涼しい！安い！夏のナイターゴルフの魅力と【関西】でおすすめのゴルフ場6選

ゴルフコース・練習場

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夏におすすめのナイターゴルフ。

「ボールがすぐなくなりそう」「虫がたくさんいるんじゃないか」そんな疑問を抱えて、興味はあるけれども一度も行ったことがないという人は、多いと思います。

そこでここでは、いままでナイターゴルフに行ったことがない人に向けて、ナイターゴルフのイメージが変わる魅力をご紹介！　さらに、関西方面でナイターゴルフが楽しめるゴルフ場を見ていきましょう。

ナイターゴルフとは？

通常のゴルフプレーは朝から昼、夕方にかけての日が高い時間帯で行われますが、ナイターゴルフ文字通り、日が暮れた後、夜暗くなった時間を含めて、ゴルフプレーを行うことです。

休憩なしのスルーで18ホールを回る場合もあれば、ハーフプレーの9ホールのみを回る、というプレースタイルのゴルフ場もあります。

ナイターゴルフは夜ならではのデメリットもありますが、逆に昼には経験できないメリットもあり、初めてでもきっとプレーを楽しめることでしょう。

薄暮プレーとの違い

近年、インターネットで予約が取れるゴルフ場が増え、いろいろなプランが選択できます。

ナイターゴルフというものもあれば、「薄暮プレー」という言葉を見たことがある人もいるでしょう。

薄暮プレーは、明確な規定はありませんが、主に午後12時以降や夕方頃にスタートし、日が沈みかけた頃にホールアウトするというプレースタイルのプランとして用いられることが多いようです。

ナイターゴルフは日が暮れてからも行われますので、そのあたりが違いとして挙げられそうですね。

ナイターゴルフ5つのメリット

日中のゴルフと違い、ナイターゴルフには、ナイターゴルフならではのメリットが存在します。

主なものを5つ挙げましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1.涼しい

なんと言ってもコレ！　のメリットが、涼しい、ということです。

夏本番、とにかく日中のうだるような暑さにうんざりしてしまって身体を動かしたくないという人も多いですよね。

日が沈み、夜になれば、夏と言えども気温が下がり、さわやかな風に過ごしやすくなってきます。

夜にゴルフプレーを行うナイターゴルフでは、夏の夜の涼しさを感じながら、ゴルフをすることができるのです。

2.日焼けの心配がない

ゴルフは屋外で行うスポーツですので、春から秋にかけて、日差しの強い日は特に、日焼け予防、ひいては肌の大敵である紫外線への予防が必要になります。

日焼け対策の代表的なものが日焼け止めですが、いかに気を付けていても、塗りムラによる日焼けや、塗り直しの時間がなかなか取れないなど、完璧な対策は難しいもの。

けれど、ナイターゴルフを行う夜の時間帯は、紫外線量がほとんどなくなりますので、日焼け止めなしのゴルフも楽しめます。

3.料金が安い

一時期に比べて安くなってきたとは言っても、ゴルフプレーにはそれなりに費用がかかります。

ナイターゴルフは基本的にセルフプレーのため、キャディフィーはかかりませんし、通常のプレーに比べても割安で回ることができる点も魅力の1つ。

2サムで回ったとしても割増料金がかからない場合も多く、2人でゆっくりとラウンドしたいという希望の人にも人気です。

4.夜ならではの風景が楽しめる

ナイターゴルフは、夜でも快適にプレーができるよう、通常昼に使用しているゴルフ場に照明施設を施し、辺り一面をライトアップしています。

暗い夜の中に浮かび上がるゴルフコースは、昼と同じものと思えないほど、実にきれいで、まるで違う場所に来たかのよう。

その幻想的な風景に、デートで訪れるカップルもいるほどです。

薄暮プレーのように日が暮れる前からスタートする場合は、夕焼けを楽しみながら、ライトアップしていく光景を目にすることができますよ。

5.仕事後に行ける

ゴルフはしたいけれど仕事の都合がなかなかつかない、という人にもナイターゴルフはおすすめです。

薄暮プレーを含めたナイターゴルフは、ゴルフ場により、15時頃から21時頃までの時間帯でスタート可能です。

これくらいの時間帯でスタートができれば、仕事を終わらせてからゴルフ場に集合！　ということもできますね。

ナイターゴルフは初心者の練習ラウンドや練習場代わりにもおすすめ！

いかに、毎日のように素振りや練習場での練習に励んでいる言っても、本番のラウンドでは、足場は平らではなく、景色に惑わされやすいため、思うようにボールを打てません。

昼間に18ホールを回るのはまだ不安だという初心者の方は、ナイターゴルフでハーフだけ回るということもできますし、仕事後に練習場に通って何球も打っていたという人も、練習場に行く代わりにコースに出るという利用もおすすめです。

本番前日に、調整としてラウンドするという人も見られます。

ナイターゴルフのメリットを活かして、ラウンドの場数を踏めば、より上達していくことでしょう。

ナイターゴルフの3つのデメリット

ナイターゴルフのメリットを5つ挙げましたが、デメリットもある、ということを忘れてはいけません。

一度もナイターゴルフを経験したことがない人が不安に思うこと。確かに、それらはデメリットとして言われていることです。詳しく見ていきましょう。

1.虫が多い

昼に比べて気温の下がる夜は、ただでさえ虫が活発になりやすい時間帯。

加えて、ボールが見えるよう明るくライトアップされているというシチュエーション、虫は明るい場所に集まりやすいため、ナイターゴルフでは、虫の姿を見かけることが多いでしょう。

目元を横切る、耳元で羽音をさせるなど、虫によってプレーに集中できないシーンも訪れるかもしれません。

夜も、昼と同様、虫よけスプレーなどでしっかりと対策を取りましょう。長袖の脱ぎ着しやすい薄手の上着を持っていけば、手足の露出を控えられるため、効果的です。

2.ボールがなくなりやすい

ナイターゴルフはボールを見つけづらいのではないか、と懸念を持つ人がいます。

確かに、昼に比べてボールの視認性は低く、特にライトアップされた場所以外のところにボールが飛んでしまうと、見つけることは困難です。

ボールが極力なくならないようにするためには、“光るボール”を使うこともおすすめ！

LEDライト内蔵のものもありますし、蓄光タイプのものも販売されています。

ボールが光るという現象も昼ではなかなか見ることができないため、良い雰囲気を醸し出してくれるかもしれません。

3.ゴルフ場によりロッカー等の施設が使えない

ゴルフ場では、通常、ロッカールームやお風呂が使えますが、ナイターゴルフでは、それらの施設がすでにクローズになり、使えないことが多いです。

プレー前に腹ごしらえ、と考えてレストランに行っても、こちらもすでに営業終了となっていることがほとんどです。

行って使えないと知るよりは、事前に確認をしてから行くほうが無難でしょう。

もしロッカールームが使えない場合は、ゴルフをする格好でゴルフ場に行くのも手。

受付を済ませてすぐにコースに出られるので、気軽にナイターゴルフを楽しむことができますよ。

ナイターゴルフの服装

ナイターゴルフに着ていく服装は、基本的には昼のラウンドと変わりません。

けれど、安全面を考え、周りの人にも自分がここにいるというアピールになるよう、照明に目立つ白などの色を取り入れていくと良いですね。

また、夏といえども、夜は意外と気温が下がります。体感温度に合わせて羽織ったり脱ぐことのできる長袖のウェアがあると安心です。

パンツに関しても、ショートパンツやスカートよりも、ロングパンツで肌の露出を少なくすることで、害虫などからも身を守れます。

ナイターゴルフの持ち物

ラウンドに行くのですから、ゴルフクラブやボール、ティーペグなどの準備は必須です。

それ以外に、ナイターゴルフならではの持ち物をチェックしてみましょう。主なものは4つです。

・虫よけスプレー
前述したとおり、夏の夜は虫が多いです。虫よけスプレーで、虫対策をしっかりしていきましょう。

・GPSナビ
ライトアップされているとはいえ、完全に日が落ちると、自分の位置からグリーンまでの距離がつかみにくくなります。

GPSナビを持っていくと、GPSでグリーンまでの距離を教えてくれるため、とても便利です。

・懐中電灯
ナイターゴルフは、フェアウェイ上は照明により明るく見えますが、ひとたび照明の届かないラフに入ってしまうと、ボールの行方がとたんにわからなくなります。

小型の懐中電灯を持っていくと、見つけづらいボールも見つけられる可能性が高くなります。

・軽食・ドリンク
レストランや茶店の営業はすでに終了している可能性が高いため、仕事後などでナイターゴルフをする人は、軽食を持ち込むと、好きなタイミングで食事が摂れて良いですね。

また、脱水症状を起こさないよう、水分補給はしっかりと行ってください。

ナイターゴルフでスコアをまとめるコツ

ボールがなくなりやすい、距離感が測りづらいなど、一見回りにくそうにも感じるナイターゴルフ。

しかし、以下のコツに気を付けることで、ナイターゴルフでもスコアを落とさず、しっかりとまとめることができます。

1.確実にフェアウェイキープをする

ナイターゴルフでは、ゴルフコース全体が見えるように大きな照明施設でライトアップされています。

けれど、やはりラフなどは部分的に照明から外れてしまい、ロストボールしてしまう可能性が大きいです。

飛距離よりも、まずは確実にフェアウェイキープをすることが、スコアアップにつながります。

ラフに入ったボールが運良く見つかったとしても、夏のラフは伸びて元気な場合が多いので、ショートアイアンでないとショットが打てないことも。

1打を大切にするためには、フェアウェイキープは絶対と心がけましょう。

2.高く上がるボールを打たない

弾道の高いボールを打ちたいと思う人もいるかもしれませんが、ボールが高く上がってしまうほど、着弾点を見失う可能性が高いです。

ボールの捜索範囲が広がってしまうのに加え、ボールが落ちた場所がラフであれば、さらにロストボールの可能性が出てきてしまいますよね。

ミスショットをしたとしても、地面を這うようなチョロボールは結果オーライと受け止めるメンタルが大切です。

3.手前から攻めるを徹底する

もともと、「ゴルフは手前から」といった言葉があるように、ゴルフは無理してピンを狙わず、手前から寄せていくという考え方が一般的です。

ピンを刺したショットが打ちたい！　と思う人もいるかと思いますが、ナイターゴルフにおいては、特に“手前から攻める”を意識すると良いでしょう。

ナイターゴルフは周りが暗いため、昼との感覚が変わり、ピンまでの距離を見誤る可能性があります。

短めに見るならまだしも、万が一グリーン奥までボールが行ってしまうと、そこは闇。ハザードがある可能性もあり、トラブルになりかねません。

あくまで、見えるところにボールを置けるよう、手前から攻めることを覚えておいてください。

関西でおすすめのナイターゴルフができるゴルフ場

ここからは、関西でおすすめの、ナイターゴルフができるゴルフ場をご紹介します。

ナイターゴルフに行ったことがないという人も、ぜひトライしてみてくださいね。

1.【兵庫】雲雀丘ゴルフ倶楽部

（写真は雲雀丘ゴルフクラブ公式ホームページより）

兵庫県宝塚市に位置する雲雀丘ゴルフクラブは、18ホールパー60のコースです。

コースは狭く、ナイターということもあり非常に難しい、という評価がたくさんあります。

逆に言えば、このコースでしっかり打てるようになれば、かなり実力がついてきたと言えますよ。

ナイタープレーではレストランの利用はできないようですが、なんと浴場施設は21時30分まで利用可能。

ナイタープレー後は汗をさっぱり流して、ゴルフ場を出てそのまま食事を楽しみに行くのも良いですね。

住所：兵庫県宝塚市雲雀丘山手2-10-11
電話：072-758-3333

雲雀丘ゴルフ倶楽部

2.【大阪】堺カントリークラブ

アコーディアグループが運営する堺カントリークラブ。

18ホールとハーフプレー、両方を楽しむことができます。

どちらもスループレーで、プレー日の前日まで予約を受け付けていますので、急に夕方の予定が空いてしまったという時に候補に挙がることでしょう。

最終スタートは17時00分頃までと早めです。

こちらのゴルフ場はフェアウェイも比較的広くありますので、ロストボールが多くなりがちなナイターゴルフには、ありがたいゴルフ場と言えますね。

住所：大阪府堺市南区豊田2989-16
電話：072-291-0401

堺カントリークラブ

3.【滋賀】琵琶湖レークサイドゴルフコース

初心者やコースデビュー者にもおすすめの、琵琶湖レークサイドゴルフコースも、ナイター設備が整ったゴルフ場です。

パー68と短めのコースで、アップダウンが少なく平坦で回りやすいと感じる人も。

ナイターは北コースのハーフラウンドのみですが、距離もしっかりとあり、満足感が高いです。

バッグの積み下ろしなどはすべてセルフで行うことをお願いしていますので、終了後のクラブ確認などをしっかりと行ってください。

住所：滋賀県守山市木浜町2300
電話：077−585−1321

琵琶湖レークサイドゴルフコース

4.【奈良】ナパラゴルフクラブ　一本松コース

奈良県のナパラゴルフクラブ一本松コースは、薄暮れプレーでハーフのみのゴルフ場です。

ナイター設備は7～9番ホールについています。

夏の日中よりは気温が下がった状態ですので、多少暑さを避けてプレーすることができます。

最終スタート時間は15時42分までとなっていますので、時間に余裕を持ってプレーすることができそうです。

2サム保証で割り増しなしですが、夜間はロッカーや入浴施設などがクローズしています。

住所：奈良県天理市山田町888番地
電話：0743-68-6001

ナパラゴルフクラブ　一本松コース

5.【兵庫】三木セブンハンドレッド倶楽部

こちらの三木セブンハンドレッド倶楽部は、ナイター営業はハーフのみとなっているゴルフ場です。

夏の日中はかなり暑くなりますが、ナイターだと暑さを回避できるのはとてもありがたいですね。

最終スタートは19時30分まで、となっています。

またプランによっては、2サム保証で割り増しなしにもなりますので、2人で予定を立てて行きやすいのも魅力の1つですね。

レストランや茶室はクローズしていますが、シャワーのみ浴室利用が可能です。

住所：兵庫県三木市志染町大谷217
電話：0794-87-3131

三木セブンハンドレッド倶楽部

6.【大阪】庄司ゴルフクラブ

ショートコースでパー60ながら、しっかりと18ホールあり、本コース並の広さを持つ庄司ゴルフクラブも、ナイターゴルフに人気のゴルフ場です。

カートも利用可能、ドライバーを使えるホールもあり、本コースと変わらずラウンドのしがいがあると喜ばれています。

ナイター利用の場合はお風呂やレストラン、ロッカーの利用が制限されていますので、前もって確認して訪れるようにすると良いですね。

住所：大阪府泉南部熊取町久保2392
電話：072−452−5454

庄司ゴルフクラブ