Gride

gettyimages/1264887740
getty

ゴルフクラブ

もーりー

クラブセッティングを楽しむならウェッジ選びにもこだわりませんか?

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

ゴルフでスコアが良くなるにつれてこだわりだすのがクラブセッティングですよね。

アイアンセットは基本5番アイアンからピッチングウェッジまでがセットで売られていることがほとんどですが、最近では6番からのセットも珍しくありません。

アイアンの本数が減った分をユーティリティーで賄うなど、クラブセッティングも多様化が進んでいます。

そこで今回クローズアップするのはウェッジについて。

アマチュアでもほとんゴルファーが単品ウェッジを選ぶ傾向にありますが、果たして自身に合ったものをしっかり選べているのでしょうか?

まずは押さえておきたいおきたいのはロフト角!

ウェッジ選びでまず押さえていてほしいのがロフト角です。

ゴルフクラブにおいて一番飛距離の出るドライバーはロフト角が小さく、フェアウェイウッド、ユーティリティー、アイアン、ウェッジの順にロフト角が大きくなっていきます。

ゴルフクラブにはフェース面にそれぞれ角度(傾斜角)がついており、。ドライバーは傾斜角が小さく、フェース面はほぼターゲット方向に向いています(ロフト角8〜12度前後)。

そしてサンドウェッジになると傾斜角が強くなり、フェース面は上側を向いています(ロフト角54〜60度くらい)。
 
ロフト角はシャフトの長さとともに飛距離を決定する数値の一つになりますから、ロフト角が小さいとボールは高く上がらない代わりに飛距離が出ます。

ロフト角が大きくなればなるほどボールは高くなり、スピンもかかりやすいので飛距離は抑えられます。

そしてロフト角は通常は1番手ごとに3~4度刻みくらいになっているのが一般的です。

ロフトピッチがある程度均等になっていることで、番手間で10〜15ヤードの飛距離差が生み出されます。

アマチュア向けはロフト56度のサンドウェッジが基本

それではここからは単品ウェッジを選ぶ際のポイントをご紹介していきましょう。

ピッチングウェッジはアイアンとセットで購入することがほとんどになりますので、アプローチウェッジとサンドウェッジを選ぶのが基本です。

先ほど触れたロフト角を考慮すれば、アイアン、ピッチングウェッジの流れでロフト角が等間隔になるように選ぶのがベストとなります。

しかし多くのアマチュアゴルファーはアプローチウェッジが52度、サンドウェッジが58度のロフトピッチ52-58度の組み合わせを好むんですよね。

おそらく以前から日本人プロゴルファーたちが好んでこの組み合わせを取り入れた影響だと思うのですが……。

プロゴルファーやア上級者はピッチングウェッジのロフトが46度前後なので、52-58度の組み合わせでロフト角がちょうど6度刻みとなります。

6度刻みはピッチが空き過ぎなのですが、プロはそれをカバーできる技量がありますからね。

しかし一般的なアマチュアゴルファーが52度のアプローチウェッジを選択してしまうと、ピッチングウェッジとのロフト角の差が10度近くにもなるので、上手く飛距離の階段が作れません。

さらにサンドウェッジはロフト角が56度より寝てしまうと操作性が非常に難しくなります。58度のサンドウェッジはスピンが入りやすい分、アマチュアとっては非常にシビアなクラブなのです。

基本的にアマチュアゴルファーにオススメなのはアプローチウェッジが50度、サンドウェッジが56度のロフトピッチ50-56度の組み合わせでしょうね。

たった2度の違いでグリーン周りのアプローチやバンカーショットの打ちやすさが変わってくると思いますよ。

シャフトとバウンス角

ウェッジ選びでロフト角のほかにもポイントになるのがシャフトとバウンス角です。

まずシャフトについては、ウェッジはアイアンセットのものよりもクラブ重量を重くするのが基本です。

アイアンのシャフトがスチールなのにウェッジのシャフトがカーボンというのはちょっといただけないですね。

さらにカーボンシャフトとスチールシャフトでは特性や振った感覚がかなり変わるので、個人的にはアイアンがカーボンシャフトならウェッジもカーボンシャフトで合わせたほうが無難じゃないかと思います。

そしてシャフトの次はバウンス角になります。

まずバウンス(バンス)角とはなんぞや? という方のために((´∀`))。

バウンス角はクラブヘッドの下側の膨らんだ部分に付いた角度で、だいたい4〜14度くらいのものが多いようです。

一般的にはバウンス角が多いほうがアプローチでクラブのソール(底)部分が芝を滑ってくれたりバンカーショットが簡単になりますから、アマチュア向けはバウンス角が10度以上のものでしょうね。

バウンス角については、アプローチウェッジで10度、サンドウェッジで12〜14度くらいのものを選ぶといいと思います。

アプローチウェッジを2本入れるのが今どきのセッティング!?

getty

ここまで本当にザックリ、超~簡単にウェッジ選びのポイントをご紹介させていただきました(簡単過ぎて申し訳ないです(^^ゞ )。

ちなみに私はピッチングウェッジの下にアプローチウェッジを2本(ロフト角48度と52度)、サンドウェッジ(ロフト角56度)をセッティングしています。

つまりピッチングウェッジを含めてウェッジ4本体制ということ。

ウェッジ3本だとどうしても振り幅で飛距離を調整する場面が増えてきますが、4本体制にすることでピッチングウェッジから4度刻みのロフトピッチになるので、番手間のフルショットの飛距離がちょうど10~15ヤード刻みになりますし、振り幅による飛距離の調整が少なくなります。

100ヤード以内のアプローチをオートマチックにしたい人にはオススメのセッティングですよ(最近は多くのトッププロたちもウェッジ4本体制を採用しています)。

せっかく単品ウェッジを使うなら、しっかりこだわって自分に合うクラブを選んでくださいね♪

といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!