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もーりー

もう大オーバー大ショートにサヨナラ!?【超私的】パットの距離の打ち分け方

どうしてもパットの距離の打ち分けができない! とお困りの方向けに“もーりー流距離の打ち分け方【パット編】”をご紹介します。

ただし、かなりの我流ですので、どうしてもお困りの方のみ試してみてください!!

まず最初に……

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距離の打ち分け方をご説明する前に、必ず意識してほしいことが2つあります。

それは、

・アドレス後の始動からインパクトまで一定のスピードを保つ

・パターのクラブヘッドの真ん中でボールの芯をヒットさせる

の2点です。

今回の距離の打ち分け方は、かなりオートマチックですので、その前提としてこの2つの動作ができていないと上手くいきません。

(「ボールの芯にヒットさせる」ということがピンと来ない方は、別の記事『3つのポイントを意識してパット巧者になろう♪』を読んでみてください。)

5ヤード(歩)、10ヤード(歩)の打ち分け

距離の打ち分けの基本は『5歩』になります。

少し話はそれますが、パッティングについてはヤード単位よりも歩数単位で距離を測ったほうがいいと思います。

ほとんどの人がパットの際にグリーン上で歩測しますからね。

ちなみに私の場合は1歩がちょうど1ヤードくらいです。

まず最初に、ボールの位置ですが、左足の親指やや内側にセットします。

そうです。ドライバーを打つ時のボール位置です。

理由は2つ。

1つ目としては、クラブ(パター)の振り幅の基準が取りやすいこと。

もう1つは、ドライバーと同じ位置でセットすることで、次のホールのティーショットがスムーズにいくようにです(個人的にパターのボール位置が内側、つられて次のホールのティーショットもボールの位置が内側に入ってしまいミスショット……ということが多発したのもので)。

ボールの位置が決まったらあとは簡単♪

シューズの横幅1足分の振り幅でボールをヒットするだけです。

10歩の場合はシューズの横幅2足分です。

振り幅をシューズの横幅5歩で設定して、あとは5歩ごとに掛け算していくだけです。

あとフォローの振り幅ですが、私の場合は、5歩でも10歩でも一定です。

ヒットさせて左足の小指のちょっと先で止めるイメージですかね。

セオリーから外れてしまうかもしれませんが、完全にバックスイングだけで距離を調整します(最近はトッププロもバックスイングとフォローが均等という人は少ないのではないでしょうか)。

たったこれだけー!? と思うかもしれませんが、不思議と5歩刻みで打てちゃうんです!

ロングパットはスタンス幅を広げる

次に、ロングパットの場合です。

15歩とか20歩以上の3パットもやむなしというシチュエーションですね。

私の場合は思い切ってスタンスを広げます!

ドライバーとアイアンでスタンスは変わるから、パッティングもスタンスを変えたっていいじゃない! って感じです。

左右の足の内側がシューズの横幅3足分の間隔になるようにスタンスを広げます。

あとは写真のように、右足のシューズの内側と外側を振り幅の基準にして15歩と20歩の距離を打ち分けます。

25歩の場合、私は右足をもう1足分広げますが、あまりスタンスが広がり過ぎると腰や軸が動いてしまいます。

20歩くらいまでのスタンス幅で、あとの振り幅は目測ですね。

20歩以上の距離が残った時点で3パットは仕方ないと受け入れ、2パットで済んだら超ラッキーくらいの気楽さを持ちましょう!

7歩や3歩の打ち分けは?

これまで5歩刻みの打ち分けを説明してきましたが、実際のラウンドでは必ずしも5歩刻みではないですよね。

7歩だったり3歩だったり……。

まず7歩の場合はどうするか。

私の場合は、7歩の時はシューズの横幅1.5足分の振り幅で打つ! これだけです。

そうすると7~7.5歩分くらい転がります。

8歩や6歩の時はシューズの横幅1.5足分の振り幅を気持ちだけ狭めたり広げたりで微調整します。

ポイントとしては、1歩単位でジャストタッチ! って考えていたら逆に身体が固まってパンチが入ってしまったりするので、カップインしなかったらだいたい1歩分くらいオーバーしてもいい! ってくらいの気持ちで距離を合わせるようにしています。

ですので、9歩の距離なら10歩の距離分(シューズの横幅2足分)打ってしまいます。

グリーン上は大なり小なり傾斜がついているので、それも加味すれば2~3歩刻みで打ち分けられれば十分だと思います。

最後に3歩以下はどうするか……。

結論から言えば、感覚やら感性で打ったほうがいいです。

元々パッティングはフィーリングが大事なので。

私は元々パッティングが苦手なので、ショートパットもオートマチックにできないか試してみましたが、逆にパンチが入ってオーバーしたりショートさせたりで、上手くいきませんでした。

ということで3歩以下の距離感は感性を大事にして練習あるのみ!

それ以上の距離は徹底的に振り幅重視でオートマチックに打っていく!

繰り返しますが、どうしてもパットでお困りの方のみ試してみてくださいね。

それでは。