ゴルフスイング
おっ3
スイングにおける大切な“3つ”の三角形を意識して、スイングを整えよう!
今日はいっしょに図形のお勉強しましょう!
こんにちは、ライターの『おっ3』です。
写真は、2017シーズンの欧州ツアー賞金王のトミー・フリートウッドです。
インパクト直後の一枚ですが、両肩とグリップを頂点にしたきれいな二等辺三角形が確認できます。
長いインパクトゾーンに定評があるトミーのスイング。
その他にもスイングには大切な三角形があります。
それは、美しいスイングを構成する要素として、飛距離や正確性をもたらす要因として、とても大切なものなのです。
懐の三角形!
飛球線後方から見た時に、肩とグリップと股関節の3点を結んでできる三角形はとても重要です。
この『懐にできる三角形』は、インパクト直後までキープする必要があります。
この形が崩れると、グリップが落ちてくる場所がなくなります。その結果、カット軌道になりスイングプレーンを大きく乱してしまいます。
『懐にできる三角形』は、前傾姿勢のキープと下半身主導のスイング、上体の脱力、腹筋と背筋の支えでキープされると思います。
インパクト直前からお腹を突き出す方は、この三角形を保つことで、スイングの軌道が大きく変わると思います。
腕とシャフトが作る三角形!
作図が汚くて恐縮です。
これも飛球線後方から確認するとわかりやすいと思います。
肩とグリップとクラブヘッドを結んでできる三角形もスイングの重要な要素です。
この三角形は、『上体の力み』と『肩の開き』、『ボールを上げにいく動き』で壊れてしまいます。
また、前段の『懐の三角形』が崩れると連動して崩れてしまいます。
この三角形が崩れると、肩からクラブヘッドまで一直線に並んでしまいます。
その結果、クラブヘッドのトウ側にボールが当たり、弱々しい弾道なのにスピンも利いていない飛球になります。
この三角形を保つためには、トップでできたコックをほどくことなくダウンスイングする必要があります。
そのためには、ダウンスイングの始まりは左側の下半身であることを強く意識するといいかもしれません。
右手首とシャフトが作る三角形!
右肘と右手首と右手人差し指の3点を結んでできる三角形は、インパクトまでその形をキープしましょう。
この時、右肘は体側に沿い、右肘も曲がったままになります。
フェース面と右手のひらの向きは連動しているために、安定したインパクトゾーンを作ることができます。
インパクトからは、右肘に続いて右手首も開放していきます。
この動きは、『最後のひと押し』になるため飛距離を生みます。
この三角形をキープするためには、イメージを持つことが有効かもしれません。
例えば、
・左手甲の面を飛球線方向と垂直になるようにインパクトする
・ダウンスイングでは一番最後までクラブヘッドを動かさない
・ダウンスイングでは背骨とシャフトが作る角度をほぼ直角に
これらの三角形は、スイングも弾道も整えてくれます。
ちょっと意識してみていただけると『おっ3』はうれしいです!