Gride

gettyimages/1183298583
getty

初心者

もーりー

スコアにこだわるなら、やっぱり100ヤード前後のショットを磨くべし!

皆さんゴルフを楽しんでいますか?

こんにちは、ライターのもーりーです。

今年は暖冬ということもあり、真冬のこの時期でも、昨年に比べてラウンドに行く回数が激増している私。

やっぱりコースに出てラウンドするのは気持ちがいいもので、調子の良し悪しに関わらず清々しい気持ちになります。

ただ、最近どうも調子が悪くて、スコアはかなり停滞気味 (-_-;) 。

そう、せっかくゴルフを楽しむなら、良いスコアでラウンドしたいもの。

そして最近改めて思うのは、スコアメイクの鍵を握るのは、100ヤード前後のショットだということなんですよね。

100ヤードのショットに自信がないばっかりに……

getty

毎度毎度で申し訳ありませんが、先日のラウンドでの失敗談を2つほどご紹介します。

まずはリカバリーの判断ミスからです。

ミドルホール(パー4)のティーショットは左方向へのひっかけのミス。

かろうじてOBは免れましたが、セカンド地点に行ってみると、ボールから3メートルくらいのところに大きな木が2本そびえ立っています。

木と木の間は70~80センチくらいでしょうか。

タイガー・ウッズやミケルソンなら、このわずかな隙間を通すショットを披露して拍手喝采! なのでしょうが、私みたいなアベレージゴルファーには土台、無理な話です (;^_^A 。

残り距離はだいたい150ヤードくらいで、直接グリーンは狙えません。

かといって右に大きく打ち出し過ぎると、今度は右サイドのOBゾーンの餌食になってしまいそうです。

この状況で私が選択したのは、右の木の横(右側)を通して、グリーンにできるだけ近づけるショット。

右のOBゾーンに行かないように130ヤードくらいのキャリーが出せるように、でもトップしたらそれでも危ないから、右に打ち出し過ぎてもいけないな……。

いろんなことを考えながら打ち出したショットは、ものの見事に右の木に命中。

木に跳ね返ったボールはフェアウェイに出はしましたが、ボールは逆にセカンド地点より50ヤードほど後退、グリーンまで200ヤードの地点でボールが止まりました。

その後、3打目以降でミスを取り返そうとして力が入り、チョロとトップのミスを連発。

結局6オン2パットのダブルパー(+4)という大叩きを喫してしまいました。

これならOBのほうがまだ良かったかもしれませんし、多くの人はこう思ったのではないでしょうか。

『セカンドショットで無理をせず、安全にフェアウェイに出せばよかったのに』

そうですよね、おっしゃる通りです。

無理せずに30~50ヤード先のフェアウェイに脱出して、3打目勝負をすれば良かったということですよね。

でも、私が敢えてそうしなかったのには理由がありました。

それは最近アイアンショットに自信がなかったから。

とにかくアイアンがまともに当たらなくて、ミドルアイアンはおろか100~130ヤードのショートアイアンやピッチングウェッジのショットすら大きく左右に曲げてしまうという極度の不振に陥っていたのです。

『レイアップして3打目でバンカーに入れようものなら、目も当てられない』

そう考えた私はセカンドショットで無理をしてしまい、まんまと木の餌食となってしまったのでした。

せっかく会心のドライバーショットを放ったのに……

getty

次のケースは距離の長いミドルホール。

このときは先ほどのケースとは違い、ティーショット(ドライバー)は会心の当たり。

セカンド地点に行ってみると、ボールはグリーンまで100ヤード地点のフェアウェイど真ん中にあるではないですか ((´∀`)) 。

これは間違いなくパーかな、いやバーディーもあるかも! というくらいの絶好のチャンスです。

しかーし、喜びは束の間でした。

慎重になり過ぎたのか、セカンドショットは右に大きくそれて、アゴの高いバンカーへ吸い込まれていきました。

バンカーが苦手な私は、脱出に2打かかり、そこからアプローチを寄せて1パットでしのぐも、まさかのダブルボギーとなってしまいました。

会心のティーショットでセカンドショットのライも最高だっただけに、ショックも大きく、その後のプレーに大きく影響を及ぼすことになってしまいました。

100ヤード前後のショット精度がスコアメイクの鍵を握っています!

getty

この2つの失敗談に共通しているのは、100ヤードのショットの精度です。

最初のケースでは、100ヤードのショットに自信がないばっかりに無理をして墓穴を掘り、次のケースでは絶好の位置からの100ヤードショットをミスしたために、グリーン周りで苦戦してしまいました。

ゴルフでスコアメイクを意識すると、どうしてもドライバー(ティーショットでのOB)やパター(3パット)に目が行きがちで、100ヤード前後のショットがおざなりになっていることが多いです。

しかし実際は100ヤード前後のショットがスコアメイクの鍵を握っていると言っても過言ではないのです。

特にスコア100切り、いや、それだけでなく90切りを目指すレベルなら、基本は18ホールをボギーペースで回ればいいわけです。

もし100ヤード前後(80~120ヤード)を高確率で1打でグリーンに乗せられるなら、ティーショットで多少飛距離をロスしてしまっても、ボギーオンできる可能性は高くなります。

パットでショットをカバーをするにしても、5メートル以上のパットが面白いように入るわけでもないですし、ドライバーショットの精度を上げるのも至難の業ですからね。

そう考えると、パーオン率が低くてティーショットのミスもそこそこ出してしまう我々アマチュアが磨くべきは、100ヤード前後のショットだと思うんですよね。

ラウンドで100ヤード前後からのショットを打つ頻度がどのくらいあるか、またそこからミスをしてムダな打数を積み重ねていないか。

もう一度冷静になって考えてみてください。

そうすれば、いかに100ヤード前後のショットの精度がスコアメイクに貢献するかがわかるはずです。

そうすればあとは簡単。

練習はドライバー中心ではなく、ショートアイアンやピッチングウェッジを中心に行う!

地味で物足りないかもしれませんが、スコアを重視するなら、さっそく実践してみてくださいね。


といったところで今回はこのへんで。

それでは、また!