ゴルフスイング
レッスンプロ・クラフトマン 河野
私はどうやって苦手なショートパットを克服したのか(その1)
こんにちは。
レッスンプロ・クラフトマンの河野です。
今回は、私が苦労したパッティングのお話です。
クラチャン5年連続2位
もう15年くらい前になってしまいますが、私はアマチュア時代クラブ選手権で(クラブチャンピオン)5年連続で負けて、準優勝を5年で5回(2つのコースで通算5年5回)、4名の方に負けました(不名誉な記録ですが、最終的には勝つことができましたのでいい思い出です)。
負けた原因は、ショートパットです。
私は、5下(ハンディキャップ5以下)のシングルとしては、それ程飛距離は出ません(その当時240ヤード)。
競技者としては飛ばないほうですが、オフィシャルハンデを持っていない一般の方にはそれほど引けは取りませんでした。
当店(ビッグキャリーゴルフショップ)に来店する、飛距離自慢のお客様とラウンドしても、飛距離も滅多に負けることはなく、かえってお客様の自慢の鼻を折ってしまい申し訳なく思うこともありました。
5下のシングルは簡単にはなれません
当時の一般の方は、「350ヤードのホールで残り100ヤードまで飛んだので、自分の飛距離は250ヤードです」という方がほとんどです(距離の測り方が甘いコースが多いです。今では距離計がありますので正確に飛距離が測定できます)。
公式の試合に出ている私達は、実測を元に話をしていますので、大きな違いが出てしまいます。
ゴルフ工房の店主で5下のシングルですから、よくお客様からそれとなく挑戦を受けましたが、負けた記憶がありません。
ハンデ5になるためには、苦労も努力も十分にしています。辛いことも経験しています。
そんな私の、苦手がショートパットでした。
3年連続クラブ選手権で2位になってしまった時、悔しくて、苦手なショートパットを克服する決心をしました。
ビッグキャリーゴルフショップのお客様で、プロも一目置くほどのパター上手が2人ほどいられますので、それぞれの方と別の日にラウンドをご一緒願い、アドバイスをしてくださいとお願いしました。
あるホールで私が1メートルのバーディーパットを外した時のこと。
b様「河野さん今1メートルのパットをカップにカスリもせずに外しましたよね」
私「はい、カスリもしませんでした」
b様「何の変哲もない、普通の真っすぐなラインですよ。それをあっさり外すのは、病気ですよ」
カップより左を向いています
その「病気」という言葉にピーンと来る物があり、ラウンドが終わってから練習グリーンで原因を検証してみました。
カップから1メートルの場所でパターをセットします。
私「フェース面はどちらを向いていますか?」
b様「カップの左を向いています、そのまま打てば左に外れます」
私「私は、カップの真ん中を向いているようにセットしているつもりですが、そうですか」
原因はわかりました。
しかし、解決方法は皆目見当も付きません。
次回は、私の場合の解決方法を述べさせていただきます。
レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。