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ゴルフスイング

もーりー

バンカーショットはボールを見ない!フェースも開かない!!

バンカーショットが苦手っていうアベレージゴルファーの方ってけっこう多いですよね。

かく言う私もバンカーショットは大の苦手でして……。

そこでよく一緒にラウンドするバンカー名人の先輩にバンカーショットのコツを聞いてみました。

いつもバンカーショットで歯車が狂います

getty

この前のラウンド。

最初の6ホールで7オーバーと、今の私にとっては上出来です。

ところが次の7ホール目で悪夢が襲います。

2打目を引っかけてグリーン手前のガードバンカーにつかまり、そこから脱出するのに5打も費やしてしまいました。

結局このホールを+5としてしまい、そこから一気に崩れてしまいました……。

バンカーからまともに脱出できる気がしないので、バンカーに入れたくないという心理が悪循環になり、アイアンショットもアプローチも引っかけにザックリと総崩れになる始末です。

逆にクリーンヒットで打つフェアウェイバンカーは得意なんですけどね……。

バンカーショットに不安がなければ、バンカーに入ってもいいやと思えて、もっと気楽にグリーンを狙えるしパーオン率も上がると思うんですよねー。

贅沢は言いません。

バンカーを一発で脱出できさえすれば……。

ということで、この日のラウンドでもバンカーショットが好調な通称“バンカー名人”の先輩に、バンカーショットのコツなるものを聞いてみることにしました。

ボールを見ない!

まず最初のポイントとして挙がったのが目線です。

実際のボールのすぐ手前に仮想のボールを見立てて、その仮想のボールをぼんやり見続けるのだそうです。

あとは仮想のボールを普通に打つつもりでスイングすれば、実際のボールの手前で砂が爆発(エクスプロージョン)して、ボールがグリーンに向かってふわっと飛んでいくというわけですね。

バンカーが苦手なヒトって確かに通常のショットと同じようにボールを見ながらバンカーショットを打っている気がします。

バンカー名人から言わせると、

「ボールを見ながらクラブは手前に落としてダフらせようとするから上手くいかないんだよ。打つポイントと見ているところがずれているんだから難しく感じるに決まっているでしょ」

ということだそうです。

なるほど納得です。

バンカーでトップするのも同じで、ボールを直接見ながら打っているから、思わずボールを直接ヒットしてしまいやすいんですね。

フェースは開かなくてOK!

もうひとつのポイントはクラブフェースです。

バンカー名人のウェッジをチェックしたら、AW(アプローチウェッジ)もSW(サンドウェッジ)もバウンス角は8度。

さすが、バウンス少なめでフェースを開いて打ちやすいものを使っているんですね。

……と、思いきや返ってきた答えは、「フェースは開かないよ。今時のクラブはフェースを開かなくてもバウンスは十分に効かせられるよ」。

意外な答えにこれまたビックリです。

バンカー名人が言うには、バウンス角が6度以下でないなら、フェースを開く必要はまったくないそうです。

距離や球の高さを細かく打ち分けるためにはフェースを開く必要があるかもしれませんが、とにかくバンカーから脱出するのが優先なら、シンプルにフェースを開かずに打つほうが簡単らしいです。

ちなみにスタンスも海外では従来のオープスタンスではなく、スクエアに構えるのが主流になりつつあるようです。

フェースは開かずにスタンスはスクエアに。

私自身も次回の練習で早速試してみようと思いました。

これでバンカー恐怖症とサヨナラできるかな!?

それでは、また!