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ゴルフスイング

レッスンプロ・クラフトマン 河野

55歳から始めるゴルフ。初ラウンドでの100切りを目指す(その4)

こんにちは。

レッスンプロ・クラフトマンの河野です。

55歳からのゴルフ、tk様のお話その4です。

これからゴルフを始めようとする方や、今のゴルフに限界を感じている方はぜひ読んで見てください。

額賀辰徳プロ

ギネスブックに載っているツアー史上最長飛距離515ヤードを達成した、マイク・オースチンのすごさをもう少しご紹介させていただきます。

●ロングドライブコンテストで誰にも負けなかったそうです。
 
●エキシビションで345ヤード先のグリーンに50発中47発ワンオンさせたそうです。

●70歳の時の平均飛距離が330ヤードだったそうです。現在の日本のツアーでのロングディスタンスは額賀辰徳プロの309.64ヤードです(2018年11月5日現在)。

驚きなのは、物理学、機械工学、生理学、精神医学、キネシオロジ-(運動機能学)の学位を持つていることです。

つまりマイク・オースチン博士です。

それにドイツ語とフランス語を話したそうです。

マイク・オースチン博士が提唱していたのが「肘と手首をテコのように使う」という打法です。

肘を軽くたたむ。

スイング自体は、現在のプロと比べても変わりません。

YouTubeに載っている動画では普通に振っているのですが、驚きの300ヤード超えのショットです。

私がスイングを作り上げる時にそんなマイク・オースチンの打法も参考にしてスイングを作り上げたので、「肘と手首をテコのように使う」方法は、生徒様に必ずお教えします。

過去のレッスン経験では、ゴルフ経験のある人は、「肘を軽く曲げてください」と言うと必ず怪訝(けげん)な顔をなさいます。

そのため、ゴルフを経験したことのある生徒様の場合、生徒様と信頼関係が持てたと思えた時でないと「肘と手首をテコのように使う」という打法はお教えできないのです。

しかしtk様は真っ白な状態なので、まず両方を試していただきました。

●左腕をピーンと伸ばしたままスイングする

●肘を軽くたたみ手首を使ってスイングをする

tk様は、「肘を曲げて手首を使ったほうが楽に早く振れます」 

と言ってくれたので、「肘と手首をテコのように使う」方法を練習していただきました。

スイングを見ただけでは普通で、むしろスムーズないいスイングに見えます。

後方から見た連続写真

その方法でグリップエンドがボールを向いた状態からボールを打つ練習をしばらく行ってもらいました。

ボールに上手く当たるようになれば、一気にヘッドを背中まで回わすフォロースルーを取る練習をします。

そこまでできれば、スイングは80パーセントはでき上がっています。

私「もう遠くからスイングだけを見たらシングルプレイヤーに見えますよ」

tk様「はい、とても気持ちがいいです」

私「クラブが振れるようになりましたので、初ラウンドの日を決めたほうがいいですよ」

とお勧めしました。

初ラウンドの日程が決まれば、それに合わせてグリーン回りのことなどをお教えする予定です。

結果は、後の記事にてお伝えいたします(現在進行中です)。


私の書いた本の中に「100の壁にさよならをする」という本があります。

100切りを目指している方は、ぜひ読んで見てください。

レッスンプロ・クラフトマンの河野でした。