ライフスタイル
しだしんご
「夏ゴルフ」を楽しむために……熱中症にはどのような対策が必要なのでしょうか?
こんにちは♪
梅雨が近付き、日に日に暑さが感じられるようになってきましたね。
そこで気になるのが、熱中症。夏になると、連日のように熱中症の事故が報道されます。
一日中強い日差しにさらされる「夏ゴルフ」を控え、しっかりとした熱中症対策を行いましょう!
熱中症の症状とは?
では熱中症とは、いったいどんな症状なのでしょうか?
まず第一段階として、めまいや顔のほてりが起きるそうです。これは「熱中症にかかり始めてますよ」というサインなので、絶対に無視はできません。
次に、筋肉のけいれんや、「こむら返り」などの症状が起きます。これは、血液中の塩分濃度が下がることが原因とされています。
そのあと、だんだん症状が重くなってくると、吐き気や頭痛をもよおしたり、変な汗のかき方をしたり、症状末期になると意識障害や歩行障害などの症状が現れます。
そして最悪の場合、命にまで関わってきます。
水分補給と塩分補給をこまめに行いましょう
では、そんな怖い熱中症を予防するためには、どうすればよいのでしょうか?
屋外スポーツにおいて、水分補給は基本中の基本ですね。熱中症は、自覚症状がないまま進行していく場合が多いので、夏場は「のどが渇いた」と感じる前に、意識的にこまめな水分補給を心掛けてください。
しかし、水分補給をしたからといって安心してはいけません!!
水分を補給すると、血液中の塩分濃度が薄くなっていきます。
人間の体は上手くできているようで、塩分濃度が低くなると、今度は塩分濃度を保つために水分を排出しようとするそうです。
一生懸命に水分だけ補給しても、塩分濃度が低いままでは、せっかく摂取した水分もどんどん排出されてしまうわけです。また、汗をかいた時にも塩分が排出されます。
というわけで、熱中症対策には塩分も一緒に補給することが必要です。
塩飴や塩タブレットは手軽に塩分補給をできるので、いまや定番アイテムになってますね。
また、スポーツドリンクにも塩分が含まれていますので、普段水やお茶をラウンドに持っていくという方は、スポーツドリンクに切り替えるのも有効ですね。
通気性の良いウェアや冷却グッズを着用する
ゴルフウェアは、熱がこもらないような通気性のよいウェアを着用します。
また、首元には太い血管が通っており、首元を冷やすと効果的に体をクールダウンできるので、氷のうや冷却タオルなどのグッズも活用しましょう。
そして、少しでも「おかしいな」と感じたら、無理せずに風通しのいい木の陰などで体を休めてください。
日頃から適度な運動で丈夫な体作りを心掛けましょう
普段あまり運動をしていない人が、急に日差しの強い中でスポーツを行うと、体が慣れていないので大変危険です。
日頃から適度に運動をして、熱中症にかかりにくい体づくりを行いましょう。
また、睡眠不足も熱中症の原因となりますので、熱帯夜にはエアコンを使用するなどして、質の良い睡眠を取るように心掛けましょう。
熱中症の危険が高い日の前日は、夜更かしなどせず、早めに就寝しましょう。
楽しい「夏ゴルフ」。健康にくれぐれも留意して楽しんでくださいね♪