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初心者

ぽーりー

コースで教える!その3 初心者ゴルファーとのラウンドにて

セカンドショットを終えて残り50ヤードまで進んだ初心者ゴルファーの友人、調子良く2打目までを終えましたが、ゴルフの難しさとスコアアップのポイントはその先の100ヤード以内にあります。

アプローチとパターを教えたのはラウンド前だけでしたので不安が残っておりましたが、この不安が的中する結果となりました。

どんなミスをしてどんな対処法を取ったのかをお伝えしたいと思います。

【ケース5】50ヤードのアプローチ

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まだ左足下がりが残る状況から50ヤードのアプローチです。

中途半端な振り幅で狙った距離を打つというのは本当に難しいもので、ミスの温床のようなシチュエーションです。

練習前にアドバイスはしていたので何も言わずに打ってもらいましたが、見事な大ダフリで飛距離2ヤードでした。

この時の原因は、左足下がりという状況もあるのですが、

1.クラブを長く持ち過ぎ
2.ボールを左に置き過ぎ
3.オープンスタンスではなくいつも通り
4.体重が右に残り過ぎ

というのが見てわかりました。

今度はグリップ、アドレス、重心位置を細かくチェックし、振り幅を決めて打ってもらったところ、きれいに当たることはできましたがグリーンをややオーバーしました。

私自身もそうですが、素振りで振り幅を決めても大体は大きく振ってしまうものなので、ここは経験で補うしかないのかなと思っています。

【ケース6】本番のグリーンにて

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グリーンカラーから下りのパッティングを残した友人、直前にパター練習を行ったせいか、ブツブツ何かを言いながら振り幅を決めています。

とにかく最初の1打目は何も言わないと決めていましたので、彼の素振りを見て「強いなぁ」と思っていました。

しかし実際に打った時はスイングスピードを変えて打ち、その結果OKの距離まで寄せることができ、結果このホールはダブルボギーでホールアウトできました。

スイングスピードを変えて打つなんて教えてもいないし、彼にその考えはないと思いますので、本能がそうさせたのでしょうか。

感覚って大事ですよね。まぁその後、その感覚は見事に狂わされましたが。

その3のまとめ

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スタートホールをダボで上がれた友人は、いろいろな感情から解放されて写真のように喜んでいました。

その2や冒頭で、アプローチから結構な打数を打ったような感じにしていましたが、実は意外とすんなりこのホールは終えられたのです。

あくまで「このホールは」です。

スタートホールは打ち下ろしで、距離も長いわけではないやさしめのホールであったこともあります。

その後、コースの様々な試練が友人を襲ってきます。

次は初心者の天敵、バンカーと打ち上げホールです。