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女子プロ紹介で飛ばし屋と言われている選手の飛ばしの秘訣
最近の女子プロゴルファーは、皆さんよく飛ばしますよね。
体格的に恵まれている選手もいますが、それはあくまでも女性の中での話であって、一般男性とはくらべものになりません。
渡邊彩香選手を始めとして、飛ばし屋といわれる女子プロゴルファー4選手の特徴をまとめ、飛ばしの秘訣について考えてみました。
※数字は2017年4月時のもの
飛ばし屋、渡邊彩香の秘密
飛ばし屋といわれている女子プロゴルファーには、渡邊彩香、香妻琴乃、穴井詩、葭葉ルミ選手などが代表的な選手です。
実際の彼女たちの身長は、渡邊選手が172センチメートル、香妻選手が157センチメートル、穴井選手が165センチメートル、葭葉選手は160センチメートルです。
筋肉量は、4選手とも筋肉隆々というわけではなさそうです。
渡邊彩香(わたなべあやか)選手のドライバーショットの最大飛距離は、何と男子選手も顔負けの280ヤード。
ドライビングディスタンスは第2位の246.21ヤードとなっています。
ドライビングディスタンスは、試合中に測っていますし、天候の悪い日が続いたりするとガクッと下がってしまいますので、実際はもっと飛んでいると考えて良いでしょう。
長身を生かし、ヘッドの重みを利用した豪快なスイングが特徴です。
ヘッドスピードも50近くあるというので、これが秘訣といえそうですね。
香妻琴乃選手は、上体の力を抜いて飛ばす
若い女性に大人気のブランド、サマンサタバサ所属の香妻琴乃(こうづまことの)選手は、小柄ながらもドライビングディスタンスは238.75ヤードとなっています。
彼女のフルスイングはとても力強く見えるのですが本人に言わせると「力をできるだけ抜いて振っている」とのことです。
スイング中に上体に力が入るクセを改善することによってフィニッシュがスムーズになり腕の位置が高くなり飛ばせるようになったとのことです。
上体の力を抜いてショットを打つということは、実はアマチュアの方にとっても重要なことです。
豪快なスイングが特徴の穴井詩
穴井詩と書いて「あないらら」と読む、豪快なスイングが特徴の選手です。
平均飛距離は驚異の270ヤード。
スイングを見てみると、男子プロ並みの瞬発力を持っています。
思いっきり振り切るスイングに、まったくびくともしない下半身。
体幹の筋肉がよほどしっかりとしていないとこのようなスイングはできません。
スイングのバランスも美しく、身長(165センチメートル)がもう少し高ければ、280ヤードを超してくるのも夢ではなかったでしょう。
名前ばかりでなく、ゴルフのプレーもキラキラしている選手です。
飛距離を武器に、安定して上位をにぎわせていますね。
パワーフェードで飛ばす! 葭葉ルミ
最後は、ドライビングディスタンス1位の葭葉ルミ(よしばるみ)選手は、身長160センチメートルと、意外と小柄です。
そして、飛距離を稼ぐためドローボールを持ち球としている女子プロゴルファーが多い中、日本では1位と2位の選手がパワーフェードを持ち球としています。
契約していたナイキゴルフの、いきなりのゴルフクラブ事業撤退で、かなりあわただしかったと思うのですが、新しいクレイジーのドライバーがぴったりはまったようです。
その飛距離を武器に、今シーズンはぜひ2勝目を飾ってほしいものです。
正しいフォームでジャストミート
<動画は渡邉彩香選手のドライバーショット>
有名な飛ばし屋といわれれる4選手を分析してみましたが、やはり飛ばすためには当然のことですがある程度の筋力が必要です。
しかし、女子でありながら男性よりもかなりの距離を飛ばすことができるのです。
つまり一番の理由は筋力だけではなく正しいフォームができているかどうかではないでしょうか。
特に香妻琴乃選手が言っているように力まずにショットを打つということがクラブの芯でボールをとらえ、飛距離につながるのではないでしょうか。
正しいフォームを身に付けジャストミートさせる、ということがコツと言えそうです。