初心者
おっ3
『少しの努力でできること』から始めましょう!
『おっ3』は、登山は趣味にしていません。
でも、いつかは富士山のテッペンに立ってみたいと思っています。そのためには、低い山に登って身体を慣らしていく必要があります。
序々に難易度を上げていくべき! と思います。いきなり3000メートル級の山に登るのは無謀です。
ゴルフも同様と思うのです。
いきなり300ヤードヒッターに向かうよりも、成果が上がりやすいことから取り組むことをおススメします。
目次
取り組みやすくて成果が上がりやすいこと!
階段を三段も四段も飛ばして駆け上がることを目指すよりも、一段ずつ着実に登ることを前提にしましょう。
手始めに着手するのは、取り組みやすくて成果が上がりやすいものが良いでしょう。
それは、300ヤードのドライバーショットではありません!!
練習の成果が最もスコアに直結して、成果を実感しやすいのは、ショートパットだと思います。
1メートルのパットが、ほぼ100%の確率で入るようになると、スコアに直結するばかりではなく、自信と余裕が生まれます。
集合住宅の場合は気配りが必要ですが、ショートパットは自宅でも練習できるメリットがあります。
まずは、短い距離のパットに自信をつけましょう。
『少しの努力でできること』をピックアップ!
『少しの努力でできること』、そして『今後の上達のための土台作りとしても適切なこと』、この両方の条件を満たすことをピックアップしてみましょう。
1.鏡を見ながらスイングチェック
2.工夫した素振り
3.1ヤードアプローチ
4.歩く距離を延ばす。階段を使う。
5.日々のストレッチ
6.筋力の維持・向上
7.道具の手入れ
前の段落で書いたショートパットを入れても8項目です。それ以外にもあるとは思いますが、わずか8項目です。
これならば、少しの努力でできると思いませんか?
ジャンル分けしましょう。
前の段落で掲げた7項目に「8.ショートパットの練習」を入れて全8項目をジャンル分けしてみましょう。
スイングに関するもの:1、2、3、8
身体作りに関するもの:4、5、6
楽しいプレイを支える道具に関するもの:7
こんな感じになります。
次の段落から、【スイング】、【身体作り】、【道具】にジャンルを分けて掘り下げていきます。
少しの努力でできるスイング作り!~わずか3つの練習が上達に導く~
【スイング】は、以下の項目の目的・注意するポイントについて考えてみましょう。
1.鏡を見ながらスイングチェック
2.工夫した素振り
3.1ヤードアプローチ
8.ショートパットの練習
どれも難しいことではありませんよね。
それなのに、ポイントを押さえて集中して継続していくことで、着実にスイングは磨かれていくと思います。
どれも新しく何かを購入する必要もありません。ご自宅にあるもので、ちょっとした隙間時間を活用すればOKです。
少しの努力でできるスイング作り!~目的と注意するポイント~
それでは、それぞれの練習の目的と注意するべきポイントを挙げてみましょう。
「8.ショートパットの練習」は重複するので割愛します。
1.鏡を見ながらスイングチェック(クラブは持たない)
【目的】ボールではなく、自身の身体の動きを確認すること
【ポイント】大きな姿見がなくても、少し鏡から離れると、頭から肩まで、肩から骨盤周り、股関節から足元などに分けてチェックすることは可能と思います。
肩の回転、トップの高さ、胴体部分のひねり、下半身の安定感とトップでの右尻や太腿のハリ、頭の位置を変えずに切り返し、インパクトの形、フィニッシュの形などをチェックしましょう。
2.工夫した素振り
【目的】振る力、効率良い動きを身体に沁み込ませる。
【ポイント】野球のマスコットバットや竹ぼうき、脇にタオルを挟むなどテーマを持って行いましょう。
3.1ヤードアプローチ
【目的】短い距離も身体で振れるアドレスと手先を使わないスイングの習得。
【ポイント】毎回同じインパクトの音を出すこと。
継続は力なり! 身体作り
【身体作り】は、ジム通いや器具を購入することは前提としなくても大丈夫です。
ただし、『他人の目がないと頑張れない』、『お金かけたほうがきっかけになる』という方は、この項目は読み飛ばしてください(笑)。
4.歩く距離を延ばす。階段を使う。
【目的】身体が疲れると思考にも影響します。
最後まで集中を切らさないこと、下半身リードのスイングの土台作り。
【ポイント】身体作りは、心掛け次第でいつからでも始められます。
そういう意味では、ポイントは『決意』です!! 通勤や外回りの時に、時間の余裕があれば歩く!
エレベーターやエスカレーターを使わずに、階段を使うこと。
呼吸は止めないようにしてください。
5.日々のストレッチ
【目的】ケガの予防。スムーズなスイングのため。飛距離アップのため。
【ポイント】習慣化すること、息を止めずに行うこと、勢いをつけてやらないこと。
6.筋力の維持・向上
【目的】余裕のあるスイング作り。飛距離アップ。
【ポイント】上半身と下半身のバランスを取ること。
これで、飛距離も正確性もスコアもジワジワと上がって来るはずです。
道具の手入れ!
【道具】上級者のクラブを拝見すると、汚れたままのものや、ツルツルのグリップを差している方は、ほぼいらっしゃいません。
溝に土が詰まっていればスピン性能が落ちますし、ツルツルのグリップでは、柔らかく握ることができません。
でも、そんな機能面のことだけでキレイにしているのでしょうか?
『おっ3』は違うと思います。
プロ野球選手が、グローブを宝物のように扱うのと同じように、プロや上級者は自分のクラブやシューズに拘るのだと思います。
ラウンドや練習の後に、土や泥を落とすことから始めてみましょう。
道具に気持ちがこもって来ると、丁寧に扱うようになります。それが、丁寧なラウンドにもつながります。
できることから始めて、一歩ずつ上達して行きましょう!!