ゴルフスイング
Luke
ボールの見かたを工夫すれば、簡単にレベルアップできる!? その2
こんにちは、ライターのLukeです。
その1に引き続き、「正しいボールの見かた」について考えてみましょう。
ボールの見かたをうまくコントロールできれば、皆さんのゴルフはもっと簡単になっていきますよ。
ボールの見かたを工夫して、スイングを改善する!
自分のイメージ通りのスイングをするためには、ボールの見かたとボールを見る意識を工夫する必要があります。
そこでまずは、ステップ1。
ボールをじ~っと凝視するのではなく、例えば「薄目を開けて見る」「ぼんやりと見る」という具合に……。
身体の動きが硬くならないように、自分なりの方法を見つけ出してください。
それに加えて、「ボールを飛ばしてやる!」「ボールにしっかりと当てる!」というような意識が起こらないように、自分のメンタルをセーブ。
この方法を行うだけでも、皆さんのスイングは大きく変化していくはずです。
目指したいのは、『素振りのスイング』でボールを打つこと!
次にステップ2。
『素振りのスイング』を磨きましょう。
「素振りはキレイなのにねぇ……」「素振りならシングルクラスだよ」と、『素振りのスイング』をほめられたことがある人は少なくないと思います。
写真のように傘を持つと『素振り』をしたくなるのが、ゴルファーの性ですが、皆さんキレイなスイングをしていますよね?
ボールをじ~っと見て、実際に打とうと思わなければ、皆さんのスイングは実はそれほど問題点はなかったのです。
本来ゴルフスイングは、もっと『素振りのスイング』で作られるべきだったのです。
ところが皆さんも知っての通り、『素振り』と同じスイングでボールを打とうとしても、上手くボールには当たりませんよね?
そこで諦めてしまい、無駄に『素振り』を繰り返すよりも、実際にボールを打って、上手くボールに当てようとする練習ばかりになってしまうのが、一般的なゴルフ練習の流れです。
しかしその考えを変えてみませんか?
『素振りのスイング』が上手く当たらないのは、いざボールを目の前にすると、ボールをじ~っと見てしまい、実際には『素振りのスイング』とはまったく違う動きになっているからなのです。
この点をしっかりと認識することが、ゴルフ上達のターニングポイントになりますよ。
スイングの真実はスマホで確認!
『素振りのスイング』と、『実際にボールを打つ時のスイング』が、どのように違っているのか?
その点を認識するために、スマホのスロー動画で自分のスイングを撮影してみましょう。
スイングの正面と後方から撮影して、さらにコマ送りで確認すれば、『素振りのスイング』と、『実際にボールを打つ時のスイング』の違いがハッキリと分かります。
「ダウンスイングへ切り返す時の手元の動き方」
「全体のスイング軌道」
「クラブフェース面の戻り方」
「インパクト時のグリップ位置」
「腰の開き方」
このような点を細かく比べてみてください。
あまりの違いに驚く人も多いはずですよ。
さあ、この点が確認できたなら、皆さんの練習方法は今までとは変えたほうがよいと思いませんか?
次回その3では、その練習方法について考えてみましょう。