アドレス時のゴルフボールの位置を変えるだけで打球の高さを操ることができます。
打球の高さを操ることができれば、目標方向に立ちはだかる木の上を高い打球で超えたり、木の下を低いライナー性の打球でくぐり抜けることができます。
低い打球を打ちたい時は、アドレス時にゴルフボールを右足寄りに置きます。
例として、ラウンド中に低い打球を打つ必要がある場面を挙げておきます。
・目の前に木があり、球を上げると当たってしまう時
・林の中からの脱出
・アゲインストの風が強い時
・アプローチで転がしたい時(ピッチ&ランを使いたい時)
上記の様な時は番手を上げてロフトが立ったクラブを使うのもいいですが、どうにも距離感が合わせづらいですね。
ハーフショットのつもりだったのに予想外に飛距離が出てオーバーしてしまったなんていう経験がある方も多いと思います。
そんな時は番手を変えず(1番手ぐらい上げてもOK)、ゴルフボールの位置を基本の位置から1、2個分右足寄りに置いてみましょう。
いつもより低い打球が自然と打てるようになるはずです。
ただしゴルフボールを右足寄りに置く分、多少振り遅れた様な形になり目標よりも右方向へ打球が飛んで行く可能性があります。
ゴルフボールを右足寄りに置いて低い打球を打つ時は、少しフェースを被せた形で打つとイメージ通り真っすぐ打球が飛んで行きます。
・目の前に大きな木がある場合
・バンカーや池を越えてすぐにピンがある場合
ラウンド中に高い打球を打ちたい場面はおそらく上記の2つぐらいではないでしょうか。
高い打球で目の前の障害物を越えていきたい時と、アプローチでボールを高く上げて少しでも転がらない様にしたい時ですね。
打球を高く上げる場合には、まず第一に番手を下げることを考えましょう。
本来7番アイアンで打つ距離の場合は、番手を下げて8番アイアンか9番アイアンを使う様にします。
番手を下げれば打球が高く上がり、目の前の障害物を越えていくことができます。
ただ、番手を下げるには限界があります。
アプローチウェッジやサンドウェッジでいつもよりも高い打球を打ちたい場合はアドレス時にゴルフボールを左足寄りに置きましょう。
そうすることでいつもよりインパクト地点が前方に移動し、ロフトが寝た形でボールを打つことができます。
そうすれば無理にボールをアッパーブローで打つ必要がなく、自然と高く上がった打球が打てる様になります。
とにかくゴルフ好きな石川遼君世代!
社会人になってからゴルフを始め、
・5ラウンド目で100切りを達成
・1年でハーフ36を記録
皆さんにお役立ち情報を提供できればと思います。
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