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絶好調イ・ボミのセットに裏ワザ発見!

昨年の賞金女王に続き、今年もすでに2勝を挙げているイ・ボミ。

現在は、11試合連続でトップ5に入る活躍を見せるほど好調をキープしている。

そんなイ・ボミのセッティングにはある裏ワザがあったのだ!

(写真はLPGA様より引用)

6番アイアンのセットで戦うイ・ボミ。

getty

かつてのプロゴルファーは、3番アイアン、4番アイアンなどのロングアイアンを使っていたが、今の女子プロの主流は5番アイアンからのセッティング。

ロングアイアンを使っている選手はほとんどいない。

さらにイ・ボミは一歩進んで、なんとアイアンは6番アイアンから!

そのかわり、2本のユーティリティを使うことで、3番アイアンから5番アイアンまでの飛距離領域をカバーしているのだ。

ボミちゃんの10番アイアンって、何?

イ・ボミのアイアンセットで注目なのが10番アイアン。

通常のアイアンセットは9番アイアンまでなのだが、イ・ボミが契約する本間ゴルフのアイアンセットはこの10番アイアンまでをセットにしているのだ。

この10番はイ・ボミの活躍に最も貢献している1本とも言える。ゴルフ関係者、ツアー関係者にイ・ボミの強さを聞くと「100〜120ヤードからのアプローチ」を挙げる声が圧倒的に多い。イ・ボミはその距離をこの10番アイアンで打っているのだ。

多くのツアープロは、この距離をアイアンセットとは違うモデルのPWで打っている。

しかし、イ・ボミはアイアンセットと同じ流れの10番アイアンで打てる。

このセッテイングの流れの良さが、イ・ボミのアプローチを支えているのだ。

ドライバー、3W、5Wは全く同じシャフト!

イ・ボミのセッティングの特徴はアイアンだけではない。

ドライバー、3番ウッド、5番ウッドの愛用シャフトを調べてみると、なんと3本とも同じモデル、同じ重量、同じフレックスという全く同じシャフトを使っているのだ。

一般的なプロゴルファーはドライバーのシャフトが50グラム台なら、3番ウッドは60グラム台、5番ウッドは70グラム台と、10グラムずつ重くしている選手が多い。

しかし、イ・ボミはすべて「ヴィザードYA 55(R)」という本間ゴルフのオリジナルシャフトで統一しているのだ。

アマチュアがイ・ボミ流セットに学ぶこと!

よくアマチュアゴルファーの人は、ドライバーと3番ウッドでは重さ、フレックスはもちろん、全く違うメーカーのシャフトを使っている人も多い。

しかし、タイプの違うシャフトにすると、同じリズムでスイングしにくくなる可能性も高い。

理由はドライバーのシャフトが手元調子で、3番ウッドのシャフトが先調子の場合には、シャフトのしなり方が違ってきてしまうのだ。

もちろん、1本1本、シャフトを分析して同じタイプのしなり方を選べば問題ないのだが、シャフトのしなり方をアマチュアが分類するのはハードルが高い。

そういう意味ではイ・ボミのようにドライバーからFWまでを全く同じシャフトで統一するのもアリなのだ!