個人的にゆっくりトップまで向かう利点は、「軌道」が確認しやすいためと考えています。

以前松山プロは、石川プロと対談していた時に、バックスイングで違和感を感じた時、「やべ! 変な所に入っちゃった!」と思うと言ってました。

速いバックスイングは軌道を追えないけど、ゆっくりとしたバックスイングなら軌道が追いかけられる。

仮にインサイドに引いてしまっても、トップでそれに気付けたら修正ができるのでしょう。

まぁとにかく、松山プロのバックスイングはトップまでゆっくり行き、トップで一瞬止まるのです。

特徴2.トップで一旦停止。そこから抜刀するが如く加速する

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トップで一旦停止。ここから松山プロの【侍ショット】が火を吹きます。

トップで停止した後、とんでもない速さでインパクトまで向かいます。

生で見ましたが、打球音が違いますよ打球音が。

周りは皆プロなのに、松山プロのスイングと打球音は一際目立っていました。

トップからの超加速。それはさながら侍の姿です。

侍が鞘に刀を一旦収めてから抜刀するかのように、松山プロもトップで停止し、力を溜め一気に振り抜く。

まさに抜刀! 侍ショット!

またバックスイングがゆったりな分、トップからの切り返しに驚きますね。

松山プロのヘッドスピードはなんと52.80メートル/秒(2017年時、ドライバー)。

日本の男子プロの平均が40メートル台後半なので、いかに松山プロのヘッドスピードが速いか分かりますね。

アマチュアでも【ゆっくりバックスイング】は使える!

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松山プロの侍ショット。これ実はアマチュアでも打つことができます。

というか、実は参考にしたほうが良い人が結構いまして、それが僕でした。

2年くらい前かな、僕はアイアンに悩んでいました。

というのも、僕は練習場では調子が良いんですが、ラウンドとなるとショットの精度が極端に落ちるんです。

なんで練習場とコースでこれだけ変わるのか?

もちろんそれにはいろいろな要因がありますよね。言わずもがな、練習場は平面で打てるし、スコアも気にすることないのでプレッシャーはない。

練習場で上手く打てるのは当たり前って話。

いやそれにしてもコースが良くない。特にパー3なんて全然ダメで、グリーンに乗りもしない。

超悩みました。

するとゴルフ仲間に言われました。「練習場よりスイング早くない? タイミングがズレてるのでは?」と。

つまりですね。

・練習場では自分のリズムで打っている

・コースに行くとスイングスピードが速くなってリズムが狂っている

ということなんです。

原因は分かったけど、これどうやって直そうという話。

コースで意図的に遅いスイングで打っても手打ちになってダメ。というか当たり前だけどタイミングがつかめない……。

悩んだ挙句、バックスイングをゆっくりにする松山プロスタイルにスイングを変更しました。

最初はもちろん難し過ぎたんですが、このスイングが合ってたのか1か月ほどで何とか形になりました。

飛距離は落ちましたが、その分球筋は安定し、再現性のあるスイングに昇華できました。

まとめ・松山英樹の侍ショットはプロでなくても可能! トライしよう!

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ということでまとめます。

「松山プロのアイアンは世界レベル! 抜刀するかのようなスイングはまさに侍! アイアンの調子の悪い人はぜひ真似てみよう!」

でした。

松山プロについてはまだまだ語り足りませんが、続きは次回にて。

僕が一番影響を受けたのはそのパッティングスタイルなので、次はパターの話にしようかと思います。

それでは!