ゴルフスイング
Golf72
バンカーの目玉から脱出するには、フェースを閉じて打つ!
いい感じにアイアンが決まった!
高く舞い上がった球が、若干ショート気味……。
ん!? ……目玉じゃん!! ってことありませんか?
ゴルフが上達してきていいショットが打てるようになってくるほど、バンカーに落ちる時の勢いも強いので、目玉が起こりやすくなります。
今日は目玉からの脱出方法をご紹介します。
逆転の発想
目玉からの脱出には、逆転の発想が必要です。
目玉になった時は、普通のバンカーショットでは脱出できないのをご存知でしょうか?
通常のバンカーショットはウェッジのフェースを開いてバウンスを利用し、砂にクラブが埋まらないように打ちます。
フェースを開くことで、クラブのソール(底)にあるバウンスが出っ張り、地面(砂)から跳ね返る役割をしてくれます。
しかし、その打ち方では、埋まっているボールを掘り出すことはできません。
目玉になっているボールを掘り出すには逆転の発想が必要です。
フェースを閉じる!
フェースを閉じて打つことなんてほどんどないと思いますが、砂に埋まって目玉になっているボールは掘り出してあげる必要があります。
フェースを開くと砂にはじかれてしまうので、反対にフェースを閉じてウェッジで砂を堀りにいきましょう!
そうすると、ボールの下にクラブを潜らせることができ、目玉でも球を浮かせて脱出することができます。
ここで、1つ疑問点が! これだけフェースを閉じて打った場合、打球はどの方向に飛んでいくのでしょうか。
頂点の二等分線方向に飛ぶ
フェースを閉じて目玉から脱出する場合、打球はフェースとシャフトの間にできた頂点上に二等分線を引いた方向に飛んできます。
野球のホームベースをイメージしてもらうとわかりやすいと思います。
目玉の場合はフェース面を気にせず、ピン方向に二等分線を向けましょう!
ピンなどの打ちたい方向に対して、若干クローズに構える形になります。
これができれば、目玉なんて簡単です!
一度試してみてください。