Gride

bs_banner
gettyimages/480394382
getty

ゴルフスイング

iyori

厄介なアゲンスト!ドライバーで注意する2ポイント+α!

ゴルフはとても楽しいスポーツなのですが、自然と向き合うスポーツでもありますよね。

ベストコンディションばかりでなく、雨や風の日だってあるんです。

中でも向かい風(アゲンスト)だと、いろいろと注意することが出てきます。

アゲンストのドライバーショットはどのように打てば、またどんな対策をすればいいのでしょうか。

向かい風だとどんなことが起こりやすいんだろう

getty

まずアゲンストのドライバーショットで注意することを見る前に、どんなことが起きてしまうのかを確認しましょう。

まず、ボールが風で戻されて飛距離が出ない、ということですね。

これは考えなくてもわかることなんですが、特にバックスピン量が多ければ多いほどボールが吹け上がってしまい、飛距離をロスしてしまいます。

他にも厄介なことはまだあります。

スライスボールは、アゲンストの風の影響を受けるとびっくりするほど曲がってしまうんです。

これをコントロールできればいいのですが、もともとの球筋がスライサーの人はもう本当に大変です。

アゲンストの時、注意することは?

getty

飛距離が出ない、ものすごく曲がってしまう、という症状を出さないことが大切ですね。

それには注意することがあるんです。

・ランを多く出すことを考える
・アゲンストだからといって強振しない

この2点です。

まずランを多く出すには低い弾道でスピン量の少ないドライバーショットを打つ必要があります。

そのため普段よりティーを少し低くしたり、調節機能付きのドライバーならロフト角を少しだけ立ててもいいかもしれません。

また強振については、強く振ることでスピン量(回転量)が増えますので、それによってボールが吹け上がることを防ぐためです。

どちらも高さを出さないことにつながっているんですね。

アゲンスト対策の練習方法はあるの?

getty

アゲンストのドライバーショットは飛距離が出なくなりますから、ついつい力が入りますよね。

アゲンスト対策として練習するならば、むしろ逆に「力を抜いてスイングする」という部分に注意することが大切です。

強振するとバックスピンが多くかかり、ボールが吹け上がってしまった結果、余計に飛距離が落ちてしまうという悪循環に陥ってしまうからです。

ティーを少しだけ低めに設定したら、フェースで柔らかく当てるようなイメージがマッチします。

アゲンストは誰だって飛距離が出ないんですから、少しくらい飛距離が出なくても平常心です!

パンチショットも有効かも?

getty

弾道を抑えるパンチショット、という打ち方があります。

普段ドライバーは、インパクトからフェースを前方に押し出すようなイメージで教わった方も多いのではないでしょうか。

そのイメージとは真逆で、ドライバーをボールに「ガツン!」と当てる感じで打ちます。

フォローも小さく止めてしまいます。こうすることで余計なスピンを抑えられ、弾道も低くすることができます。

こればっかりは少し練習が必要ですが、マスターすればスコアアップにつながります。

注意することは、ボールの位置を1~2個分右足寄りに置くことです。

しかし、パンチショットを意識し過ぎて、ドライバーが上から入り過ぎると、逆にスピン量が増えてしまうので注意しましょう。


いかがでしたか?

ドライバーショットの際、厄介なアゲンストについて見てみました。

自然の力はものすごいもので、ゴルファーではなんとかすることはできません。

でも、その風と上手に付き合うことができるかどうかが、ゴルファーの腕の見せ所ですね!