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祝40周年!40年前のテーラーメイドのメタルウッドの実力とは?!
テーラーメイドの“ピッツバーグ・パーシモン”というスチールヘッドのウッドをご存知でしょうか。
いまから40年前、テーラーメイドの創設者のゲイリー・アダムスが作った伝説のドライバーです。
アメリカでピッツバーグと言えば製鉄の町で有名です。ニューヨークのエンパイアステートビルを突貫工事で作り上げる時は、ピッツバーグから毎日多くの鉄鋼が輸送されたとのこと。
テーラーメイドが開発したピッツバーグ・パーシモンは、“鉄”を象徴する“ピッツバーグ”と“パーシモン”を名前にあしらった革命的なクラブとなりました。
テーラーメイド40周年を記念して、ピッツバーグ・パーシモンを、現代っ子のトッププロが試打をするという企画が持ち上がりました。
ピッツバーグ・パーシモンのスペックは?
現在のドライバーの容量は460cc、ヘッドの大きさだけではなくスペックもとても高いものに進化を遂げています。
では初期のピッツバーグ・パーシモンのヘッドの容量はどれくらいだったのでしょうか?
正解は185cc。
本物の木のウッド(パーシモン)でも170cc前後であることを考えると、とても小さいヘッドでした。
また、シャフトもカーボンシャフトなどはまだまだ発展途上であったこともあり、スチールシャフトが主力でした。
ピッツバーグ・パーシモン VS PGAオールスターズ!
「見てみよろよ! 新品だよ!」
40年前のクラブを手にして、感慨深げな表情を浮かべたのはこちらの5人。
タイガー・ウッズ、ローリー・マキロイ、ジョン・ラーム、ジェイソン・デイ、ダスティン・ジョンソン。
「タイガー兄さんが一番年上だからお先にどうぞ」
「いいから、若い奴から先に打てや!」
みたいなやり取りの後、いざ実打!
正確な距離までは分かりませんでしたが、驚いたことにどの選手もフェアウェイはしっかりとキープしていました。さすが、トッププロといったところでしょうか。
しかし、さすがのタイガーもピッツバーグ・パーシモンは強敵だったようで、インパクトの時に足が流れてしまったのを仲間にからかわれていましたね。
まとめ
今となってはスペックの大きな違いから、彼らがこのクラブでコンスタントに300ヤードのロングドライブを打つことは難しいでしょう。
しかし、テーラーメイドのこの第一歩がなければ、今のゴルフ界は大きく違ったものになっていたはずです。
これから40年先の未来には、どんなドライバーが生まれているのでしょうか。