初心者
もーりー
入れてもいいバンカーとダメなバンカーがある!~もーりーの実戦リポート その2~
皆さんゴルフを楽しんでいますか?
こんにちは、ライターのもーりーです。
今回も前回に引き続き、私の拙(つたな)い実戦ラウンドの模様をお送りしたいと思います。
そして前回とは少し趣を変えて、2ホールの対比をお楽しみいただければと思います。
実は両ホールともバンカーにつかまったわけですけど、結果は雲泥の差となってしまいました、ハイ。
グリーン手前にバンカーが7つ?
まずは打ち下ろし、ピンまで170ヤードのショートホール(パー3)。
高低差は10ヤードといったところですね。
ピンは奥に切ってあり、グリーン奥と右サイドのOBゾーンが浅いだけに、ピンを直接狙いに行くのはかなりリスキーです。
だからといって安全にグリーン手前を狙いにいこうと思ったら……。
Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン 、これでもかというくらいのバンカーが並んでいます。
グリーン右手前から左サイドまで合計7つ。
しかもアゴの高さがえげつない……私の身長より高そうです。
バンカーに入れたらタダでは済みそうにありません。
幸いグリーンは縦長なので、グリーンセンターからやや手前くらいにキャリーさせられたらという感じですかね。
しかしバンカーが効きまくっているな……と思っていたのですが、人間焦っていたらダメですね。
ティーショットを打った後に気がついたのですが、実は7つ並んだバンカーの中央よりの4つはグラスバンカーだったのです。
私としてはグラスバンカーはあまり苦にならないわけで、最初から分かっていたならプレッシャーもかからなかったのかもしれません。
ボールは入れてはいけないバンカーに……
グラスバンカーの存在を見極め切らないまま打った私のティーショットはどうだったのかというと……。
番手は6番アイアン(キャリー155~160ヤード)。
グリーンセンターやや手前狙いで、打ち下ろしなのでキャリー150ヤード、ただアゲインストの風があるので、160ヤードくらいはキャリーさせたいな、という計算での番手選択です。
しかしショットの直前に風がさらに強くなった気がしました。
『しっかり振らないとキャリーが出ないかも!』
この一瞬の迷いが力みを生んだのでしょう。
トップのミスをしてしまい、ボールは低い弾道でグリーンのだいぶ手前に着弾。
しかしそこからボールは勢いよく転がり続け、あろうことか右から2番目の一番深いバンカーに入ってしまいました。
バンカー自体小さくアゴの高さはめちゃくちゃ高いという難易度マックスのバンカーショットを1回で脱出できるわけもなく、結局3回目でやっと脱出。
そこからこのラウンド唯一の3パットを喫してしまい、このホールは+4という大叩きとなってしまいました。
池とバンカーに囲まれた美しくも難しいショートホール
次のショートホールも打ち下ろしですが、これまたすごく特殊なホールです。
グリーンのまわりは池・池・池。
さらに、三日月かブーメランのような形状のグリーンの真ん中(内側の弧の部分)にバンカーが配置されています。
距離は120ヤードと短いですが、池とバンカーに囲まれているプレッシャーは半端ないですよね。
ちなみに今回はピンの位置はバンカー右サイドですが、もしバンカーの上側だったらさらに難しくなりますよね。
というかこのグリーンの形状だと、グリーンに乗っても直接カップに向かってパットできない場合も出てくるんですよね。
そしてなんといっても約20ヤードの急勾配の打ち下ろしが距離感を惑わせます。
バンカーを恐れる必要なし!
このホールのポイントはなんといってもバンカーを恐がらないことです。
このバンカーはそんなにアゴが高いわけではないので、あまり難しくない部類のバンカーです。
とにかく池が効いていてピンの右はアウトな状況で、バンカーをあまり意識すると本当に狙いどころがなくなります。
ここはピンとバンカーの間くらいを狙うしかありませんよね。
そして私のティーショットの結果は……バンカーでした (;^_^A 。
ピンのやや左から風に流されてというショットでしたので、そんなに悪い結果ではないです。
そして2打目のバンカーショットはきっちりピンそばにつけることができました。
最後はショートパットを外すというオチでボギーになってしまいましたが、マネジメントとしては非常に満足のいく結果でした。
いかがでしたか?
ティーショットを同じようにバンカーに入れてしまったにも関わらず、結果は雲泥の差となってしまいました。
同じバンカーでも入れていいバンカーといけないバンカーがあるということなんですね。
よくプロのトーナメント中継で「右のバンカーは問題ないですが、左は絶対にいけませんよ」みたいな解説者のコメントを耳にすることがあったのですが、今回の経験でそのコメントの意味がよく分かった気がします。
ショートホールは距離も短くパーやバーディーが取りやすい反面、一つのミスが大叩きに直結してしまうというように、リスクも高いんですよね。
そのためにもティーイングエリアに立ったらできるだけ情報を集め、しっかりと戦略を立ててからティーショットを打つようにしましょうね。
といったところで今回はこのへんで。
それでは、また!