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職場へ潜入!『支配人』の仕事とは?

私たちがゴルフ場へ行ってもなかなか会う機会はないかもしれない『支配人』。

ゴルフ場の管理職の中では最上位の役職となるのが『支配人』です。支配人業務というと部下のマネジメントは当然ですが、あらゆる業務を幅広く担当している方がほとんどです。

日々の支配人の仕事を見ていきましょう。

メンバー対応が重要な仕事の1つ

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支配人の重要な仕事の1つに、そのゴルフクラブのメンバー(会員権を保有している人)の対応があります。

メンバー対応と言っても業務は多岐に渡ります。

・メンバーのゴルフコンペに参加
・表彰式での挨拶
・年会費の回収
・預託金の返還交渉

メンバーシップと言われるゴルフ場では、それだけメンバーの存在が大事ということです。

メンバーとゴルフ場が対立してしまっているようなゴルフ場は経営が立ち行かなくなってしまう可能性もあるため、支配人は第一にメンバーのことを考えてゴルフ場経営を行っていきます。

地域会議への出席

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支配人となると、地域の様々な会議に出席しなければなりません。

・支配人会
・ゴルフ協会の会合
・その他労務系の会議など

あらゆる会議が毎月行われているため、企業の代表として支配人が出席することになっています。

従業員補填のため現場で働く支配人も多い!

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上記のように紹介した通りだと、なんだか支配人って会議に出席したり、ゴルフをしたりするだけでいい仕事だなって思うかもしれませんが、実情はそうでもありません。

地方のサービス業はなかなか働き手が集まってきませんが、ゴルフ場も例外ではありません。

人数が少なければなんとかして補うしかないため、支配人自ら受付に立ったり、レストランで配膳をしたりしているゴルフ場もたくさんあります。

また、練習場やゴルフショップでゴルフ場のチラシを見たことがあるかと思いますが、専任の営業職が不在の場合は、あのような外回りの営業も支配人が担当することがほとんどです。

ゴルフ場の中では最上位役職の支配人ですが、バブル期と違いゴルフ業界の景気がよくない現在は、汗を流しながら忙しく働いている支配人が多い印象です。