Gride

gettyimages/858901448
getty

ゴルフスイング

もーりー

3つのポイントを意識してパット巧者になろう♪

ゴルフあるあるですが、ラウンド中に握る回数が一番多いのに一番練習しないのがパターなんですよねー。

でも『パット イズ マネー』、『パットを制する者がゴルフを制する』。

パターが苦手、3パットが止まらなーいっていうあなた。

3つのポイントを意識してパット巧者を目指しましょう!

肩の回転を使って打つ

getty

パッティングを安定させるために最初に意識してほしいのは“肩の回転”です。

左肩を支点にして、手首は固定したまま、振り子のように肩の回転を使ってボールをヒットします。

いわゆるストローク方式ですね。

その際に、アドレスでパターを握ってできた両手の「五角形」を崩さないようにしましょう(パター以外のクラブでアドレスした時のような「三角形」のほうがしっくりくるなら、それでもかまいません)。

そうすることで、手首を使わずにクラブヘッドを動かしやすくなります。

手首を積極的に動かしてボールをヒットする、タップ方式を採用しているプロゴルファーもいます。

ただ、再現性を高めるにはかなりの練習量が必要になりますので、練習量が少ないアマチュアには、肩の回転を使ったストローク方式のほうが、良い結果が出やすいです。

ボールは毎回同じ位置にセットする

次に意識してもらいたいのはボールの位置です。

初心者の方で多いのが、ボールの位置を気にせずになんとなくアドレスをしてそのまま打っているというパターン。

これでは距離感や方向性が安定しませんので、ボールは毎回同じ位置にセットするようにしましょう。

また、左肩を支点にして打ちますので、ボールの位置は体の中央から左足内側の間にセットします。

人によってしっくりくる位置が変わりますので、最初に体の中央にセットしたボールを打ってみます。

あとはボールを少しずつ左にずらしながら繰り返し打ってみることで、真っすぐに打ち出しやすい自分なりのベストポジションが見つかるはずです。

あと上下の位置については、基本は目の真下にボールが来るようにしたら良いでしょう。

少し遠く(体から離れる方向、自分から見て上)にセットするのはかまいませんが、手前(体に近づく方向、自分から見て下)にはセットしないこと。

肩と腕が同調しづらくなってしまい、スムーズな肩回転の妨げになってしまいます。

毎回ボールの芯をヒットできていますか?

よーし、ボールを毎回同じ位置にセットして肩の回転で打てばいいんだ!

……って、ちょっと待ったーっ。これだけではダメなんですねー。

パッティングのアドレス時に、クラブヘッドを地面にべったりソールしているあなた!

インパクト時にボールの芯に正確にヒットできていますか?

パッティングが苦手、距離感が出せないという人は、ほとんどが“芯にヒットさせる”という意識がないような気がします。

クラブヘッドの真ん中でボールの芯をヒットできなければ、毎回転がりが違ってきて距離感もバラバラになります。

一方で、パットの上手な人は常にボールの芯にヒットさせているので、インパクト後にキレイな順回転で勢いよく転がり、カップ付近までスーッと転がるパットが打てるわけです。

常に同じ振り幅なのに距離がバラバラ、インパクト時に強弱をつけないと距離感が出せないという人は、ボールの芯を正しくヒットできていないことが一番の原因かもしれませんよ!

ボールの赤道ラインを意識しよう

最後に、ボールの芯にヒットさせるためのちょっとしたコツを説明するので、参考にしてみてください!

ボールの芯を“点”で意識すると、ピンポイント過ぎて緊張が高まったり身体が硬直したりと、かえって逆効果です。

まずはボールの芯を“線”で意識するようにしましょう。

ボールについているラインを、画像のようにヒッティング面にセットしましょう。

ラインはちょうど真ん中、地球でいうところの赤道の位置にくるようにしてください。

あとはこのライン目がけてクラブヘッドの真ん中をヒットさせるだけです。

なんてったってボールは真ん丸なので、ラインに当たれば自動的にドンピシャで芯にヒットしますよ♪

あとは、アドレス時にクラブのソールを地面にベッタリ接地させずに、少し浮かせたほうが良いでしょう。

私の場合は、アドレス時にクラブヘッドの真ん中が、ボールの赤道ラインになる高さまでソールを浮かせてからパッティングをするようにしています。

おかげさまで、それ以降は悩ましい3パット地獄から抜け出すことができました!

まとめ

あらためて、パット巧者になるための3つのポイントです。

その1
肩の回転を使って打つ

その2
ボールは毎回同じ位置にセットする

その3【一番重要!!】
“点”ではなく“線(赤道ライン)”を意識してボールの芯をヒットする

アベレージゴルファーは全般的にパッティングの練習をおろそかにしがちです。

今回のポイントはパターとボールさえあれば家の中でも確認や練習ができます。

さっそくキャディバッグからパターとボールを取り出して、ライバルに差を付けましょう!