ゴルフクラブ
Gridge編集部
『M GLOIRE』爆誕!テーラーメイド新作はMとグローレの融合!
ごきげんよう、Gridge編集部のヒッティです。
テーラーメイドジャパンが日本限定モデルとして発売している「グローレ」。
2018年7月30日、都内某所でそのグローレの新商品発表会が行われました。
テーラーメイドといえば、タイガー・ウッズ、ダスティン・ジョンソン、ジェイソン・デイ、ジョン・ラーム、ジャスティン・ローズ、ロリー・マキロイという超豪華トッププロたちと契約しているメーカー。
テーラーメイドでは彼らのことを“BIG 6(ビッグシックス)”と呼んでいます。
ツアープロたちも愛用するMシリーズは日本でも爆発的人気を博していますね。
そんなテーラーメイドの日本限定モデルのグローレ新作は、“飛ばすため、楽しむための「全て」を持つ”というキャッチフレーズ。
全てを持つとは、何を指しているのでしょうか?
目次
Mシリーズのテクノロジーを全部乗せ!
そうなんです。2017年に発表されたM3、M4はゴルフ界に衝撃を与えました。
ボールを叩く面がねじれている、その名も「ツイストフェース」テクノロジー。
打点が真ん中を外しても、フェース面に微妙に施された“ねじれ”が、ボールをターゲットに向かって飛ばすのを助けてくれるという新発想でした。
またMシリーズには「ハンマーヘッドスロット」という技術も搭載。
このヘッド底部の特殊構造により、フェース強度が上がるからフェースを薄くでき、反発力が上がるという寸法です。
この2つの技術が今回のグローレに実装されたので、「Mシリーズとグローレの融合」と呼ばれているわけです。
マルチマテリアル(複数の素材)で作られる飛び!
グローレは、構えた時に見えるヘッドのクラウン部分が真っ白なのが印象的でした。
一方Mシリーズのクラウンは、フォワードサイドとバックサイドで素材が異なる「マルチマテリアル」なのが特徴。
今回はそのクラウンの大部分を占めるカーボン柄を取り入れつつも、Mシリーズのような真っ黒ではなくもう一層加えてグレーになっています。
まさにMシリーズとグローレの融合を可視化したヘッドです。
ウェイトで作られるやさしさ!
Mシリーズはアスリートゴルファーやプロが愛用するモデルとあって、ヘッドは重めでつかまりすぎないモデルでした。
一方グローレは、「日本の一般的なアマチュアゴルファー」のために作られたモデル。
ヘッドはMシリーズに比べ軽く、つかまりやすい設計になっています。
現行のグローレFがストレートフェースなのに対し、1度フックフェース。
しかし違和感のないように工夫されたフェースコスメティックスで、構えた時にかぶっているように感じません。
「ドロー・バイアス・ウェイト」(写真青線部分)は、重心をヒール寄りにすることでつかまりやすさを与えてくれます。
「バック・ウェイト」(写真赤線部分)は、ヘッドの後ろ側に重さがあることで深重心になり、ボールを高く打ち出すのを助けてくれます。
おまけですが、緑色部分は打感や音を調整する部分で、この配置が異なるだけで全然違う音になるそうです!
シャフトはフジクラ、グリップはラムキン製!
シャフトは、特に女子ツアーで圧倒的使用率を誇るフジクラの「Speeder EVOLUTION TM」が標準装備となっています。
グリップはバックライン入りで、耐久性に優れたラムキンを採用。
摩耗を気にせず、しっかりしたグリップ感覚を長い間味わえます。
アイアンも同時発売
もちろんアイアンもやさしく・飛ぶというコンセプトは変わりません。
「リブコアHT(エイチ・ティ)」という新テクノロジーが搭載されています。
このHとTはヒール(Heel)とトウ(Toe)が由来とのこと。
そこに配置された素材により、ボールを打ったときの振動が軽減されるので、エネルギー伝達ロスが最小限になるそうです。
ロフトが立っている「飛び系」アイアンですが、大型でシンプルなヘッドで、ソール部分にタングステンが装備され、打感も良くボールが上がりやすい構造となっています。
参考までに、ヒッティは7番アイアン(ロフト27度)を打ってみましたが、約145ヤードでした。
無理せずいつもどおり振って、今使っている7番アイアンの飛距離より10ヤード伸びていました。
打ちやすいのにこの飛距離、すごいです。
ドライバー試打
まず、構えが心地よいです。
とても振り抜きやすいし、ボールが右に行きません!!
けっこうカット打ちでフェードが多いヒッティですが、きれいなドローが出てくれて非常に満足でした。
ちょっとスピン量は多くなってしまいましたが、それはボールが上がってくれる証拠でしょう。
テーラーメイド契約で、今年フジサンケイレディスで初優勝した永峰咲希プロも、Mグローレを絶賛していました。
みなさんも新しいMグローレで、やさしく、飛ばしを手に入れてみては!?