ライフスタイル
レッスンプロ・クラフトマン 河野
シングルプレーヤーになるために必要なこととは?
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、週に3回ゴルフをプレーしていた、bさんのお話です。
bさんは、私の数少ない友人の1人です。
同伴者にアドバイスを求められる
私がハンデ5の頃のお話です。
お店(ビッグキャリーゴルフショップ)の定休日は、ホームコースでラウンドするのをとても楽しみにしていました。
ホームコースに1人で行くとメンバー同士の組み合わせになるのですが、その頃よくお見掛けしていたbさんと初めて同組になり、いろいろお話をさせていただきました。
bさんは30代前半くらいで、よく日焼けした笑顔が印象的な好青年という感じの方でした。
私「よくお見掛けしますね」
bさん「平日は、よく来てますから」
私「羨(うらや)ましいな」
bさん「私こそ河野さんが羨ましいですよ」
私「私の何が羨ましいのですか」
bさん「河野さんはハンデ5でしょう。自分は、ハンデ12ですから」
私「何で私のハンデを知っているのですか?」
bさん「毎週火曜日にお見えになっていて、川越でショップをなさっているんですよね」
私「はい」
bさん「よく河野さんをお見掛けするので、前にご一緒した方から河野さんのことを聞きましたので、一度一緒にラウンドしたいと思っていました」
私「そうですか、それは光栄です」
bさん「自分もシングルになりたくて一生懸命やっているのですが、その割には全然いいスコアが出ないのです。ぜひアドバイスをください」
と言われましたので、それまでに気が付いたことをいくつか簡単に述べておきました。
シングルになるのに必要な物
ラウンド終了後にお茶に誘われましたので、クラブハウスのレストランでお話をしました。
bさん「自分は、シングルになれますか?」
私「私もシングルになるのは大変でした。しかし、今思うのは200ヤードくらいボールが飛んで、アプローチとパッティングが上手ければなれると思いますよ。そのくらい可能性は広く大勢の人にありますよ、やり方次第、考え方次第です」
bさん「確かにシングルさんは、小技が上手いですね」
私「250ヤードボールが飛んで、きれいなスイングで、小技が上手いなんて欲張るとシングルは遠くなりますけど、bさんがシングルになるための優先順位は、小技ですよ」
bさん「今日河野さんとラウンドして小技の大切さを痛感しました」
私「ラウンドを多くできるのは羨ましいですが、ラウンドを減らしても、練習場で苦手なショットにも取り組まなければいけませんよ」
とアドバイスしました。
練習場で苦手なショットを克服する
それからは、時々ご一緒することも多くなり、ラウンドのたびにアドバイスしていました。
シングルになるためには、苦手なショットを克服しなくてはいけませんが、ラウンド数を増やしても苦手は克服できる物でもありません。
練習場で目的を持って練習をしなければ、克服できないでしょう。
それと、ご自分の得意な物を、より上手くなるために練習をすることです。
bさんも知り合ってから2年くらいでシングルになりました。
私の、数少ない友人のbさんのお話でした。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。