ライフスタイル
野村タケオ
ゴルフマン【第2話】ついにゴルフマン登場!
水曜日のお楽しみ、ゴルフマンの第2話!
第2話 世界一ゴルフを愛する男
ゴルフ大好きな人ってのは常にゴルフのことを考えてるわけですよ。仕事中はそりゃ一所懸命仕事してるでしょうが、頭の片隅にはゴルフのことがずっとあるわけです。
終業時間が近づくに連れ、頭の中のゴルフな部分がどんどん大きくなってもう早く会社を出たくて仕方ない。
会社を出たら練習に行こうか?中古ショップを流そうか?家に帰ってレッスンDVDでも見ようか?なんてことが頭の中をグルグルと回るわけです。
もう完全にゴルフ脳になってるわけですね。
ボクなんかも完全にゴルフ脳なわけで、とにかくいろんなことの基準がゴルフになりがちなんですよ。
金銭感覚なんかもゴルフ基準になっちゃうわけで、なんでもゴルフ絡みの値段で判断しちゃう。
たとえばちょっとお高い食事なんかをしたりして、12000円くらい使っちゃったとしましょう。そんな時は「あ〜ラウンド1回行けたな〜」って思うわけです。
洋服買うときでも「このジャケット3万か・・・あのスプーン買えるな〜」とか、「このダウンジャケット7万って!高いわ!ドライバー買えるっちゅーの!」などと心のなかで突っ込んだりして。
ゴルフ脳だとお金だけじゃなく、世の中のいろんな数字も全てゴルフに絡めてしまうのが悪い癖。
前を走ってる車のナンバーが「75」とかだったりすると「3オーバーか、惜しいな〜」なんて思っちゃうし、銀行なんかの順番待ちのチケットが「102」だったりすると「100打ったか〜」なんてちょっとガッカリしちゃう。
居酒屋の下駄箱はとりあえず「72」か「36」が空いてないか探すし、もし空いてなかったら72以下の数字をなるべく使いたいわけですよ。
でも「58」なんて夢のような数字は図々しいので「70」くらいの実現可能な数字を選んだりして(実際は実現不可能なんですが・・・)。
数字といえば車のナンバーを「36−36」とか「72」にしてる人多いよね〜。ゴルフ場の駐車場を見渡せばそんな車が必ず10台以上は停まってます。
ボクはあまり人と同じことをしたくないひねくれものなので、ボクの車のナンバーは「562(ゴルフ)」にしてますけどね。
そういえばボクのゴルフ仲間が7月3日生まれなので車のナンバーを「73」にしてるのですが、会う人会う人に「なんで1オーバーなの」って聞かれて面倒くさいって言ってました(笑)。
ま、ゴルファーってのは数字に敏感になっちゃうもんなんですな。
ゴルフマン第1話はこちらで〜。
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