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初心者

今日一

ありがち!?初心者の勘違い「パターも短く持つとイイ!」

みなさんこんにちは! ライターの今日一です!!

今回の「ありがち!?初心者の勘違い」につきましては、以前アップした「クラブは短く持つとイイ!」に続きまして、「パターも短く持つとイイ!」でいかせていただきます!!

※パッティングに関しては、スイング以上に「これでなければいけない」という型はないと言われていますよね。

なので、今回の記事の私の失敗談と同じことをされて逆に成功されている方がいらっしゃれば、それは一つの正解なんだと思います。

あくまで私今日一の体験談として参考にしていただければ幸いです!!

きっかけ、そしてその当時・・・

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「クラブは短く持つとイイ!」で書きましたが、私は「ドライバーからウェッジまで、短く持ったほうが上手く打てる!」と思い込み、やがて「短く持つデメリット」を痛感して通常の長さに落ち着き、「必要なシーンではクラブを短く持つ」という選択をするようになりました。

その流れと並行して、「パターも短く持つとイイ!」と思い込んで、相当短く持っていた時期があります。

根が単純な私ですから、他のクラブが「短い方がイイ」と思い込んだらもちろん「パターも短く持った方がイイはず」という結論に落ち着いてしまう訳です・・・。

ただ、他のクラブと違い、パターは短く持つ恩恵を受けた時期があります。

極めて短い時期ですが、それは、ラウンドデビュー(2017年2月)直後の2ラウンド。

2ラウンド目(2017年4月):127(36パット)
3ラウンド目(2017年6月):119(40パット)

職場のゴルフ仲間から「今日一さん、始めたばかりにしてはパター上手いですよね!?」と言われて、「そうなのかな?」と思ったりしていました。

「短く持つ、有り!」「パッティング、得意!」と感じていた時期

添付画像、分かりづらいかもしれませんが、グリップがやけに長く見えませんか??

巻き付けるタイプのグリップを自分で追加して、約10センチグリップを延長していたんです。

常にこの延長したグリップギリギリの所を握っていましたので、かなり短く握っていたことをご理解いただけますでしょうか?

で、前段落の続きですが、上手く打てていたことは確かでした。

特に入れ頃外し頃と言われる、1~2メートルのパッティング、ほぼ外しませんでしたから。

家練(家での練習)で使っていたパターマットが当初2メートルのモノだったことも功を奏していたと思います。

とにかく自分でも「パター、得意かも!!」と感じるようになっていました。

短く持つことの恩恵を受けるための条件とは?

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ここで、短く持つパッティングが通用する条件を明かします!

後になって気付いたのですが、最初の頃利用していたコースの共通点は「グリーンが小さい」ということでした。

ロングパットがほとんどなかったんです。

グリーンが小さいということは、初心者でもグリーン上でカップに寄せることだけ考えれば、カップから2メートル以内に寄せることはそれほど難しくありません。

そして家練で培ってきた、1~2メートルのパッティングに対する自信と相まって、平均2パット前後の結果を出せた訳です。

でも、ゴルフを続けていけば、大きなグリーンが多いコースにも出会いますよね。

そこでボロが出ました・・・。

今までのコースよりも比較的大きめのグリーンが多かった3ラウンド目、パット数は45・・・。

自信を失ったパッティング。結果として、上記3ラウンドを含めた10ラウンド中、40パットを切ったのはわずか2ラウンドになってしまいました。

そうです。「ショートパット限定」というのが短く持つパッティングに合う条件だったんです。

短く持つほうが、クラブを使わず手でボールを扱う状態に近い訳ですから、距離感、方向性ともに合わせやすいことは事実だと思います。

しかしロングパットになれば、短く持っている分、振り幅を広げることだけでは対応できなくなってしまう(カップまでボールが届かない状況)ため、力で距離を伸ばそうとし、操作性も悪くなってしまう訳です。

今でも・・・

今でも、私今日一が器用なタイプだったら上記画像の様にグリップを延長し、

 ショートパット=短く握る
 それ以外のパット=普通に握る

という選択をしていたかもしれません。

「2メートルまでは短く握って、それ以上は普通に握る」という自分自身のルールを決めてしまえば、できないことではないと感じています。

今でもふと短い握りに戻したいと感じることもなくはありません。

しかし、決して器用なタイプではありませんので、1つのラウンドの中で何度も変わる長さにその都度感覚を合わせていくことは困難です。

そして何よりも、現在では太軸のグリップを愛用しているため、巻くタイプのグリップで延長した際、間違いなく「格好悪くなる」というデメリットも抱えているため、極端に短く握るパッティングに戻すことは当面ないですね(^^)