ゴルフクラブ
もーりー
フェアウエイウッドやユーティリティは『勝手に飛んでくれるクラブ』です!
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
ロフト角が20度以下のフェアウェイウッド(FW)やユーティリティー(UT)って本当に難しいですよね。
ミスが多いからと、たま~にティーショットで使うくらいで、あとはほとんど使うことがなくバッグのお飾りになってしまっていませんか?
確かにロフト角の少ないFWやUTはやさしいクラブではありませんが、それよりもむしろ「飛ばさなきゃ!」という意識が難しさに拍車をかけているかもしれません。
「飛ばさなきゃ!」と意識して気負い過ぎていませんか?
ロングホール(パー5)の2打目、フェアウェイど真ん中からの絶好の場面でFWやUTを手にしてのチョロ……なんてガッカリな経験ないですか?
さらにチョロを挽回しようと気合いを入れてマン振りしたら、今度はOBゾーンへ一直線で意気消沈、なんていう負の連鎖もありえます。
確かにロフト角20度以下のFWやUTって、ゴルフクラブの中でも、最も難しいクラブといってもいいでしょう。
ロフトが立っていてボールも上がりづらいですし、シャフトも長いからしっかり振り切るのも大変です。
しかしそれ以上にFWやUTを難しくしていることがあります。
それは「飛ばさなきゃ!」と意識して気負い過ぎてしまうこと。
飛ばそうとしてボールの行方が気になるから、ルックアップしてしまうとチョロになってしまうし、余計な力が入って振り回すことで、インパクトでフェース面が安定せずにボールが大きく逸れてしまうのです。
FWやUTは『飛ばすクラブ』ではなく、『勝手に飛んでくれるクラブ』なのです!
FWやUTは距離を稼ぎたいクラブです「飛ばしたい!」という気持ちになるのはすごく当然のことです。
しかし人間の体には思ったことに対する適応能力が備わっています。いわゆる『体が勝手に反応する』というやつです。
「飛ばさなきゃ!」と思えば思うほど、体に力が入ってしまいミスショットにつながってしまうのです。
でも、ここで考えてほしいことがあります。
それはFWやUTはフルスイングをしないと飛ばないクラブではないということ。
FWもUTもロフトが立っていてシャフトも長く、アイアンに比べたらクラブヘッドも大きくてボールをとらえやすいんです。
軽く振ってもアイアンより飛距離が出るように設計されているわけです。
そう、FWやUTは『飛ばすクラブ』ではなく、『勝手に飛んでくれるクラブ』なのです!
ウェッジショットを打つ感覚で!
ですからFWやUTをスイングする時は、むしろウェッジショットを打つくらいの感覚で打ってみてください。
女性なら60~80ヤード、男性なら80~100ヤードくらいのコントロールショットを打つつもりでいいと思います。
ただFWやUTはシャフトが長いので、コントロールショットのつもりだとインパクトでの緩みが気になる……という方は、ショートアイアンやピッチングウェッジ(PW)でのフルショットをイメージしてみるのもいいかもしれませんね。
何度も繰り返しますが、FWやUTは“勝手に飛んでくれる”クラブです。
5~7割くらいの力感でスイングしたほうが、ミート率が上がる分、今までより飛距離が出ることだってありえます!
あとは力を入れないからって、体の回転が不足して手打ちになってしまうと意味がなくなってしまいますので、そこだけはご注意を!
というわけで今回はこのへんで。
それでは、また!