タイガーにスピース、ホーガンに二クラウスも！ ゴルフ『左利き』事情！

皆さんゴルフを楽しんでいますか！

こんにちは、ライターのもーりーです。

日本全体の左利きの割合って約10％だと言われています。

最近のプロ野球でも左投げや左打ちの選手はけっこう増えています。

でもゴルフの場合は左打ちの人って極端に少ないですよね。

ちなみに私は生まれつき左利きを右利きに矯正したタイプで、野球は右投げ左打ちなんですが、ゴルフはバリバリの右打ちです。

世界全体でも左利きは全体の約10％

まずは余談からですが、外国って左利きの人が多い気がしますが、実は世界全体でも左利きは全体の10％ほどで、日本と大差はないようです。

左利き人口が多いと言われるオランダやニュージーランドでも、全体の15％強くらいのようです。

逆にイタリアやインドの左利き人口は5％前後とかなり少なめ。

これは宗教が影響しているらしく、カトリックやヒンズー教では、左手が不浄とされているため、幼少期にかなり矯正されているためではないか、と言われています。

では、アメリカなどはどうして左利きが多いイメージなのかというと、なんと『両利き』なるものが存在していて、人口全体の約30％が両利きなんだそうです（イタリアも両利きが多い国だそう）。

使い勝手に合わせて右利きと左利きを使い分けているみたいな！

さすが自由の国アメリカですね。

スピースやタイガーも左利きです

ただ、ゴルフに目を向けますと、左打ちって本当に少ないですよね。

現役選手だとジョーダン・スピースにセルジオ・ガルシア、そしてタイガー・ウッズ。

過去の偉大な選手では、ジャック・二クラウスにベン・ホーガン、そして岡本綾子。

ここに名前を挙げたスター選手は全員が左利きですが、ゴルフで左打ちは一人もいません。

そもそも、ゴルフで左打ちが極端に少ないのには理由があるらしいです。

まず、昔はそもそも左打ち用の道具がなかったこと（ベン・ホーガンなどは当てはまりそうですね）。

ゴルフコース自体が右打ちを前提に設計されてきたこと。

あとは、（これが一番の理由だと思います）左利きが右打ちにすると、メリットが多いことですね。

ゴルフで右打ちの場合、「左手主導で右手は添えるだけ！」ってよく言われます。

右利きの人には、これがゴルフで最初に面食らうポイントなのですが、左利きであれば何の苦にもなりません。

また右打ちの場合は、向かって左がターゲット方向になります。

これも左利き目のほうが、目の錯覚が起こりにくくて有利だと言われています。

ですから、本来は右利きの人は、フィル・ミケルソンのように、ゴルフは左打ちのほうが理に適っていると言えるのかもしれません。

女性で左打ちのゴルファーがもっと少ない理由は！？

最後になりますが、ただでさえ少ない左打ちゴルファーでも、女性の左打ちゴルファーってさらに少ないですよね。

男性は、少ないながらもフィル・ミケルソンやバッバ・ワトソンのようなスター選手もいますが、女子ゴルフでは左打ちのプロゴルファーは思い浮かばないですもんね。

どうしてかな？　と思っていたら、面白いデータがありました。

実はゴルフに限らず、左利きの人の男女比って、4：1なんだそうです。

女性の左利き自体がこれだけ極端に少なければ、左利きの女性ゴルファーになかなか遭遇しないはずですね。

と、ひとりで勝手に納得するゴルフバカなのでした♪

それでは、また！