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ディープフェース、シャローフェースのメリット・デメリットとは?
ドライバーのフェースの形状は、大きく分けてディープフェースとシャローフェースの2種類があります。
ざっくり言うと、厚みがあるのがディープフェース、薄いのがシャローフェースです。
それでは、それぞれのフェースのメリット・デメリットはどのような点なのでしょうか。
どちらの形状がどのような人に向くのかも併せてご紹介します。
ディープ? シャロー?
ドライバーのヘッド体積は、460cc以下とルールで決められています。
その460cc以下という限られた大きさを、ヘッドの高さで使っているか、奥行きで使っているかで、自ずとフェースの厚みも変わってきます。
高さで使うことで、フェースの厚みがあるタイプをディープフェース、奥行きで使うことでフェースが薄くなっているタイプをシャローフェースと呼んでいます。
ディープフェースの特徴
ディープフェースはフェースに高さがあるので、その分重心が高く、奥行きがない分浅重心となります。
メリットとしては、高重心なのですが、フェースの厚みがあるので、重心より高いエリアでヒットしやすくなります。
その結果、低スピンの弾道が打ちやすくなります(フェース面上の重心点より上で打つと、ボールのスピン量は少なくなります)。
ただし、重心が浅い分、ボールを上げにくいので、ディープフェースのクラブで低スピン高弾道のボールを打とうとすると、ある程度のヘッドスピードとパワーが必要となるので、一般的にはパワーヒッター向けと言われています。
シャローフェースの特徴
一方、シャローフェースは、ヘッド後方に奥行きがある分、深重心となり、ボールを上げやすくなります。
加えてフェースが薄いので、自然と重心付近でボールをヒットすることとなり、オートマチックに最適なスピン量と高さで打っていきやすくなるので、一般的にはやさしいクラブと言われています。
いかがでしたか?
前述の通り、一般的にはディープフェースは難しく、シャローフェースはやさしいというイメージが定着しています。
メーカー側も、ディープフェースのヘッドには重くて固いシャフト、シャローフェースのヘッドには、柔らかくて軽量のシャフトをつけていることが多いですね。
ドライバーを選ぶ時は、ヘッドの特徴だけでなくシャフトや重量などをトータルで考えて選ぶことをオススメします。