ゴルフクラブ
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あなたのゴルフグリップは大丈夫?交換時期の目安と気になる費用について
ゴルフクラブを持つ時に、握る部分である「グリップ」は消耗品であるということを知っていますか?
グリップは使っているうちに劣化しますので、時期が来たら交換が必要です。
しかし、ゴルフを始めたばかりという人は、どれくらい使えばグリップ交換をするべきなのか、目安がわかりませんよね。
今回は、ゴルフグリップの交換時期についての目安と、ゴルフグリップを交換するための気になる費用についてご紹介します。
目次
グリップ交換の時期
グリップの交換時期は、「1年に1回」や、「40ラウンドに1回」などを耳にしたことがある人もいるかもしれません。
しかし、ゴルファーにより、ゴルフに行く回数も違えば、1ラウンドでのクラブの利用頻度も違いますよね。
よって、これらの目安は曖昧であると言わざるを得ません。
ゴルフグリップは、ラウンドや練習で使うたびに、スイングをするのに不安なくしっかりと握れる状態か、確認するようにしましょう。
グリップ交換の時期が来たという目安は、3つありますので、覚えておきましょう。
1.グリップがツルツルする
グリップ交換の時期として一番わかりやすいのは、表面がツルツルしてきたと感じた時です。
グリップがツルツルしてしまうと、滑りやすくなってしまい、ゴルファー自身、不安を感じてしまいます。
スイングでも、クラブがすっぽ抜けないようにテークバックで力を入れ過ぎてしまったり、インパクト付近でギュッと握ってしまうことでボールを上手く打つことができなくなったりします。
なんとなく握りにくいという違和感があり、かつ、このような症状が現れ始めたら、間違いなくグリップの交換時期と言えます。
なぜだかわからずに道具を変えてみたり、練習に通いづめて無駄な費用をかけるのではなく、まずはグリップ交換を考えましょう。
2.グリップが削れる(変形する)
次にグリップ交換時期として目安となるのは、グリップが削れるなど、購入当初から変形した場合です。
いつも握っている付近の一部分が、凹んでしまっていたりしていませんか?
そのような場合はグリップが滑る結果握りが強くなり、変形してしまっているため、交換が必要です。
ちなみに、グリップが削れる部分で一番多いのが、右手の親指部分と言われていますが、削れる場所によってスイングを矯正するヒントとなる可能性がありますので、グリップ交換の前に、注意して見てみると良いかもしれません。
3.グリップが固くなっている
また、いつもよりグリップが硬いなと感じ始めたら、これはもうグリップの寿命で、交換が必要です。
ゴルフグリップの素材は、主にゴム素材と樹脂素材に分かれますが、ゴム素材で作られたものは硬化しやすいという特徴があるため、長年使用しているとどうしても劣化します。
ゴム素材のゴルフグリップは硬化が避けられないとは言え、ラウンド後や練習後にはゴルフグリップに付着した手の油や汚れをこまめに取り除き、日当たりの良い場所に置かないなど気を配ることで、劣化のスピードを遅らせることができます。
グリップの選び方
ゴルフグリップにはメーカーや種類がたくさんありますので、どれを選んで良いかわからないという人も多いと思います。
・素材
・口径
・バックラインの有無
・グリップの太さ
・グリップの重量
・トルク
これらの点から自分に合うグリップを選んでいきましょう。
特に今まで使っていたグリップよりも重量や太さが極端に違ってしまうと、振り心地にも影響を与えます。
今までのグリップが手になじんでいたのであれば、重量や太さが変わらないグリップを選ぶと良いでしょう。
もう少しヘッドを効かせたい、手の大きさに合わせて太さを変えたい、など変えていきたい点がある場合は、それに沿ったグリップを選ぶと改善されます。
初めてグリップ交換をする場合は数字を見てもわからないという人も多いでしょう。経験者や店の人から、今のグリップと比較してどうかという点をアドバイスしてもらうようにしましょう。
グリップ交換にかかる費用
最後に、気になるグリップ交換にかかる費用を見ていきましょう。
グリップ交換をするには、2つの方法があります。
・工房などで交換してもらう
・自分で交換する
自分でグリップをいじっても良いのかと驚かれる人もいますが、グリップ交換に関しては自分で行っている人も多いです。
もちろん、工房の方はプロですので、安心して任せることができますよ。
グリップ本体の値段
グリップ本体の値段は、正直なところ”ピンキリ”と言わざるを得ません。
一番多い価格帯が、1本1500円〜3000円くらいのものです。
・ゴルフプライド
・ラムキン
・イオミック
・エリートグリップ
・NO1グリップ
迷ってしまうという人は、これらのグリップが人気ですので、チェックしてみると良いでしょう。
工房で交換する場合の値段
工房でグリップ交換をお願いする場合は、手間賃として工賃を支払います。
工賃も店によって様々ですが、大体300円〜500円くらいが一般的な値段のようです。
グリップを購入した人のグリップ交換に関しては無料で受け付けてくれるところなどもありますので、そういったところであればお得に交換できますね。
グリップ1本の交換にかかる時間は、慣れた人であれば5〜6分でできますが、すぐに打てるようになるわけではありません。
接着剤の乾き具合によりクラブを一晩預かり、翌日渡しとなる場合が多いため、すぐに取りに行ける店舗でお願いすると良いでしょう。
店にグリップ交換をお願いすれば、ねじれや曲りもなく装着してくれるため、安心です。
自分で交換する場合の値段
自分でグリップ交換をする場合は、工賃はいりませんが、作業に使用する道具を揃える必要があります。
・グリップカッター
・両面テープ
・溶液
この3点です。
これらはグリップ交換キットなど、セットで販売されていることも多く、価格も1500円前後で購入できます。
グリップ交換を自分で、と不安になる人もいるかと思いますが、実際にやってみて、驚くほど簡単だったと感想を持つ人も多くいるようです。
一度セット販売されている道具を入手すれば、カッターは半永久的に使えますし、両面テープや溶液などはなくなれば買い足せます。一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
劣化してしまったグリップを交換することは、安定したスイングにつながり、結果、スコアアップにもつながります。
ゴルフを始めたばかりの人だと、どれくらいの状態になった時にグリップ交換をすればいいのかわからないかもしれませんが、握って違和感がある時は、その時が来たということで、早めに交換をすると良いでしょう。
難しいように見えるグリップ交換ですが、お店で工賃を支払って交換してもらうのも、道具を揃えて自分自身で交換するのも、拍子抜けするほど簡単です。
ゴルフグリップの交換時期を見極めて、良いグリップの状態を保ち、ナイスプレーを目指しましょう!