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初心者

レッスンプロ・クラフトマン 河野

100を切るために重要なのはハーフスイングの習得です(その1)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

今回は、100を切るためには自信の持てるショットが大切ですというお話です。

100の壁

100を切るというのは、ゴルフを始めたばかりのゴルファーにとっては、超えてみたい大きな壁だと思います。

しかし、一般のサラリーマンの場合、練習も限られた中で100切りという目標を達成するのは簡単ではありません。

そんな方のために、私がレッスンをしていて効果があった方法を述べていきますので、参考にしてみてください。

100を切れない方は、スイングに迷うことが多くスイングが不安定です。

そんな方は、ゴルフスイングの基本であるハーフスイング(ハーフショット)を習得することが、ゴルフ上達の王道であり近道です。

ゴルフの醍醐味に、遠くへ飛ばすという楽しみがありますが、初めから全力で飛ばす方向でスイングを作って行きますと、オーバースイングやシャフトクロス(右利きの場合、トップでシャフトが飛球線より右を向いてしまう。写真)などの弊害を生んでしまいます。

オーバースイングやシャフトクロスは、その形が出来上がりますと、ご自分の知識や能力では修復できない方が多いです。

ハーフスイング

ここを間違うと一生オーバースイングやシャフトクロスで、余り格好の良くないスイングのまま終わることになりかねません。

上記の連続写真は、私のハーフスイングです。

ゴルフは一生楽しめるスポーツなのですから、シッカリと基本を習得してある程度のボールコントロールができるようになってから、飛距離に取り組むべきです。

目指すスイングは、コンパクトなオンプレーンのスイングです。

コンパクトなオンプレーンのスイングを作るためにも、ハーフスイングの習得は重要です。

ハーフスイング(ハーフショット)を練習して確かな基本を身に付ければ100の壁も突破できます。

k野様ハーフスイング(御年91歳です)

それでは、ハーフスイングの利点を挙げてみます。

●テークバックを小さくしますのでミート率が上がります。
●ボールの曲がり幅も小さくなりコントロールが容易になります。
●本来の飛距離の7割か8割の飛距離になります。

実際にコースでハーフスイングを打つ場合はどんな時か。

●ボールのライが悪く、普通に打つとミスになりそうな場合。
●狙い場所が狭く曲げたくない場合。
●絶対にミスショットを打ちたくない場合。

上記のようにハーフスイングを覚えると、いろいろな場面で有効に使えるのです。

上級者になればなるほど、フルショットで打つ回数が少なくなります。

私は、ラウンドする時には、一度もフルショットを打たないことも多いです。

次回は、ハーフショットの打ち方を解説させていただきます。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。