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もーりー

打ち下ろしのショートホール、あなたならどう攻める?~もーりーの実戦リポート その1~

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

最近改めて思うことがあります。

『ゴルフでスコアをまとめたいなら、ショートホール(パー3)とロングホール(パー5)で大きなミスをしないこと!』

しかし、わかっちゃいるけど、いざラウンドを終えるとショートとロングで大叩きしているケースのなんと多いことか……。

ということで 今回から『もーリーの実戦リポート』と題して、私が実際のラウンドで下した判断の良し悪しを振り返るという体当たり企画をお送りしたいと思います。

ただの自分への戒めとなってしまうのか、それとも多くの読者のマネジメント力強化のお役に立てるのか……。

前者に終わる可能性が高い気がしますが……何はともあれ、始めてみるとしますか……♪

左右のOBは気にする必要はありませんが……

先日私がラウンドしたゴルフ場には打ち下ろしのショートホールが多く、おまけに当日は風が強いこともあり、距離感のジャッジに頭を悩ませました。

まずはピンまで130ヤードのホール。

まあまあの打ち下ろしで風はかなりのアゲインストです。

パッと見は左右はかなり広く、かなり曲げたとしてもOBになる心配はなさそうです。

前にも記事で取り上げましたが、ショートホールのOBは致命的で、かなりの確率でトリプルボギーが確定してしまいますからね。

その点では、これだけ広いとアベレージゴルファーにとっては一安心です (人 •͈ᴗ•͈) 。

しかしその代わりにグリーン手前にとんでもない物件が……。

ヒトデのような形をした巨大なバンカーが配置されているではありませんか。

これだけ大きいと嫌でも目に入ってきますし、気にするなというのが無理な話ですよね。

しかも通常のような楕円形ではないので、ボールの止まる位置によっては足場が取れない場合も考えられます。

さらにこのホールはグリーンが横長で奥行きがありませんので、グリーン手前から奥に向かって打つバンカーショットは、ホームランしてしまうと即OBの可能性大です。

ただでさえバンカーが苦手な私としては、絶対に避けたいところです。

ちなみに余談になりますが、意外に見落としがちなのが、グリーン奥にある小さなバンカー。

今回は風がアゲインストなのであまり気になりませんが、フォローの場合はピンをデッドに狙っていくと、案外ピンポイントでボールが吸い込まれます。

グリーン奥からの左足下がりのバンカーショットになりますので、アベレージゴルファーには難易度マックスです、ハイ。

バンカーよりも避けるべきは……

さてこのホールの攻略で私が気にしたのはグリーン手前のバンカーだけではありません。

実はバンカーより気になったのはグリーンの左サイドです。

これだけの横長グリーンですから、右ピンに対して左サイドにつけてしまうと、スーパーロングパットが残ります。

そしてグリーンの傾斜は明らかに左から右、さらにグリーン右のラフは傾斜地になっているので、パットをオーバーさせようものなら、ボールは斜面の下まで転がり落ちてしまいそうです。

ショートホールの基本はグリーンセンター狙いだとよく言われますが、このホールの場合は、グリーンセンターを狙って左に曲げようものなら大トラブルになりそうです。

さらにグリーンセンター狙いだともろにバンカー越えになってしまうんですよね……。

間違いないのは左サイドと手前のバンカーを避けることなんですが……セオリーどおりにグリーンセンターを狙うべきか迷うところです。

結果はこうなりました!

ということで、このホールで私が選んだマネジメントはと言いますと……。

まずクラブはピッチングウェッジを選択、通常でキャリー120ヤードくらいです。

打ち下ろしを加味すると少しオーバースペックな気もするかもしれませんが、なんと言ってもアゲインストの風がかなり強い状況です。

打ち下ろしとアゲインストで距離が相殺されると踏んで、ピッチングのフルスイングでちょうどいいかなと。

そして狙う方向はずばりピン方向。

やはりグリーンセンターは引っかけた時のリスクが高過ぎますからね。

それでもバンカー越えにはなりますが、バンカーの半分以上は視界から消せますので、プレッシャーは半減します。

ということで吹き付けるアゲインストの中、いざティーショット打ちま~す!!

……ボールはグリーンの右端よりも右に飛び出し、結局右サイドのラフに着弾しました。

ボールの位置としてはピンの真横なので、縦の距離感はバッチリでした。

しかしアゲインストの風を意識して力が入った分手元が先行してクラブが開いたのと、無意識にバンカーを避けてしまった分右へのミスにつながったのかなと思います。

それでもやや上り傾斜のアプローチを安全にグリーンに運んで、残り6メートルのパットを確実に2パットで沈めてのボギーでホールアウト。

これだけバンカーが効いている打ち下ろしにアゲインストの難しい状況ですので、ボギーは及第点かなと思います。

反省としては番手をもう一番手上げて(9番アイアン)、スリークォーターショットを打てればグリーンを仕留められたかなと (;’∀’) 。

(家に帰って過去にラウンドした記録を見直すと、9番アイアンでグリーンに乗せてパーを取っていたことが判明しました (;^_^A 。)


いかがでしたか?

グリーンセンターを狙うべき、バンカーは気にしなくてもいいんじゃないか……などいろいろ意見は分かれるところかもしれません。

それに人それぞれで持ち球や同じ番手の飛距離も変わるわけで、どれが正解とも言えないですし、それがゴルフの難しいところであり魅力だと思います。

次回もまた懲りずに素人ゴルファーもーりーの実戦リポートをお送りしたいと思いますので、あまり期待せずに!? お待ちくださいませ。

といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!