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PAR RUSH 01
なぜ、スイングは微妙に変わってしまうのか?〜何とかスコアが作れてしまうことの弊害!
好調を維持することは難しい! というお話を、最近の記事でお伝えしました。
プロに見てもらっているわけではない、レッスンも受けているわけではない、その中でアマチュアのスイングは、少しずつ微妙に変化して、狂いが生じてきます!
しかし、ラウンドを重ねていると、その狂いを修正しないままに、どんどん狂いが大きくなってしまいます。
今回は、その原因を探り、対応策を考えてみましょう!
目次
ラウンド中のショットで、明らかにスイングに狂いが出ていることを感じる!
好調なラウンドもあり、その時にはショットも大ミスなく、打てています。ところが次のラウンドの途中で、突然ダフリやトップが出て、「あれっ!」と思うことがあります。
自分としては、好調時と同じスイングをしていると思っているのに、なぜこのようなミスが出るのか? と感じるところです。
〈ケース1〉
好調時の球筋と違う球筋が出て、「あれっ!」と思うことがあります。
例えば、ドロー打ちの私の場合、狙いは一般的には、フェアウェイの中央よりやや右になります。しかし、ドローではなく、やや擦り球でスライスになってしまった、という場合ですが、極端なスライスにならない限り、右のラフでは止まります。
「本来の球筋ではないけどなぁ」と思いながら、次打がたまたまナイスショットで、パーオンなどしてしまうと、たまたま逆球が出たけど、そういうこともあるよ、と流してしまいます。
★しかし、これは、後から考えれば、スイングの狂いの前兆だったと思います!
〈ケース2〉
さらに、ホールが進んで、また逆球が出て、ボールは林の中に消えて行き、大きなトラブルでスコアを崩すことになります!
★この時に初めて認識して、やはりスイングに狂いが生じていたことがわかります!
ラウンドで、ある程度のスコアを作れてしまうと、スイングの狂いに気づかない!
前に述べた〈ケース1〉のような場合、そのあと大きなミスもなくラウンドを終われば、一定のスコアで上がれます。そうです、結果として、大ミスがなくそこそこのショットができていれば、大崩れすることなく、スコアが作れてしまうのです!
でも、これが、スイングの狂いに気づかずに、その狂いが大きくなる前兆なのだ、という注意信号を、無視することにつながるのです!
ゴルフは、スコアを競うゲームです。ですから、一定のスコアで上がれていれば、特に問題にすることはないのです。しかし、その先に大きなスランプとなる狂いが待っているかもしれないと考えれば、早めにスイングは狂っていないか? と確認をしておくべきでしょう。
★本来は、ここが好不調の波をできるだけ小さくするための、分岐点になるのです!
ショットのミスが結果オーライで、スコアに響かないことで、やり過ごすことに!
ショットのミスをしたけど、結果オーライでしのぐことができて、スコアはボギーで上がれた、なんていう経験があるでしょう。
ゴルフには、ツキも必要です。でも、今日はついてるなぁ、だけで終わらせてしまったらダメではないでしょうか。
常にナイスショットを打つ必要はありませんし、それを望み続けたら、ゴルフが窮屈になります。
ある程度の平均点のショットが打てれば良しとしましょう。でも、本来の球筋と違うショットは注意しなければならないのに、ある程度のツキだけで、そのラウンドのスコアが自分の許容範囲に収まってしまえば、今日も何とかしのぐことができた、で終わってしまいます。
突如として現れるスイングの狂い! それで、やっと気づくことになる!
これまで見てきたように、スイングの狂いの前兆は必ずあるでしょう。しかし、それを見過ごして、結果オーライで済ませてしまったら、その先にスイングの大きな狂いが待っていることでしょう。
自分のスイングは自分では見えません。ビデオで毎回確認していれば、スイングの狂いが、少しは把握できるかもしれませんが、ビデオで見てもその違いに気づかないこともあるかもしれません。
スイングの狂いはちょっとしたところです。コンマ○秒の世界の中で、明らかにスイングが違っているとわかることのほうが少ないかもしれません。
それだけ、ゴルフスイングは、極めて微妙なものなのです。
しかし、前兆を見過ごして、スイングの大きな狂いに遭遇すると、これは大変です!
明らかに、不調に陥りそこから回復させるためには、かなりの時間と労力を要することになります。
自分の球筋を見極めて、今の状態を正確に把握することが、大崩れを防ぐことに!
やはり、ラウンドを終えてある程度のスコアで上がれたとしても、その日のラウンドでのショットの球筋は自分本来のものだったか、また、球の高さはそのクラブ本来のものだったかなどをきちんと振り返って考えるべきでしょう。
ラウンドの途中で、少しでも「おかしいなぁ」と感じた時に、自分の基本となるチェックポイントを持っていて、それを確認しながら、自分の基本に合っているかを確認するようにしましょう。
そのためには、日頃の練習で、チェックするポイントをしっかりと見つけておくことが必要です!
さあ、この冬の時期に、来たるべきグリーンシーズンに向けて、練習を積み重ねて様々なチェックポイントを見つけましょう!