ゴルフクラブ
Kenjiiii
パターもフィッティングの時代です!
ドライバーの飛距離を伸ばすことには一生懸命でも、パッティングにお金と時間を使っている人って、けっこう少ないのではないでしょうか。
パッティングを上達させるほうが、スコアアップにはずっと近道だというのに……。
そこで今回は、アスリートゴルファーの間で話題になっている、パターとフィッテイングについて書いてみました。
目次
【Edel】イーデルゴルフ
クラブやボールに尋常でないこだわりを持ち、米ツアーでもっとも注目されている超大型新人のブライソン・デシャンボー。
その彼が使っていたことで一躍有名になったのがイーデルゴルフです。成田美寿々プロやチョン・インジプロも使用しているとか。
ヘッドを真っすぐ動かしにくい、ゴルフクラブならではの重心位置の問題点。それを解決してしまう、トルクバランス理論でつくられたパターは、僕もぜひ一度は試してみたいと思っています。
プレイヤーの体格やアドレスやストロークのクセを調べ、それに合ったパターを選ぶというのが一般的なフィッティングです。
しかし、イーデルの発想はまったく別世界。パターの力でプレイヤーのクセをなくし、ストローク自体を安定させてしまうという、驚きの発想に基づいたフィッティングだそうです。
画像のレーザーポインターを使ったフィッティング、ぜひともやってみたいです!
【BENOCK】べノック
京都を拠点とし、すべての制作工程を自社で行うべノック。
PRGRレディスカップで優勝争いした飯島茜プロが、自腹購入して使用していたことでも話題になりました。
独自のバランスアングル理論と、90分に及ぶ綿密なフィッティングにより、プレイヤーの持つクセに徹底的に合わせていくフルオーダーメイドパター。
『世界でただ1本の、自分だけのパターを』を掲げ、必要ならヘッドを削り出すところから始めることも。
ベースの本体価格7~9万円に、調整や装飾によるオプションを加算していくため、12~30万円くらいになってしまうとか(・∀・;)
ただ、パターは他のクラブに比べて買い換え頻度が少ないほうが多いので、数年使い続けるなら良いかもしれませんね。
【ODYSSEY】オデッセイ
東京のキャロウェイゴルフ本社内にある『パットラボ』。
ここでは、パッティング計測器「SAM」を使い、7つのデータを計測します。
そして、パッティング傾向を分析した後、種類豊富なオデッセイパターから、各々にあった最適な1本を選んでくれるというもの。
7つのデータは以下の通り。
1. Aimig(アドレス時のフェース向き)
2. Impact(インパクト時のフェース向き)
3. Top View(上から見たスイング軌道)
4. Spot(インパクト時の打点位置)
5. Side View(横からみたスイング軌道)
6. Rotation(クラブフェースの回転)
7. Timing(リズムとタイミング)
自分の傾向を知るのは、きっとプラスになるでしょうね。
【PING】ピン
「PLAY YOUR BEST(あなたにベストなプレーをもたらすこと)」をクラブ開発の理念に掲げてきたPINGは、50年以上前からフィッティングの重要性を説いてきました。
新宿にある、世界で唯一のPING直営店『PINGフィッティングスタジオ』では、最先端フィッティングツールを使ったカスタムフィッティングが受けられます。
それ以外でも、全国のゴルフショップでは、PINGの持っている膨大なデータを利用したiPhoneアプリ『iPING』を使ったフィッティングが受けられます。
PING所属プロたちも、普段の練習で使っているというアプリだそうですよ。
*番外編【Cure Putters】キュアパター
レクシー・トンプソンが日本で圧倒的な強さを見せつけた際、使っていたパターが、このキュアパター。
昨今のドライバーのように、自分でライ角とヘッド重量をフィッティングできるパターです。
今までも重量を変えられるパターはありましたが、その調整幅はせいぜい20グラム程度。
しかし、このキュアパターは200グラムもの重量調整ができ、ライ角も62度から80度まで調整できる驚きのパターなのです。
独特な形状は高慣性モーメントを生み出し、適正な重量とライ角に調整することで、自分にあった最高のパターができあがるということです。
うーん、これも試してみたい。
フィッティング体験、1度は受けてみたいですね!
どちらかというと、他のクラブよりも適当に決めている感の強いパター。でも、実は最もスコアに直結するクラブと言っても過言ではありません。
そして、もっとも練習効率の良いスイングでもあります。
ぜひ、自分にあったお気に入りの1本を見つけて、スコアアップにつなげましょう( ´ ▽ ` )ノ