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超高級クラブメーカー!?PXGのすごさとは?最近安くなって注目度アップ!
2016年に日本市場に参入した、PXG(Parsons Xtreme Golf)というゴルフクラブメーカーをご存知ですか?
創業者の趣味が高じてスタートしたPXGですが、その先進性、革新性が話題となり、プロからアマチュアまで、多くのゴルファーから注目されています。
PXGのゴルフクラブのすごさとは、一体どこにあるのか見ていきましょう。
また、もともと超絶高額だったPXGのクラブたち。それが2019年頃からガラリと方針変更をしたのか、一気にお値打ちなクラブと変貌を遂げました。
そのあたりの理由についてもチェックしちゃいますよ。
プロの間でも広がりを見せる、PXGのゴルフクラブとは?
PXGのゴルフクラブは、ドライバーからパターまですべてのクラブがラインアップされています。
ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティには、今まで目にしたことのないタイプの可変ウエイトが複数備わっていて、高い慣性モーメントでミスヒットを抑えながら、ウエイトの組み合わせを変えることで、弾道の高さや球のつかまりを調整することができます。
可変ウエイトでボールの弾道をコントロールするのは、もはやゴルフクラブでは当たり前の技術ですが、ボールに与える影響がまた絶妙に調整されています。
PXGのゴルフクラブの評判はPGAツアー選手の間でも高く、PXG契約プロであるジェームズ・ハーンが2016年のウェルズファーゴ選手権で優勝、ロッコ・メディエイトが全米シニアプロ選手権で勝利をあげるなど、事業開始早々に結果を残しています。
PXG創業のきっかけとは
PXGの創業者ボブ・パーソンズは、世界最大のインターネットのドメイン登録会社「GoDaddy」社の創業者でもあります。
彼は、IT企業を経営する傍らで、年間数千万円分もゴルフクラブを買い集めるなど、ゴルフクラブが大好きでした。
そしていつからか、市販のクラブでは満足できず、自分自身が100パーセント満足できるクラブを作りたいと思うようになり、2014年にアリゾナ州スコッツデールでPXG社を創設。
大手クラブメーカー・ピンゴルフのベテランデザイナーを引き抜き、開発にかかる費用は度外視、最高級の素材と複雑なテクノロジーを用いた最高のゴルフクラブを作ることに専念させたのです。
PXGゴルフクラブの凝った作りのすごさとは
PXGのゴルフクラブは、ヘッドに埋め込まれている多数のビスがかなり独創的ですが、見た目だけでなく、その中身も凝ったつくりとなっています。
一見するとマッスルバックのようなアイアンも、実は中空構造、周辺重量設計、ヘッドの内部のエラストマー樹脂と、見た目に反して、やさしさ、打感の良さが追求されています。
そして、これだけ複雑な構造なのに、素材は軟鉄(製造は鋳造)が使われており、ライ角やロフト角の調整ができるというのですから驚きです。
PXGのゴルフクラブの最新価格とは
PXGのクラブは、その価格も驚きです。
創業者のパーソンズ氏の言葉を借りるならば、「PXGのクラブは、車で例えるならばフェラーリのようなもの」。
高級なゴルフクラブはこれまでにもありましたが、性能を極めるために採算を度外視したクラブというのは、PXG以前にはあまり存在しなかったのではないでしょうか。
しかし、最高の性能と品質を備えた最高級のゴルフクラブ……というのは実は過去の話。
「PXGと言えばアイアンセットで30万円とか40万円」とか、そんな値段でしたので、なかなか一般のゴルファーは手が出るシロモノではありませんでした。
しかし2019年頃のモデルからPXGのクラブが安くなったのです。ドライバーは最新モデルでも5万円を超える程度でアイアンセットも10数万円。他メーカーのゴルフクラブと値段の差がなくなっているんです。
安くなったPXGは何が変わった!?
PXGが安くなってからの評価を見てみると、あらゆるところで耳にするのがその「寛容性の高さ」です。
ドライバーやフェアウェイウッド、ユーティリティに関しても、ボールの上がりやすさやミスヒットに対する寛容性の高さが評価されています。
またアイアンに関しても中空構造でさらにウエイトによって重心が低くなっているため、重心が下がってボールが上がりやすく、スイートスポットも広くなっています。
PXGは「0311」シリーズと「0211」シリーズに分かれており、0311が主力モデル、0211が廉価で扱いやすさを重視したモデルというすみ分けがなされています。
PXGの販売戦略が変更したおかげで値段が安くなって手に取りやすくなっており、クラブの分類も非常にわかりやすくなっているのはユーザーにとってもうれしいポイントです。
安くなったPXGのクラブ! 安くても高性能!
PXGのクラブがかなり安くなったことにより、性能低下を不安に思っている人も多いかもしれません。でもドライバーを見てみると、廉価版である0211シリーズでもネックの調整機能がついているなどある程度ユーザー側での調整も可能になっています。またやさしさも備えており、安心感や飛距離、打感もそれぞれが高いレベルにあると言えるでしょう。
アイアンでは数あるヘッドの中からシャフトの硬さや表面の仕上げ、グリップに至るまで幅広い選択ができるようになっています。
PXGのクラブで自分好みのクラブを手に入れよう
PXGのクラブはドライバーやアイアンだけでなく、フェアウェイッド、ユーティリティ、ウェッジ、パターとフルセットで揃えられるのが特徴です。
もともとものすごく高級なクラブとして知られていたのですが、安くなったためにあらゆるゴルファーが手にできるハードルが下がった、とも言えそうですよね。
ただそれでいて安くなって性能が落ちた、というわけではなく、安くなってもカスタム性の広さややさしさを追い求める姿勢はそのままです。
憧れだったPXGブランド、手に入れるなら今かもしれませんね。ぜひPXGで自分好みのクラブをカスタムしてみてください。
PXGはお値打ちになったけど他にもある! 高級ゴルフクラブを紹介!
さて、PXGはかなりお値打ちに販売されるようになったのですが、まだまだ調べてみると高級なゴルフクラブはたくさんあります。
高級なゴルフクラブをランキング形式で紹介してみたいと思います。憧れのあのメーカーや、知らなかったマニアックなブランドまで、どうぞご覧ください!
高級ゴルフクラブと言えばやっぱりここ!「マジェスティゴルフ」
高級ゴルフクラブ、と聞いてすぐに思い浮かぶのがこちらのマジェスティゴルフ。旧「マルマンゴルフ」という名称のほうが馴染みのある方が多いかもしれませんね。
ブラックとゴールド、そしてウッド調に装飾された高級感あふれるクラブは、まさにラグジュアリーで所有欲を満たしてくれるゴルフクラブと言えます。
ドライバーはモデルによっては20万円オーバー、アイアンセットも30万円を超えるものがあるなど、まさに高級なゴルフクラブと呼ぶにふさわしいお値段です。
一般人がそんな高級クラブを所有してしまったら、ラウンドで使うのに躊躇してしまうかも……。
こだわりの高級パターをあなたの手に! ゼニスパター
スコアメイクをするのに大切なパッティング。実はパターってこだわればこだわるほどにものすごいお値段がする高級品がたくさん存在します。
ゼニスパターは、宇宙航空部品を作る会社「ジオニック」が作る、いわゆる地パターと呼ばれるもの。重心角や長さ、素材などをすべて自分にあわせてカスタマイズして作るパターは自分だけの特別なパターとなってくれるでしょう。
実は以前、飯島茜プロが自身のYouTubeチャンネルでこちらでパターを製作しており、そのときのお値段はしめて22万円(税抜き)!
たしかにパターってなんとなく合わないなぁ、とか違和感がある、と感じて何本も買い換えるパタージプシーになっているゴルファーも少なくありません。
それを考えれば、自分にビシッと合わせたパターを購入して使い続けたほうが、もしかしたらお得なのかも!?
無垢が生む、新次元MUQUのアイアン/ウェッジ
MUQUは中部地区の職人たちの力を結集させて、製造工程からゴルファーの手にクラブが渡るまで、あらゆる職人の手が加えられている至高のアイアンを販売しています。
アイアンの値段は36万円!
しかもこれ、アイアンセットの値段ではなく1本のお値段なんです。5番アイアンからピッチングウェッジまで揃えると、しめて216万円。
最先端技術から伝統工芸まで、それぞれの匠たちが心血を注いで手掛けたアイアン、機会があればぜひ手に取ってみてほしい逸品です。