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【シーン別】初心者必見!これだけは知っておきたいゴルフ用語集
ゴルフには、さまざまな専門用語が登場します。同伴者の会話を聞いているだけで、何を言っているのかちんぷんかんぷんという初心者も珍しくありません。
実際にはプレーをしているうちに段々とわかってくるものですが、あらかじめどんな用語があるのか把握しておきたいという人に向けて、これだけは知っておきたいゴルフ用語をご紹介します。
関連別にまとめてありますので、徐々に覚えていきましょう。
1.ゴルフクラブ関連用語
|ドライバー
主にショートホール以外のホールのティーショットで使用されるクラブです。
シャフト(グリップとヘッドをつないだ柄の部分)がすべてのクラブの中で一番長く、重量は一番軽い、という特徴があります。
|フェアウェイウッド
ドライバーに似た形状をしており、地面から打つクラブの中で、一番飛距離を狙えるものです。
曲げたくないティーショットでドライバーの代わりに使用されることもありますが、主たる役割はセカンドショットで、ドライバーで飛ばしたボールを遠くのグリーンに近づけるために使われます。
|ユーティリティ
フェアウェイウッドを小さくしたような形状の「ウッド型」と、アイアンに似た「アイアン型」の2種類の形状がユーティリティにはあります。
ウッド型は、ボールが拾いやすく、ロフト以上にボールを上げやすいことが特徴です。
アイアン型は、操作性が高く、狙った方向にボールを出しやすいため、グリーンを直接狙う時に使用しやすい特徴を持ちます。
ただし、アイアン型はウッド型よりも球が上がりにくくなります。
それぞれの特徴から、自分の扱いやすい種類のユーティリティを選びましょう。
|アイアン
5番~9番、PW(ピッチングウェッジ)など、数本セットで販売されているクラブが、アイアンです。
数字が若いものほど飛距離が大きくなり、飛ばしたい距離によって使い分けます。
アイアンは、ボールを遠くに飛ばすことよりも、ボールをグリーンに乗せる役割を担うクラブです。
狙った距離を打つにはどの番手を持つのが良いのかを把握すると、クラブ選びに困らなくなります。
|ウェッジ
グリーン周りからボールをアプローチする時や、バンカーからボールを出すために使われるクラブ、それがウェッジです。
他のクラブとは違い、距離を出すクラブではない代わりに、ボールをふわっと上げて寄せたり、スピンをかけて止めたりと、練習次第で多彩な技を繰り出すことができ、得意にするとスコアアップに役立ってくれるはずです。
|パター
グリーンに乗ったボールを打って(パットするとかパッティングと言います)、カップに入れる役割を持つゴルフクラブです。
ブレード(ピン)型やマレット型など、種類によってさまざまなヘッドの形がある上に、最近は、グリップに極太を選んで使用している人も。
パット数が減ることでスコアアップが期待できますので、自分に合うものを慎重に選んでいきたいですね。
2.ゴルフ小物・道具関連用語
|キャディバッグ
ゴルフクラブが傷つかないように、収納して運ぶためのバッグです。
その役割はもちろん、頑丈さ、重量、出し入れがしやすい・収納が多いなどの使い勝手や、デザイン面も重視して選ばれます。
|ゴルフボール
ゴルフプレーに使用するボールです。
重量・直径などゴルフ規則で細かく指定されており、これに当てはまるものを「公認球」と呼びます。
硬さや柔らかさ、素材などが個々で違っており、ヘッドスピードなどを目安として、推奨されるボールを選んで使用しましょう。
|ゴルフグローブ
ゴルフのインパクトは強い衝撃が加わりますので、素手でプレーをすると、グリップが滑ってしまったり、手を傷めてしまったりしがちですが、それらを予防するために、ゴルフグローブの着用が勧められています。
以前は片手が主流でしたが、近年では、グリップ力を強化したり、日焼け対策としたりといった目的で、両手ともにグローブをする人が女性を中心に増えてきています。
|ボールケース
すべてのプレーを1つのゴルフボールで行うことができればそれは大変素晴らしいのですが、OBや池ポチャ、ロストボールなどで、何個もなくしてしまうことが初心者のうちは普通です。
ボールをなくすたびにキャディバッグのあるカートまで取りに戻っていては時間がかかってしまうので、すぐにプレーが再開できるよう、ボールケースに2つ程度入れて持っておくと便利です。
|ティーペグ
ティーショットでは、ボールを地面から浮かせてショットしますが、その時ボールを乗せるアイテムがティーペグです。
プラスチックや木で作られた、釘のように上部に皿が付いた形状で、その皿部分にボールを乗せて使用します。
ドライバー用であれば50~70ミリ、フェアウェイウッドやアイアンでのティーショットに使用するものであれば、35~40ミリ程度のものが一般に販売されています。
|グリーンフォーク
ボールが直接グリーンに乗ると、その衝撃でグリーン面が凹み、跡(ピッチマーク)が付きます。グリーンフォークは、それを直すための道具のことです。
使い方は、ピッチマークの外側の芝にグリーンフォークを差し込み、持ち手の部分を起き上がらせるイメージで、芝を寄せるだけ。
凹みをそのままにしておくと、その部分の芝が枯れてしまうため、必ず自分が作ったピッチマークは自分で直すことを心掛けるようにしましょう。
|マーカー
グリーンに自分のボールが乗ったら、その後ろにマーカーを置き、ボールを拾い上げ、ほかのプレーヤーの邪魔にならないようにします。
キャップのツバにマグネットで接着できるタイプが人気ですが、ゴルフ場で無料でもらえるグリーンに刺すタイプのものや、ネックレス型のものなど、デザインも豊富です。
|ゴルフシューズ
ゴルフプレーで着用するための専用シューズです。
スニーカーとは違い、靴裏が凸凹としているもの(スパイクレス)と、プラスチック製の鋲がついたもの(ソフトスパイク)の2種類に分かれています。
芝の上を歩いても滑らないよう、プレーの際は必ず着用しましょう。
3.ゴルフコース関連用語
|ホール
ホールとは、「穴」の意味で、グリーン上に穿たれた、ボールを入れるカップのことです。
カップは、ゴルフ規則において、直径108ミリ、深さ101.6ミリ以上と決められています。
また、ホールという言葉は、これ以外にも、ティーインググランドからカップまでのコース全体を示す時にも使われる言葉です。
|グリーン
ボールを打っていくと、ティーショット以降プレーしてきた場所よりも、芝がきめ細やかに整えられた場所に旗が立っています。それが、グリーンです。
グリーン上では、パターを用い、切られたカップを目指し、ボールを転がしていきます。
|フェアウェイ
「安全な航路」という意味を持つフェアウェイは、ティーインググラウンドから、グリーンまでの、芝を短く刈り込んだ場所のことです。
芝が短いため抵抗が少なく、フェアウェイウッドやアイアンなどのクラブを使用しやすい場所です。
|ラフ
フェアウェイの両サイドに作られている、伸びた芝や草が生えているエリアのことです。
ボールが特に長いラフに沈み込んでしまうと、草の抵抗によりボールが思ったように打てず、ゴルファーを悩ませます。
ラフのほうへボールが飛んでいってしまうと、ボールが見つからず、ロストボールになってしまうこともありますので、ボールの行先はしっかりとチェックしましょう。
|OB
アウト・オブ・バウンズの略。ボールが、コースの指定された区域以外の場所に行ってしまうことです。
OBとなると、ボールが見つかってもその場所から続きのプレーをすることはできません。ペナルティを受けて指定された場所からの打ち直しが必要となります。
|バンカー
コースに設けられた障害物のひとつで、砂が敷かれたくぼ地のことです。
バンカー内ではクラブをソールする(地面に着けること)ことができず、砂の抵抗があるため通常と同じようにショットすることは難しくなります。
苦手意識を持つ人も多いため、なるべく入れないようにしたい場所です。
|クリーク
ウォーターハザード(2019年のルール改正以降はペナルティエリア)とも呼ばれる、コースに設けられた障害物のひとつで、小川のことです。
ショットしたボールがクリークにつかまってしまった時は、適切な処置で救済を受け、打ち直していきましょう。
ペナルティが1打課される上に、深い川であればボールを拾うこともできません。
|修理地
ゴルフコース内で、通常の状態に戻すため、まさに修理中の場所のことを修理地と言います。
青杭や、杭を中心とした白線で示されていて、ここにボールが入った時は、ニアレストポイント(カップに近づかない、区域外でもっとも元のボールの場所に近い場所)を定め、カップに近づかないよう1クラブレングス以内にボールをドロップすることで、無罰で救済を受けられます。
|打ち上げ・打ち下ろし
自分が打つ場所から見て、目標地点が、高ければ打ち上げ、低ければ打ち下ろし、と表現します。
高低差により、通常の番手で打ってしまうと、打ち上げは届かず、打ち下ろしはオーバーしてしまう可能性も。
特にグリーンを狙っていく場合は、高低差による距離の変動に注意してショットしていきましょう。
|順目・逆目
カップを狙おうとボールをグリーンに置いた時、その芝がカップ方向に生えていることを順目、自分に向かってに生えていることを逆目と言います。
順目であれば転がりが良く、逆目であれば転がりが悪いなど、パッティングに影響を与えますので、これらも加味してタッチを決めると良いですね。
|ディボット
ディボット(divot)とは、ショットの際に削れてしまった芝や土のことを言い、芝が剥がれて土が見えている部分のことをディボット跡と言います。
自分がスイングした時にディボット跡ができてしまった時は、必ず目土をし、コースの保護に努めることがマナーです。
|ミドルホール
ゴルフコースは、18ホールパー72を基本としており、その中で、パー(規定打数)4のホールのことをミドルホールと呼びます。
ミドルホールは、18ホール中10ホールあることが普通で、ショートホールやロングホールよりも多くなっています。
ちなみに、後述するショートホール、ロングホールとともに和製英語で、海外では通じないため注意が必要です。
|ショートホール
ショートホールは、パー3のホールのことです。多くのコースでは、前半後半で2ホールずつ用意されています。
基本的にドライバーを打つとオーバーしてしまう距離で設定されているため、フェアウェイウッドやユーティリティ、アイアンでグリーンを直接狙っていきます。
1打目でカップインする(ホールインワンを言います)可能性もあるため、ボールがピンに寄っていくと、盛り上がること請け合いです。
|ロングホール
ロングホールは、パー5のホールのことです。ショートホールと同じく、前半後半で2ホールずつ用意されているコースがほとんどです。
ドライバーを打ったあとにまだ距離が残るため、フェアウェイウッドなど、距離の出るクラブでなるべくボールをグリーンに近づけ、アイアンやウェッジでグリーンに乗せるといった方法が基準となります。
飛距離の出る人は、2打目で直接グリーンを狙うことができれば、イーグルの可能性も出てきます。
4.プレー関連用語
|ストロークプレー
ゴルフの競技方法のひとつで、トータルのスコアで勝負をする方法です。
ストロークプレーは、プライベートコンペなどでも用いられる一般的な競技方法で、18ホールを最も少ない打数で上がったプレーヤーが勝者となります。
|マッチプレー
トータルスコアではなく、対戦相手と、1ホールごとの勝敗を競う方法です。
2名、または2組のプレーヤーが1対1で対戦し、各ホールで少ない打数で上がったほうがそのホールの勝ちとなり、すべてのラウンド終了時点で勝ち数が多いほうの勝ちとなります。
|キャディ
プレーヤーのラウンドをサポートする業務を担う人のことです。
各ホールの説明や、クラブの受け渡し、グリーン上でラインのアドバイスなど、ゴルフ場の案内人として仕事をしてくれます。
|セルフ(プレー)
キャディを付けず、プレーヤーだけでラウンドをすることです。
以前はゴルフと言えばキャディ付きが当たり前でしたが、昨今では、セルフプレーが主流となっています。
|パー
パー(Par)とは、各ホールで定められている規定打数でホールアウトすることを言います。
ミドルホールであれば4打、ロングホールであれば5打、ショートホールであれば3打でホールアウトすることです。
|ボギー
規定打数よりも1打多い打数でホールアウトすることをボギーと言います。
ミドルホールであれば5打、ロングホールであれば6打、ショートホールであれば4打になります。
|ダブルボギー(ダボ)
規定打数よりも2打多い打数でホールアウトすることを、ダブルボギーと言います。略して「ダボ」と呼びます。
ミドルホールであれば6打、ロングホールであれば7打、ショートホールであれば5打になります。
|トリプルボギー(トリ)
規定打数よりも3打多い打数でホールアウトすることを、トリプルボギーと言います。こちらも縮めて、「トリ」と呼ぶ人も多いです。
ミドルホールであれば7打、ロングホールであれば8打、ショートホールであれば6打になります。
|バーディ
規定打数よりも1打少ない打数でホールアウトすることをバーディと言います。
ミドルホールであれば3打、ロングホールであれば4打、ショートホールであれば2打になります。
グリーンにパーオンさせつつ、パターを1打で決めるといった流れが通常で、アプローチとパターの精度が求められます。
|イーグル
規定打数よりも2打少ない打数でホールアウトすることをイーグルと言います。
バーディは小鳥といった意味を持ちますが、それよりも大きなスコアのため、鷲(わし)の意味を持つイーグルが当てられました。
ミドルホールであれば2打、ロングホールであれば3打、ショートホールであればティーショットの1打目でカップインさせることになります。
|ホールインワン
1打目でカップインさせることです。エースとも呼ばれます。
物理的な距離でミドルホール、ロングホールでは難しく、ショートホールで可能性があるショットです。
グリーン上に落ちてそのまま転がって入ったり、カップに直接入ったりと、入り方はさまざま。
ホールインワンはその達成の難しさから、アマチュアなら生涯で一度達成できるかできないかと言われています。
5.スイング関連用語
|アドレス
ゴルフボールを打つために構えた状態をアドレスと言います。姿勢や足幅を決め、クラブを地面に接地した状態で完成します。
ゴルフは「アドレス8割」と言われるほど、アドレス作りがショットに影響を与えます。
|スタンス
アドレス時の足の位置、幅のことを示す用語が、スタンスです。
ゴルフ練習場では平らなマットの上で練習するため、真っすぐなスタンスを取れていれば問題ないですが、マットのないゴルフ場では、ライ(地面の状態のこと)によってスタンスを使い分ける必要があります。
実際に経験していき、どのようなスタンスをすると良いのか、覚えていきましょう。
|フルショット
バックスイングの幅を最大限取り、最大の力でショットすることが、フルショットです。
トップからフィニッシュまで、しっかりと振り切ることで、大きな飛距離が生まれます。
|コントロールショット
狭いホールや、絶対に曲げたくない時、決められた距離を打ちたい時などに使用されます。
フルショットよりも振り幅を小さくし、狙った場所にボールを置くイメージで打っていきます。
肩から肩までの振り幅のショットを「スリークォーターショット」、腰から腰までの振り幅のショットを「ハーフショット」、1~50ヤード程度の距離を打つことを「アプローチショット」と言い分ける場合もあります。
それぞれの距離感を身に付けることで、スコアアップが期待できます。
|トップ
インパクトでボールの上部分を叩いてしまい、勢いよくボールが転がっていってしまうことをトップと言います。
転がりが良い分、グリーンまで近づいて結果的に良かったという場合もありますが、グリーン回りで出てしまうとオーバーしてしまうこともあり、スコアを崩す可能性もあるショットです。
また、スイングのテークバックが一番大きくなった部分「トップオブスイング」を略して「トップ」と言うこともあります。
|ダフリ
トップとは逆に、ボールに当たる前に、手前の芝を打ってしまうショットのことです。
初心者に限らず、アマチュアゴルファーにとても多いミスで、ダフリをしてしまうと、ボールにヘッドが当たったとしてもかする程度で、距離を稼げないというデメリットが生じます。
6.打球関連用語
|スライス
利き手の方向へ弧を描くように飛んでいく打球のことをスライスと言います。
右打ちの人であれば右方向、左打ちの人であれば左方向へカーブして飛んでいくことが特徴です。
多くの初心者が悩むミスのひとつと言われています。
|フック
フックとは、スライスとは逆に、利き手の反対方向にボールが弧を描いて飛んでいく打球のことです。
右打ちの人であれば左方向、左打ちの人であれば右方向へカーブしていきます。
|シャンク
インパクト時にクラブの付け根(ネック)部分にボールが当たり、大きく右方向へ飛び出すボールが、シャンクです。
ボールとの距離感が通常と変わることで出るものと言われていますが、右斜め45度の方向へ飛び出すことでOBやハザードに入る可能性もあるため、多くのゴルファーに恐れられています。
|チーピン
チーピンとは、打ち出したボールが極端に左方向に曲がってしまうフックボールの一種とで、急激な曲がりのため、OBになる可能性が高いミスショットです。
クラブの軌道に対してフェースが大きく左を向いていたり、極端なインサイドアウトのスイング軌道で発生しやすくなります。
|キャリー
打ち出されたボールは、地面に着弾してから一定の距離を転がり、止まります。
キャリーとは、ボールが地面に落ちるまでの、空中を飛んでいる距離のことを差す言葉です。
|ラン
ランとは、打ち出されたボールが地面に着弾し、転がった距離のことです。
上記のキャリーと合わせて、たとえばドライバーの飛距離で、「キャリー230ヤード、ラン20ヤード、合わせて250ヤード」というような使い方をします。
7.ルール・マナー関連用語
|プレーファスト
ゴルフではルールやショットについて、考えることがたくさんありますが、極端に遅いプレーをしてしまうと、後続の組やゴルフ場全体に迷惑をかけかねません。
プレー中は、はやい(速い・早い)プレーを意識し行動することが大切で、その基本のマナーのことをプレーファストと言います。
ショットに影響を与えないよう配慮しつつ、素振りは1回まで、クラブを先に持っておく、小走りするなど、積み重ねの行動がプレーファストにつながります。
ただし、グリーン上はデリケートなため、プレーファストでも走らないように注意しましょう。
|ロストボール
打ったボールがどうしても見つからないという場合は、紛失球とみなされ、ロストボールとなります。
元の場所に戻って1打罰を加えて打ち直す必要があり、ロストボールになりそうなボールは、あらかじめ暫定球を打っておくことがプレーファストのコツと言えるでしょう。
2019年のルール改正で、なくしたと思われる場所の付近から2打罰でプレーを再開できるローカルルールが定められたので、上手に活用しましょう。
|ペナルティ
ペナルティとは、決められたルールに違反した場合に課されるものです。
OBや池ポチャの場合は1打罰、ほかにもバンカー内でソールをしてしまった、グリーン上のボールをマークせずに拾ってしまった、他の人のボールを誤って打ってしまったなどに対してもペナルティが課されます。
|アンプレヤブル
アンプレヤブルとは、木の根っこや枝周辺にボールが落ちてしまった、あごの高いバンカーで目玉になってしまったなど、ショットが困難な時に、1打罰を受けて、救済を受けることです。
難しいショットに果敢にチャレンジするというプレーヤーも見られますが、何度も空振りやダフリなどのミスを繰り返してしまうより、アンプレヤブルを宣言したほうが結果的に良かったという場合も少なくありません。
|救済
救済とは、カート道や杭など、コース内にある人工物の上やその付近にボールが落ちてしまって打つのが難しい場合や、上記のアンプレヤブルに該当する場合に、ボールを別の場所に移動させてプレーすることのできる制度のことです。
ペナルティが付く場合と付かない場合がありますので、ルールに注意してスコア申告を行いましょう。
|暫定球
ボールがロストボール、またはOBになってしまった可能性がある時に、同じ場所から打ち直すボールのことを言います。
暫定球を打つ場合は、暫定球を打つということと、1球目と2球目のボールの番号や識別方法を告げ(タイトリストの1番から3番、などというように)てからショットを行いましょう。
たぶんあると思ったボールが行ってみたらOBになっていたということもあるため、暫定球を打つことは、スロープレーの防止にも役立ちます。
|ローカルルール
公に定められているルールに加えて(またはルールを変更して)そのゴルフ場またはコンペ内で定められてた独自のルールが、ローカルルールです。
6インチプレースやワングリップOK、プレーイング4の使用などがこれに当たります。
ローカルルールが定められている場合、通常ルールよりも優先されますので、プレー前にしっかりと確認しておくことが大切です。
まとめ
これだけは知っておきたいとご紹介しましたが、多くの用語に、途惑う人もいると思います。
ゴルフ用語は聞き慣れないものも多いですが、プレーをしている中で普通に使われますので、何回か経験を積むにつれて、自然と覚えていくものです。
用語を覚えることも大切ですが、まずはマナーを身に付け、ゴルフ自体を楽しんでいきましょう。