Gride

gettyimages/962574972
getty

ゴルフスイング

もーりー

“ボールの高さを揃える”とアプローチの距離感が良くなります!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

ミスしやすいサンドウェッジを使わずにアプローチウェッジやピッチングウェッジを使っているし、キャリーとランの割合も意識しているのに、どうしてもグリーン周りのアプローチで距離感が合わない……。

そんな皆さんに練習で取り入れてほしいことがあります。

それはアプローチ時のキャリーの“ボールの高さを揃える”ことです。

番手別のキャリーとランの割合を把握することが大事

getty

グリーン周りのアプローチでピンに寄せるためには、キャリーとランの割合を把握することが大事です。

カップの手前にキャリーさせて、そこから転がってボールがピンに寄るというイメージですね。

よく言われる番手別のキャリーとランの割合は(SW=サンドウェッジ、AW=アプローチウェッジ、PW=ピッチングウェッジ)、

・SW……2:1 (キャリー:ラン)
・AW……1:1
・PW……1:2
・9I……1:3
・8I……1:4

といったところでしょうか。

ただこのキャリーとランの割合は個人差があります(クラブのロフトやアドレスのボールの位置などが人によって微妙に違うので)。

まずは自身の番手別のキャリーとランの割合の把握に努めましょう。

まずはキャリー5ヤードを基準にすると良いと思います。

スタンス幅は靴1足分空くくらい狭くして、ボール位置は一定になるようにしましょう。

ちなみにボールをスタンス中央にセットすると適度なハンドファーストで構えられます。

“ボールの高さ”を意識する

getty

ランとキャリーの割合の意識、アドレスが定まったら早速各番手で5ヤードキャリーさせる練習に入ります。

スイング(振り幅)を一定にすることはもちろんですが、ここでもう1つ確認してほしいことがあるのです。

それはをキャリーさせた時のボールの高さ。

キャリーさせたボールの弾道がどれくらいの高さの放物線を描いているかを把握しようということです。

ちなみにアプローチウェッジやピッチングウェッジで5ヤードキャリーさせた時のボールの高さは30~50センチ、膝かそれよりも低い高さです。

ショートアイアンなら踝(くるぶし)の上あたりくらいの高さではないでしょうか。

「えーっ、そんなに低いの?」

こう思った方は要注意。

アプローチ(キャリー)の距離感が合わない人は、打つ前にイメージする弾道と実際に打った時の弾道が大きくかけ離れている場合が多く、たいていは実際より高い弾道をイメージしています。

膝の高さくらいしかボールを上げなくていいのに胸の高さにボールを上げるイメージでボールを打ったら……。

そのまま打って大きくオーバーさせてしまうか、スイングを緩めてしまいザックリしてしまう確率が格段に上がるはずですよね。

正しい放物線(ボールの高さ)をイメージしながら距離感を合わせましょう!

getty

いかがでしたか?

アプローチはボールの落し所にボールを正確にキャリーさせられるかが重要で、さらにキャリーの“ボールの高さ”が揃えられたらランの距離も安定します。

まずは5ヤードのキャリーで各番手のボールの高さを揃えられるようにしましょう。

コツがつかめたらキャリーの長さを7ヤード、10ヤードと伸ばしながら、同じくボールの高さを揃えられるように練習していってください。

地味な練習ですが、これでアプローチの距離感が良くなるのは間違いないはずです。

最後にサンドウェッジはロフト角やバウンス角が大きくて距離感を出すのが難しいので、まずはアプローチウェッジやピッチングウェッジで距離感を養うようにするといいと思います。


というわけで今回はこのへんで。

それでは、また!