ゴルフスイング
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ショットとアプローチの違いを知ってますか?打つ距離が違うだけじゃない!
ゴルフ一家宮里家の長男、宮里聖志プロ。
いかつい身体からは想像できないほど、デリケートなアプローチには定評のある頼れるお兄ちゃん。
兄弟ゴルファーというとやっぱり、ジャンボ、ジェット、ジョーの尾崎三兄弟ですが、宮里兄弟も宮里藍、宮里優作と聖志お兄ちゃんで、人気と実力を伴う兄弟ゴルファーの代表です。
そんな聖志プロが一昔前に語っていて、筆者の記憶に強く残っている「ショットとアプローチの違い」についてご紹介いたします。
打った後に手首を返さないのがアプローチ
宮里兄弟がもっとも重点をおいて練習をしているのが30ヤードのアプローチであることは有名です。
テークバックは手元が腰の高さまで。フォローは胸の高さまで。
そして、手首は返さない。
実際にやってみるとよくわかりますが、テークバックは思っているより小さく、フォローは思っているより大きく感じます。
聖志プロいわく、30ヤードのアプローチはすべてのショットの基本となるとのこと。
しっかり練習しておきましょう。
打った後に手首を返すのがショット
そして、打った後に手首を返すのがショット。
このコラムではショットの解説は割愛いたしますが、聖志プロのアドバイスを深く考えてみると、ショットの軌道の中に30ヤードアプローチの基本(手元が腰から胸への軌道)が含まれているということがわかります。
距離の長いショットのブレも、30ヤードのアプローチというどっしりとした基礎があれば修正も容易になります。
まとめ
ダイナミックなショットに繊細なアプローチ。
両極端のように思っていたことが、実は深くつながっていたことに驚きました。
聖志プロの言葉は実にシンプルですが、我々アマチュアにも深く理解できるとてもやさしい解説でした。
冷蔵庫のようながっしりとした体躯から生み出される、繊細でダイナミックな聖志プロのプレーに今後も注目です!