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ゴルフスイング

ゴルフ侍

マン振りが全ゴルファーを救う|第4回「ゴルフが下手」→「マン振り」

拙者、ゴルフ侍と申す。

諸君のゴルフの悩みを拙者が見事に断ち切ってみせよう。

「ゴルフが下手」と嘆く諸君、「マン振り」をなされよ。

「100」を切ってからが「ゴルフ」

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己の未熟さを切に感じていることであろう。

その問題意識や良し。

しかしながら、ゴルフには数多の悩みがあれど、「ゴルフが下手」という悩みが筆頭に来るのは、初心者か、はたまたゴルフが全然上達しない方といったところか。

拙者の考えを伝える。

「100」を切ってからが「ゴルフ」だ。

「100」を切れぬ諸君がしているのは、残念ながら「ゴルフ」ではない。

「ゴルフ」に似た運動をしているだけ。

「100」を超えれば、150だろうが200だろうが同じこと。

「100」であれば、ハンデ戦にてぎりぎり戦えるスコアではあるが、それ以上になるとハンデ戦を含めても順位には絡まなくなる。

「ゴルフは人それぞれだ」と逃げるべきではない。

それは、ただの言い訳。

スコアの差で勝者と敗者が確実に生まれる。

スポーツとはそういうものだ。

だからこそ面白い。

「ゴルフ」と「マラソン」のレベル比較

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「ゴルフ」と「マラソン」は、アマチュアスポーツとして人気がある。

あくまでも拙者の感覚ではあるが、ゴルフとマラソンのレベル比較をしてみた。

<ゴルフとマラソンのレベル比較>

(ゴルフ) 55=(マラソン)2時間02分57秒 ※世界記録
(ゴルフ) 70=(マラソン)2時間15分
(ゴルフ) 75=(マラソン)2時間30分
(ゴルフ) 80=(マラソン)3時間00分
(ゴルフ) 90=(マラソン)3時間30分
(ゴルフ)100=(マラソン)4時間00分

ゴルフの「100切り」と、マラソンの「サブ4」は対応している。

このレベルに到達すれば、競技人口の上位へと突入できる。

しかし、下手を自覚している諸君がそのまま自主練習をしていては、下手の手習いで終わるぞ。

「100切り」を果たすための絶好の方法があるので、諸君も試してはみないか?

一つの技を授けよう。その技は「マン振り」だ。

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100を切れずに悩んでいる諸君。

まずは練習場で「マン振り」を試すのだ。

最初は球が暴れるだろう。

しかし、そのスイングにおける最適なボール位置を見つけることができれば、上達はすぐそこだ。

間違っても“スイングを球に合わせる”のではなく、“スイングに球を合わせる”のだ。

そのアドレスから繰り出される球筋は、諸君の持ち球となり最大の武器となるだろう。

「マン振り」を習得できた暁には、次のラウンド実戦では「マン振り」縛りで回るべし。

とにかく振り切ることを拙者と約束せよ。

ショットが良かろうが悪かろうが徹底的に辛抱だ。

やがて新しいゴルフに光明を見出せるはずである。

マン振りせよ。さらば道は開かれん。

(ゴルフ侍)