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ゴルフスイング

宮下芳雄@プロゴルファー

向かい風に負けないボールを打つかんたんな3つの方法を教えます!

こんにちはゴルフコーチの宮下芳雄です。

4月は風の強い日がとても多かったですね!

そんな中、ゴルフ場へ出かけた方はプレイにとても苦戦されたことと思います。

しかし、ゴルフはそんな厳しい自然環境にさらされてもプレイをするスポーツ!

そこで今回はそんな強い風に負けないショットが打てる方法を紹介します。

向かい風に向けて、あなたはどんなスイングをするのか?

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みなさんは向かい風のとき、どんなことに気を付けてスイングをしますか?

「風に戻されて距離が出ないからフルスイングする!」「風に負けないように強くボールを打つ!」などと考える方が多いかもしれませんね!

風に負けないようにするためにボールを強く、そして叩くようなスイングをするゴルファーさんが多いかもしれません。

スピン量を減らすことが大切!そのためにゴルファーはどう行動すればいいのか?

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じつは、そのスイングではボールにかかるバックスピン量が増えてしまうのです。

結果的にボールが吹き上がってしまい前に飛ばなくなってしまったり、さらに横回転のスピン量も増えて、打球の曲がり幅も大きくなります。

そこで宮下芳雄からの提案!

「向かい風に負けないショットを打つためにはバックスピン量を抑えましょう!」

そのためには下記のことを意識してみてください。

向かい風に負けない必勝法①(ゆっくりスイングする)

ゆっくりスイングをする。

これはゴルフキャリアの少ない初心者ゴルファーの方でも、すぐに実践できる方法です。

シンプルな方法ですが、バックスピン量を少なくすることが簡単にできます。

具体的にはヘッドスピードを意識的に遅くしたり、コンパクトなスイングをしたり、スイングリズム(拍子)を二拍子から三拍子へ変えたりしてみてください。

これにより低スピンのボールが打てるようになり、大幅な飛距離ダウンは少なくなるはずです。

向かい風に負けない必勝法②(短く握る)

シャフトを短く握る。

これも圧倒的に簡単な方法です。

短く握ることによりシャフトがしならなくなり、弾道の低いボールを打つことができます。

シャフトを短く握るだけなのでとても簡単! 初心者ゴルファーさんにお勧めです。

向かい風に負けない必勝法③(ティーアップの高さ)

ティーアップを低くする&ボールの位置を右へセットする。

じつはティーアップを低くすることにより打球の打ち出し角度を低くすることができます。

さらにボールの位置を右へ置くことでインパクト時のクラブのロフト角度が少なくなり、同じく打球の打ち出し角度も低くできます。

テクニック不要で風に負けない低弾道を簡単に打つことができます。

自主練習でアウトプットしましょう!

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向かい風に負けない方法を学んだあとは実際に自主練習で試してみましょう。

わざと強くボールをヒットしたり、ソフトにスイングしてみたり、グリップを短く握って弾道の違いなどを体感してみてください。

風に負けない低弾道のボールが打てると、風の日のゴルフも間違いなく楽しくなるハズです。

皆さんも向かい風に負けないボールが打てるよう頑張ってくださいね!