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カリスマ店長が打ってきた!【ピン G410】

全英女子オープンを制した“シンデレラガール”渋野日向子選手が使うドライバーはどんな性格なのか!? カリスマ店長が試打してきました!

今年3月の発売から売れに売れまくっているピンのG410シリーズ。

使用している女子プロの活躍が目立ちますが、ルーキーながら全英女子オープンを制した渋野日向子プロもG410 PLUSドライバーを使っています。

シンデレラガールの使うドライバーはどんな性格なのか。猫のカリスマ店長の試打レポートをお届けします。

G410シリーズはPLUSの他にSFTとLSTという兄弟モデルがあり、つかまり具合に差をつけています。

PLUSは3つの真ん中のモデルということだそうです。

今回試打したスペックはロフト9度、シャフトはオリジナルのPING TOUR 173-65のSフレックスです。

カタログによれば長さ45.25インチ、総重量310グラム、バランスD2とのことです。

ピンは純正シャフトが豊富ですが、PING TOURはカスタムシャフトに劣らないしっかりしたシャフトで、ハードヒッターにも人気のようです。

構えてみると、455ccながら、投影面積が大きく安心感があります。ルール上限より5cc小さいですが、コンパクトとは感じさせません。

ややお尻の突き出た三角形状で、フェース付近の6本の突起が目立ちます。

タービュレーターという空気抵抗を抑えるためのものだそうですが、なるほどアライメントのガイドともなっています。

テストで訪れた戸田パブリックゴルフコースは、この日は北からの風でした。

まず1番は左からのフォローを感じるロングホール(パー5)です。左がOBなため、いつも逃げて右ラフへ入れてしまいます。

ところがG410 PLUSドライバーでは、しっかりつかまった球でフェアウェイ左サイドへ。

追い風参考記録とはいえ、飛距離265ヤードはこの何度も訪れたホールでの最長記録でした。

続いてドライバーを使ったのは4番ホール。戸田パブリックで最もフェアウェイの広いホールで、この日はアゲインストの風でした。

ティーショットのランディングエリアがやや受けていますが、向かい風の中でおよそ230ヤード。

高めの弾道ですが、スピン量は多くないようです。

次の5番は左右にハザードがあり、気を使うティーショット。

理想は左からフェードで回してフェアウェイですが、イメージ通りの球筋でフェアウェイセンターへ220ヤードの飛距離。

曲がりづらいドライバーですが、ある程度の操作性はあるようです。

最後のティーショットとなったのは7番ホール。

この日は3番ウッドも借りていたので、何ホールか3番ウッドでもティーショットを打っています。

しかし練習場で100球打つより、コースでの4球のほうがクラブの性能を正しくジャッジできます。

打球はほぼストレートで、フォローの風に乗りおよそ250ヤード。

豊富な弾道調整機能が付いていますが、特にいじることもなく性能は最大限引き出せそうです。

全体的な印象としては、曲がり幅の少ないストレート弾道が打ちやすいこと。そして高めの弾道の割にスピン量が少ないこと。

重心距離の長いヘッドですが、ターンさせやすいのはタービュレーターの効果なのでしょうか。

重心距離が長い=つかまりを抑えてある、というのはこのドライバーには当てはまらないようです。

何はともあれ飛距離に大満足のドライバーでした!