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冬に旬のおすすめ食材! 健康効果やダイエットにも役立つ簡単レシピ
野菜に果物、海産物など、おいしい食材はたくさんありますが、寒い冬に旬を迎える食材と言えばなんでしょう?
栽培方法などの多様化により、昔に比べて旬が関係なく、いろいろな食材がスーパーで購入することができるようになりました。
しかしやはり、旬を迎えた食材は、ほかの季節とは比べものにならないほど、おいしく、食べた人にいろいろな効果をもたらしてくれます。
普段から体調を万全にし、ラウンド当日に風邪でダウン……なんてことのないよう、冬には冬の旬の食材を積極的に摂り入れていきましょう!
目次
旬の食材を食べる3つのメリット
子どもの頃から、「旬の食べ物を食べよう」「旬の食材は体に良い」と、勧められた経験のある人も多いと思います。
これはただ食べさせようと言っているのではなく、食材には、季節ごとの旬のものを食べるメリットが存在します。
3つのメリットを見ていきましょう。
1.うまみが豊富
四季の中で、その食材が最もおいしい時期のことを旬と言いますが、まさしく、自然の力をしっかりと受け取って育った旬の食材は、“うまみ”が豊かに詰まっています。
食材によりますが、例えば少量の塩だけの味付けで満足できる料理に仕上がるものも。
普段から食べている食材よりも、甘かったり、味が濃かったり、香りが強かったり。一口食べて、違いを感じるという人も多いでしょう。
2.栄養価が高い
旬の食材は、うまみが豊富というだけでなく、その栄養価も他の季節に比べて高くなっています。
もっとも成熟している時を「旬」と言うので、うまみが豊富なのも、栄養価が高いのも、当然のことかもしれません。
特に冬、野菜たちは、低温の中で太陽の光を浴びて、じっくりと根気強く光合成を行うことで、ビタミンやミネラルの含有量が各段に増えていきます。
野菜だけでなく、たとえば魚にいたっても同じこと。もっとも脂が乗って、味わいと栄養価がグンと高くなっているのです。
3.価格が安い
魚介類や野菜など、旬を迎えた食材は、その時期を中心として収穫量が一気に増え、数多く市場に出回ります。
そうなると、需要と供給のうち、供給が増えることになりますので、価格が安くなるという仕組みです。
うまみがあって栄養価が高く、なおかつ安いことで節約につながるとなると、毎日の食事に積極的に摂り入れていきたいところですよね!
冬におすすめの旬の食材
では、冬におすすめの旬の食材とは、一体どんなものがあるのでしょう?
代表的なものを見ていきましょう。栄養価もご紹介します。
ラウンド前やラウンド後に食べることで体の疲労を軽減してくれる効果や、筋力アップに役立つ食材もありますよ。
大根
大根は年間を通して手軽に購入することができる野菜ですが、実は冬に旬を迎える野菜です。
メイン料理から副菜、大根おろしなどの薬味としてまで、取り入れやすく、使い方も豊富で、あるととても便利なので、冷蔵庫に常備している人も多いと思います。
ビタミンが豊富で、風邪予防にも効果があり、寒い冬を乗り越えるのにピッタリですね。
消化酵素も多く含んでおり、胃腸を助けて脂肪を分解する効果も期待できますよ。
牡蠣
牡蠣が出回るようになれば、冬になったと実感する人も多いことでしょう。
“海のミルク”と言われるなど、栄養価が高いことで知られる牡蠣は、フライや鍋料理には欠かせない食材として圧倒的な人気を誇ります。
とにかく栄養豊富な牡蠣ですが、その中でも疲労回復やスタミナ増強に関係のあるミネラルがてんこ盛り。
ラウンド前後にたくさん食べたい食材ですね。
タラバガニ
冬になると食べたくなると言えば、タラバガニを忘れることはできません。
“冬の味覚の王様”と呼ばれるだけに、その存在の大きさには圧倒されます。
そのまま食べても最高、鍋や雑炊に入れるという食べ方もありますね。
牡蠣と同じように高タンパク、低カロリー、疲労回復、美肌効果と、ちょっとお高いけれど身体にうれしい食材です。
最近ではネットなどで、「訳あり」と称して、形が不揃いなタラバガニを格安で購入することも可能ですよ。
リンゴ
冬の果物といえばリンゴ! という人も多いでしょう。
青森県や秋田県などの寒い地方で多く収穫されるリンゴは、冬を迎えることによって甘さが増していきます。
シャキシャキと食べる際の触感や歯触りもたまりませんよね。
リンゴの皮には、ポリフェノールと呼ばれる成分が含まれており、風邪などの防止に効果があると言われています。
そして、筋力アップや体脂肪の減少にも効果があると言われています。
皮をむいて食べるのが一般的になっていますが、健康を気遣うのであれば、よく洗って皮ごと食べることをおすすめします。
みかん
寒い冬にはコタツにみかん、というイメージを持つ人もいると思います。
水分量が多く、乾燥しがちな季節には食べるだけで水分補給ができますので、体にうれしい果物です。
ビタミンCの栄養素を多く含んでおり、皮膚がメラニン色素を生成することを抑える働きがありますので、ゴルフに付きものの日焼けへの対策にも役立ちます。
ほかにも免疫力を高める作用や、活性酸素を抑える抗酸化作用に優れていますので、老化対策にもうれしい効果がありますよ。
うなぎ
栄養価が高いことで知られているうなぎは、夏に「土用の丑の日」があることから夏が旬のように思えますが、天然うなぎの漁獲は1年のうち、5月から12月頃までで、実は冬が旬。
冬眠に備えて栄養を体に蓄える10月頃のものが、一番脂が乗っている時期です。
ビタミンAやビタミンB1・B2、ビタミンD、亜鉛、カルシウム、DHA、EPAなどが豊富で、とにかく食べるスタミナ食であるうなぎ。最強のパワーフードと言えるでしょう。
筋肉のエネルギー源となる炭水化物は、スポーツをする上ではもちろん、生きていくのに重要な栄養素ですが、うなぎに含まれるビタミンB1は、その炭水化物を効率よくエネルギーに変えるサポートに働いてくれます。
ラウンド前日に食べることで、ゴルフ中でもバテずに元気よく回り切る効果が期待できます。
しいたけ
しいたけも、1年中出回っているように見えますが、春と秋〜冬にかけてと、1年に2度の旬を迎える食材です。
食物繊維が豊富で肌荒れを防ぎ、美肌効果もある上、ビタミンD、エリタデニンという栄養素により、血管のつまりやコレステロールの増加を防ぐ効果があります。低カロリーでヘルシーな点もダイエットを意識する方にはうれしい点ですね。
また、生しいたけよりも、乾燥しいたけのほうが、乾燥させることで栄養価がアップすると言われています。
せっかくしいたけを購入しても食べ切れないという一人暮らしの方は、季節関係なく販売されている乾燥しいたけを常備しておくことで、体にとても役立つ栄養素を摂ることができるかもしれません。
ブリ
産卵に備え、たくさんの餌を食べることにより、冬にしっかりと脂が乗ってくる冬の魚といえば、ブリです。
食べるだけで良質なタンパク質を補給できる上、疲労回復に効果的なタウリン、脳細胞を活性化させるDHAが含まれています。
筋肉を蓄え、疲労を軽減しながら、ラウンド中も、よりそのコースの戦略的な攻略方法を考えていけるかもしれません。
女性に不足しがちな鉄分も補えるので、貧血予防にも効果的! おいしい季節にしっかりと摂取したい食材ですね。
冬に旬の食材を使った簡単でおいしいレシピ
ラウンドの前や後に、あまり複雑な料理はしたくない、簡単なもので済ませたい……。特に台所を預かる立場の人は、そう考える人も多いと思います。
しかしここからは、そんな思いも吹き飛ばしてくれる、冬に旬の食材を使った、おいしい、しかも簡単なレシピをご紹介します。
これであれば、あまり手間をかけずに、旬の食材を楽しむことができますよ!
ブリ大根
冬の定番といえば、ブリ大根!
ブリと大根という、冬に旬の食材を2つも摂取できる、ハイブリッドな簡単和食です。
魚が苦手という人の中には、魚特有の臭みが気になる、という声もありますが、始めにブリの表面を塩で洗ったあとに、サッと湯通しすることで、驚くほど臭みが取れます。
【材料】2人分
・ブリの切り身 4切れ
・大根 1/2本
・水 250cc
・酒 130cc
・みりん 50cc
・醤油 大3
・砂糖 大1
1.大根は皮を剥いて1.5cmの厚さの半月切りにして、下茹でする
2.ぶりは塩で表面を洗ったあとに、熱湯にサッとくぐらせ、色が変わったら取り出す
3.鍋に調味料をすべて入れ、中火で煮立ったところで少し弱めに火を調節する
4.大根を加えて15分ほど煮たら、ブリを加えて落し蓋をし、さらに15分ほど煮る
5.味が浸み込んだら完成
カニすき
次は、カニすきのご紹介です。
冬に何度も食べたい、体を芯から温めてくれるレシピです。
鍋のだしは、市販の白だしでOK! しいたけや白菜など、好きな野菜をたっぷりと入れて、お腹いっぱい食べましょう。
〆にはご飯と卵でカニ雑炊を作ったり、うどんを入れて食べるのもおすすめですよ。
【材料】2人分
・タラバガニ 好きなだけ
・白だし 鍋のサイズに合わせて調整
・水 鍋のサイズに合わせて調整
・お好きな野菜
1.タラバガニと野菜を、食べやすい大きさにカットします
2.土鍋などに、白だしと水を入れます(白だしの裏面に鍋用のだしと水の割合が書いてありますので、それを目安に味を調整します)
3.白だしと水を入れた土鍋を火にかけ、沸騰したらカニ、しばらくして野菜の順で火を通し、完成
カキフライ
生でも火を通してもおいしい牡蠣をカキフライで食べましょう。ぷりぷりでおいしいカキフライに、体も喜んでくれますよ。
【材料】2人分
・牡蠣 150gくらい
・パン粉 適量
・片栗粉 大3
・塩 20g
・水 1000cc
・酒 大2
・卵 1個
・薄力粉 80g
・牛乳(または水)50cc
1.牡蠣をサッとして水洗いし、しっかりと水気を切ったら、片栗粉と塩を入れ、牡蠣の汚れを落とします
2.汚れが落ちたらボウルに水と塩を入れ、溶かしたものに牡蠣を入れ、クルクルと優しく洗います
3.酒を牡蠣にふりかけ、5分ほど置いたら、キッチンペーパーなどでよく水気を取ります
4.卵と薄力粉と牛乳(または水)をバットに入れ、泡だて器でよく混ぜたら、牡蠣を浸してパン粉をつけます
5.170~180度くらいに熱した油(分量外)で、片面2分ほどずつ焼いていきます
タルタルソースやウスターソースなど、お好みの調味料と合わせて熱いうちに食べましょう。
焼きリンゴ
最後は、冬のおいしいデザート、焼きリンゴのレシピのご紹介です。
こちらのレシピはオーブンを使うことなくフライパンひとつでできます。とても簡単にホットデザートを味わうことができますよ。
【材料】
・りんご 1個
・グラニュー糖 40g
・水 大さじ1
・有塩バター 10g
1.りんごは皮をむいて約1cmの厚さに切り、芯を取ります
2.中火で温めたフライパンにグラニュー糖と水を敷き、グラニュー糖が溶けたら有塩バターとりんごを加えて焼いていきます
3.焦げ目が付いたらひっくり返し、柔らかくなるまで焼いて完成
ラウンドの前後には冬が旬の食材を食べよう!
ただでさえ寒くて体力を消耗する冬、ラウンドをすると体力・精神力ともに疲れを感じることもあると思います。
そんな時こそ冬に旬の食材を積極的に食べて、力を蓄え、ベストスコアを更新していきましょう!